メルヴィルのレビュー一覧

  • 白鯨 中

    Posted by ブクログ

    鯨を仕留め、解体しながら鯨の体の解剖学的知識や鯨の生態まで鯨学が述べられる。
    鯨には顔がないためまるで無貌の神のようだ。西洋人は鯨油と鯨骨だけ取り肉は鮫にくれてやっていたらしい。もったいない話だ。

    0
    2011年04月16日
  • 白鯨 上

    Posted by ブクログ

    何度読んでもよくわかりませんが、なにかは学べます。

    古い本なので読みにくいことこの上なしですが、ぜひご一読をお勧めします。

    ちなみにスターバックスコーヒーの名前はこの小説の登場人物から取られてます。(脇役ですけど)

    0
    2010年10月05日
  • 書記バートルビー/漂流船

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おすすめされて読んだ本。
    「書記バートルビー」
    サクッと読める量だったがテーマを考えれば考えるほど重たく、どこか日頃の考え方に引っ掛かりを付けられた話だった。
    「漂流船」
    解説にある3部構成の見方を借りれば、1部が話の大部分であり、やや長く感じるものの緻密に伏線が張られていたのだと思う。後半からは解決編として読むことができてサクサク読み進められた。

    0
    2026年01月13日
  • 白鯨 (下)

    Posted by ブクログ

    言わずと知れた名作、同時に難解との評がつきまとう。よって気難しい文体を知らず知らず想像していたのだが、読み始めて早々、むしろ饒舌な文体に面食らった。
    しかし確かに捉え所がない。現代の読者からすると、ド頭から「食人種」のあまりに不適切な描き方にやや閉口し、同時にその現実味のなさから写実的に受け止めることをやめてしまう。そのため中盤以降に怒涛のように展開される捕鯨や海洋についての蘊蓄は「本当か〜?」との思いで漫然と頁を繰るだけになってしまう。そうこうしているうちに対峙する白鯨との闘いそのものは、存外あっけない。
    なんとなく、狐につままれたような気持ちで本を閉じた。この作品は、何を伝えたかったのか?

    0
    2025年10月19日
  • ビリー・バッド

    Posted by ブクログ

    昔の文体で読みにくいけど、解説やあとがきを読んで理解が深まった。
    吃音の描写があるから読んだけど、結構少なかった。なので読むのに時間かかった。

    0
    2025年09月30日
  • 白鯨 下

    Posted by ブクログ

    解説を読んでから、また読み直したくなった。
    モービィ・ディックとは何だったのか、それは白人の魂そのものである。普段は大きな姿で悠々と泳ぐ鯨が、一度攻撃されると狡猾で凄まじい反撃に出る…
    物語のキーアイテムが実は輪廻の輪の中で繋がっていて、第一章に戻るというのも面白い。思わずポイントの文章を見返してしまう…アクロイド殺し以来の動きをしてしまった。

    この小説の良さが分かりきらなかったのか、
    モームの『世界十大小説』でも読んで再勉強してこようと思う

    0
    2025年03月15日
  • 白鯨 中

    Posted by ブクログ

    この本は鯨と捕鯨に関するデータベースでもあるのだが、独白シーンなどは現代でいうオタクの単独講演会を聞かされているように思える。
    ストーリーも少しずつ進み、鯨のパワーや捕鯨に携わる人間の力強さを感じる。

    0
    2025年03月13日
  • 白鯨 上

    Posted by ブクログ

    古典的小説としてモームの『世界十大小説』にも名を連ねる本作、漫画『文豪ストレイドッグス』に出てきて気になったという安直な理由で購入

    冒頭の人物紹介でいきなりネタバレ?色々な本からの抜粋?で始まり混乱は多かったが、訳注など参照しながら理解を深めていく。鯨自体が神話的な存在であり、捕鯨の歴史が文化交流の歴史…といった史実や抽象的なサブストーリーもあり、『知識ごった煮』とはよく言ったものだと納得。
    そういえばドラクエ11の神話に出てくる乗り物ケトスも白鯨だったな…

    0
    2025年03月09日
  • ビリー・バッド

    Posted by ブクログ

    どこかでオススメとして紹介されていた本。
    ハーマン・メルヴィルははじめて読んだ。
    作品もモビーディックしか知らないし、なんか怖そう&暗そうな作品としか知らなかった…。

    本書も不穏な終わり方をするらしいことははじめからチラチラと提示されている。
    ストーリーは短いし、実際かなり薄い本なのだけど、前半は作者自身が言うように、舞台装置の説明以外のことでも寄り道が多くて、なかなかストーリーが動き出さないのでちょっと退屈でした。
    そのぶん、中盤でストーリーは突然トップギアに入り、そのままブンブンと突き進んで終了。
    え、えー。不穏は不穏だけどそういう方向なんだなあ…。
    登場人物三人がオセロそのまん

    0
    2024年11月04日
  • 白鯨 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なかなか難しい。けど面白いです。出航までの準備期間というところでしょうか。いかにマッコウクジラが恐ろしくて偉大で強敵なのかという事は身体の芯から伝わりました。確かに、あんな巨大な海の主と対峙する事はとても勇気のいる事で、僕はとてもじゃないですが無理です。捕鯨船が世界の開拓を後押ししたというのは本当かもしれません。鯨を追いかけて数年間海の上で様々な世界中をまわるのだから。

    自分の勉強不足もあり、場面を正確に想像できてない時も多く、漢字も読み方が難しい字が多く、まだ物語を完全に楽しみきれてはいないですが、後編も楽しみです。

    0
    2024年06月11日
  • 白鯨 中

    Posted by ブクログ

    読んでいる時の面白さは勿論として、読むことで知ったこと(知識)や感じたこと(感情)を記録し、纏めて整理するために考える(思考)、その過程や結果の記録として、記憶に残すためにこの文章(書評)を書いている。そしてこれを書くことの意味を強く感じる。
    この小説は鯨や鯨漁ついてあらゆる角度から分析されていてその知識量たるや膨大である。特にマッコウ鯨のことについて、餌としてのオキアミやダイオウイカのこと、頭から噴き出す噴水のこと、セミ鯨との比較、そして世界の海でどのように生息しているかなど、とにかく詳しく描写されている。鯨の生態学の本のようだ。あとはキリがないので省くことにする。
    モビー・デックの独特の白

    0
    2023年10月12日
  • 書記バートルビー/漂流船

    Posted by ブクログ

    午後になると攻撃的で雑になるターキー。
    午前中は消化不良を起こすニッパーズ。
    そして、お菓子を調達するのが大好きジンジャーナット。

    その時点で、なかなかハードな職場だなーと思うのだけど、新たに雇ったバートルビーがヤバい。
    最初は、誰よりも静かに黙々と仕事をこなす、優等生のように思えたのだけど。

    雇用主の「この仕事をしてくれ」という申し出に、「いえ、私はそれをしない方がいいと思います」と断り続ける辺りから、世界は不協和音を奏ではじめる。

    後の「漂流船」でも、奴隷というテーマを扱っているのだが、確かに雇う側と雇われる側というのは、不公平な関係性ではある。

    「バートルビー」の雇用主は、なるべ

    0
    2023年01月29日
  • 白鯨 (下)

    Posted by ブクログ

    冗長さが全体のクオリティを下げているような気がするが,書記を疑わせるような記述は現代にも繋がっていると思う。

    0
    2022年10月05日
  • 白鯨 (上)

    Posted by ブクログ

    冗長さが全体のクオリティを下げているような気がするが,書記を疑わせるような記述は現代にも繋がっていると思う。

    0
    2022年10月05日
  • 白鯨 (下)

    Posted by ブクログ

    大好きな歴史漫画『風雲児たち』にて、漂流していたジョン万次郎一行を救出した捕鯨船のことをふと思い出した。作者のみなもと太郎氏曰く、欧米のクジラ漁は燃料に使われる鯨油(げいゆ)確保のためだけで、日本のような肉目的ではなかったという。
    今ではその史実を棚上げ、わが国の捕鯨を批判する傍らで本書を米文学の名著だともてはやす。こればかりはアメリカという国がよく分からん…笑
    まぁ何だかんだ言って夏っぽい作品だし、同名のジェットコースターがあるくらいスペクタクルっぽいし…ということで、世間の夏休みに便乗して自分も航海に出た。

    主人公イシュメールが、宿屋が満室だったため先客で銛手(もりうち)のクィークェグと

    0
    2022年07月31日
  • 白鯨 中

    Posted by ブクログ

    捕鯨にさほど興味がない人には結構しんどい中巻。腹一杯のところに容赦なく詰め込まれる鯨知識の数々。読み進めるコツは多少わからなくても我慢して進めること、巻頭の船の解説図をよく見返すこと、そして何より蘊蓄の内容よりもメルヴィルの語り口に着目すること。そうすれば知らぬ間に沼(舞台は海だけど)にはまり込んでいる。

    0
    2022年07月30日
  • 書記バートルビー/漂流船

    Posted by ブクログ

    バートルビーは、主人公の心の広さや葛藤が細やかに描かれており、感情移入ができます。結果のところバートルビーがなぜ頑なのかはわからないままではあるが、読み手の感情を揺さぶる人物であることは間違いなく、作者の意図にまんまとかかってしまいます。
    漂流船は、なんだか方向感がない展開でめんどくさくなって読み飛ばしました。ミステリーだったんですね。展開次第ではもっと魅力的な作品になりそうな題材ですが話の筋に関係ない部分が多く注意散漫になってしまいました。

    0
    2022年03月13日
  • 白鯨 (上)

    Posted by ブクログ

    昔から有名な文学作品の1冊ですがどちらかと言うと翻訳が分かりづらく意味不明な部分も結構あるが船乗りの勇猛果敢な物語と言う感じです。またキリスト教的な考え方と物語のストーリーが交差していて、味わい深く一度は文学作品として読んでみると良いでしょう。

    0
    2021年02月09日
  • 白鯨 下

    Posted by ブクログ

    鯨のことを知ることはできた。
    その他には人種や宗教に関する尊重というのか受け入れというのか。
    しかし全体としてこの小説と言えばいいのか語りと言うのかをどう捉えたらいいものか分かりかねている。

    0
    2020年11月21日
  • 白鯨 上

    Posted by ブクログ

    序盤以外は語り手が定まらず、視点がふわふわと漂って海の上に浮かんでいるように感じる。その頃には物語も海の上で、うまい具合に誘導されていると感じた。聖書や歴史からの引用や比喩がふんだんで、わかりにくいことも多いが、それがかえって丁寧に読ませる。もっと冒険物語かと思ったが、人間の内面を掘り下げたり哲学的なところもある。モービィ・ディックはまだ姿を現さないが、その伝説が好奇心をそそる。さらにエイハブ船長の未来が気になる。それにしても、長い長い序章である。

    0
    2020年04月29日