結城浩のレビュー一覧

  • 数学ガール/ガロア理論

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    冬休み、予定以上に本が読めてる(^^)
    相変わらず読みやすいです。
    数学は、こうせつめいするっていうヒントをもらっています。こういう「ライトな理工学書」は大好きですね。

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    2012年12月25日
  • 数学ガール/乱択アルゴリズム

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    最終的に乱択アルゴリズムを理解するために必要な知識を学生の対話形式にてわかり易く解説しています。
    450ページくらいありますが、物語風で書かれていることもあり、思ったほどのボリュームは感じずに一通り読むことが出来ました。
    (もっとも、出てくる数式を一つ一つ自分で手書きで書き起こして検証しようと思ったら結構な時間はかかると思いますが)
    数学ガールシリーズを読んだのは始めててすが、丁寧に解説されているので文系卒の私でも概要については十分理解出来ました。
    実はもともと知りたかった内容とは別だったのですが、それを加味しても読んで面白かったと思える1冊でした。

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    2012年12月04日
  • 新版暗号技術入門 秘密の国のアリス

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    暗号について簡単に網羅している本。
    結城さんの本らしく、読者のためにわかりやすい言い換えなどが散りばめられてた。夏の短期講座で学んだ暗号の補足にぴったりでした。

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    2012年11月25日
  • 数学ガール/ガロア理論

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     シリーズ五作目。方程式が代数的に解けるための必要十分条件を見出したガロアの理論を,ガロアの第一論文に沿って見ていく。といっても本書の大部分は体の拡大とか群論といった準備に充てられている。
     理系の大学に行っても,数学をしっかりやらないとガロア理論なんてかすりもしないけど(自分がそうだった),そこにはものすごく豊かな世界が広がっているのが感じられる。数学の本質が垣間見えるというか,いろんなものがつながっていく。角の三等分と方程式の可解性にこんな関係があったとは。
     受験勉強してたころ,高校数学の範囲でも相当目から鱗で,数学って面白いと感動したものだ。でも,本当の数学ってそんなの目じゃないくらいに面白い。数学ガールシリーズは,それを効果的に教えてくれる大変な好著だと思う。小説部分は苦手だけど。

    「方程式が代数的に解ける」とは,方程式のガロア群から出発して,位数が素数の剰余群だけが出てくるように,正規部分群で次々割って群を縮小していって,最終的に単位群になるような正規部分群の列を作ることができること。
     一般n次方程式のガロア群はn次対称群S_n。n ≧5については,S_nの正規部分群は自分自身と単位群のほかにn次交代群A_n(位数n!/2)しかない。 n!/2は素数でないので,一般n次方程式は代数的に解くことができない,つまり一般n次方程式に解の公式はない。
     角の三等分の作図不可能性は,五次方程式の代数的不可解性と似てる。角の三等分が定規とコンパスで作図できないことは,有理数体から出発して開平を添加して体を次々に拡大していっても,求める角(の余弦)を含むようにできないことから分かる。
     五次方程式が代数的に解けないことは,有理数体から出発して羃根を添加して体を次々に拡大していっても,方程式の解をすべて含むようにできないことを意味する。
     開平が羃根をとる操作に変わったわけだが,このせいで,五次方程式の代数的不可解性の方は,体の議論だけでは証明ができなくなっている。証明には対応する群の関係も考慮する必要があり,それで現れたのが,方程式のガロア群。
     係数体から出発する体の拡大が,ガロア群から出発する群の縮小に対応するというわけ。

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    2012年10月17日
  • 数学ガール ゲーデルの不完全性定理 2

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    ミルカさんのクーデレっぷりを堪能する巻。
    じっくり考えると、書いている内容はわかる(最後のヒルベルト計画とか肝心のゲーデルの不完全性定理は端折りすぎてわからんが)のだが、本当にこれでいいのか?と疑問に思う。
    数学も高度になると国語になってくるからむずいorz
    ちゃんと理解するには原作を読むべきか。

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    2012年09月25日
  • 数学ガール フェルマーの最終定理 1

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    シリーズごとに絵師が変わっている・・・。
    今回の話で、「容疑者Xの献身」の石神のセリフの代数と見せかけて幾何の問題とか言っていたセリフを思い出した。
    大学受験対策とかで違う形で考えたら、結構解けることがあった。
    図形の問題でも、複素平面にしたら単なる計算問題になって簡単じゃんみたいな。
    なかなか懐かしい。

    今回は高校数学で習うことはまずないであろう、素数指数表現というのはなかなか面白かった。

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    2012年09月24日
  • 数学ガール 上

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    ネタバレ

    数学の話をメインに恋愛を絡ませるという無茶なストーリー。
    もともと数学が好きだったおじさん(おねえさんw)向けの作品かな。

    主人公に対して数学の問題を出す女の子と、主人公に数学を教わる後輩女子高生の三角関係。

    女の子からの問題は数列で、後輩に教えるのは方程式など。
    完全に数学とかから離れてしまった私としては、本当に懐かしい限り。

    整数aの約数のすべての和を示せという問題は、すぐにはできなかった(老いた・・・)。
    内容はともかく作画が少し残念

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    2012年09月22日
  • 数学ガール/ゲーデルの不完全性定理

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     不完全性定理の証明にリベンジ。証明はゲーデルの論文に沿っていて,結構詳しい。定理の意義も解説。「数学の限界」だとか「理性の限界」という理解は間違っていることを易しく示してくれる。
     数学の定理であるゲーデルの不完全性定理が,理性の限界など証明するわけない,ていうのはまあ当たり前だよね…。深読みしすぎ…。というか,この俗説って論理学・数学の素養のないいい加減な文系知識人がまき散らしてきたデマなんじゃなかろうかね。
     証明の骨子は次のとおり。
    1.形式的体系Pの基本記号・公理・推論規則を定める。
    2.Pの基本記号と列に数を割り当てる「ゲーデル数」を導入。
    3.原始再帰的述語を定義し,表現定理を紹介。
    4.算術的述語から証明可能性述語まで46個の関数を定義。
    5.以上から決定不可能な文(ゲーデル文)を構築。
     原始再帰的関数の満たす諸性質の導出とか,表現定理の証明については触れられていないけど,かなり詳しくゲーデルの証明を追えるようになっている。これはすごいと思う。第一だけでなく第二不完全性定理まで。

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    2012年09月10日
  • 数学ガール/ガロア理論

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    久しぶりに読んだ数学の本。読むたびに好きだと実感する。
    数学ガールは、いつもそこが知りたかったんだというところに言及している。今回の途中に出てきた基底と次元の話は非常にわかりやすかった。
    こんな風に数学について話せる仲間が羨ましいなとつくづく思う。


    再読時はもっと数学の理論をしっかり追おう。

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    2012年08月06日
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理

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    無限降下法という手法は初めて知ったかもしれません。そしてこれでフェルマーの最終定理の四次の場合が証明できるとは。最後でフェルマーの最終定理の概観が知れたのはよかったです。そして7章以前は大学でやったばかりだというのに新鮮に見えてしまう残念さよ。

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    2012年07月12日
  • 数学ガール/ガロア理論

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    読んでいて鳥肌の立つほどそそられる本でした。

    あみだくじにはじまり、角の3等分問題、作図可能性の問題、正規拡大体、正規部分群、ガロア理論、、、と非常に興味深いトピックを無理なく自然に、とてもわかりやすく記述しているのは、驚嘆に値します。

    おそらく著者自身が、これはどういうことなのか、ということを腑に落ちるまでじっくりじっくり煮詰めたからこそ、こういう本が書けるのだろうな、と思いました。「例示は理解の試金石」、確かに私もそう思います。

    本当は有限体まで言及されていることを期待していたのだけれど、(それは言及されていなかったのだけれど)、私はこの本に、迷い無く5点をあげたいと思います。

    超良書!

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    2012年06月26日
  • 数学ガール 下

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    数学って面白いけど、
    マンガみたいにビジュアル化するのってとっても難しいなぁといつも感じていたので、一つの答えだな~って思ってみていました。

    恋路と絡めてあって、うまいなぁ、と気づいたら下巻。

    素敵な漫画でした!☆

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    2012年06月13日
  • 数学ガール/乱択アルゴリズム

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    確率、順列、組合せ、O記法、行列と、本当に丁寧に分かりやすく書かれていました。

    難度のインフレーションについては、今回はさほどではなかったものの、第8章あたりから手ごわくなって第9章はストーリーを追ってしまい、数式は後回しの状況です(そのうち読み返すかなぁ)。

    そうそう。『ソフトウェアの品質評価法』という本の確率の定義のところですが、数学ガールではこんな風になります(公理1の部分だけ書きますね。後は本を読んでね)。

    確率の公理
    Ωを集合とし、A, BをΩの部分集合とする。
    PrをΩの部分集合から実数への関数とする。
    関数Prが以下の公理P1, P2, P3を満たすとしよう。

    公理P1 0≦Pr(A)≦1
    公理P2 Pr(Ω)=1
    公理P3 A∩B={}ならばPr(A∪B)=Pr(A)+Pr(B)

    このとき、
     ・ 集合Ωを標本空間と呼び、
     ・ Ωの部分集合を事象と呼び、
     ・ 関数Prを確率分布と呼び、
     ・ 実数Pr(A)をAが起きる確率と呼ぶ。


     「この不等式は何を表現しているかな」とミルカさんが言った。
       0≦Pr(A)≦1
     「ええと、この不等式は≪事象Aの確率は0以上で1以下≫ということですね」とテトラちゃんが答えた。「でも……あの、どうして、関数Prはこの不等式を満たすんでしょうか」
     「テトラ、その質問は無意味だ」とミルカさんが言った。「私たちは≪関数Prはこの不等式を満たす≫といいたいのではない。≪関数Prを確率分布と呼ぶためには、この不等式を満たさなければならない≫といいたいのだ」
     「はあ……」
     「数式を使って≪関数Prはこれを満たさなければならない≫と定める。それはつまり、関数Prに対して制約を課したことになる。そして≪このような関数を確率分布と呼ぶ≫という。これが、公理的定義の常套手段なのだ」
     「……この制約を満たすことが、確率分布の条件ということですか」
     「そう。公理P1が条件の一つ目だ」とミルカさんは頷いた。

    こんな形で、コルモゴロフによる確率の公理を説明していっていきます。
    素晴らしいなぁ。

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    2012年05月01日
  • 数学ガール/ゲーデルの不完全性定理

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    "ε-δ論法"の説明がとても分かりやすかったです。

    それから、《重なるペア》の話がものすごく良い。『数学ガール』の本質を表している話だと思いました。

    さて、タイトルにある「ゲーデルの不完全性定理」ですが、第1章にいわゆる「クレタ人の嘘つき問題」の亜流が載っていたので『理性の限界』のような理解のさせ方をするのかなと思って読んでいたのですが、その予想は見事に裏切られ、きっちりと証明してくれました。

    うーん。一読しただけの今はまだちゃんと理解できていないけどすごいことだと思います。

    それから、テスト関連の人は、数学で言うところの「同値関係」の説明がしっかり書いてあるので抑えておくと良いかもしれません。

    ということで、お勧めです。

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    2012年05月01日
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理

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    ツンデレのミルカさん、ドジッ娘のテトラちゃんに、今回新たに登場した妹キャラの(主人公の従姉妹の)ユーリら数学ガールたちと主人公である僕が織りなす物語です。

    全体的によいのですが、なかでも「砕ける素数」の話が一番おもしろかったです。要するに、2, 3, 5, 6, 11, 13, 17,...は整数の世界では素数だけれど、複素数(ガウスの整数)を持ち込むと、
     2 = (1+i)(1-i)
     3 = 3
     5 = (1+2i)(1-2i)
     7 = 7
     11 = 11
     13 = (2+3i)(2-3i)
     17 = (4+i)(4-i)
    と言ったように、積で表せるもの(2, 5, 13, 17, ...)といった「砕ける素数」がある、そして、どういう素数は砕けるのかについて数学ガールたちとその規則を発見しそのルールを証明するといった話です。

    本書では、群・環・体の話も出てくるのですが、折角アーベル群の話がでたのですから、対称性の話など数学の概念が、物理的な世界観を拡大しているといったつながりも書いて欲しかったなぁと思うのは、物理科出身のせいか。
    そうそう。直交表と関係深い有限体の話もでてきます(拡大体まではでてこないけどねー)。難しい整数論の本を読む前のウォーミングアップにもいいですね。
    ということで、前作同様素晴らしい完成度なので数学好きな方はもちろん、そうでない人もおもしろいと思います。

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    2012年05月01日
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理

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    フェルマーの最終定理をものすごくザックリとではあるが、数学的に理解できた(かな?)。数学的なあらすじが分かるので、これからもっと詳しくフェルマーの最終定理を勉強したり、途中でつまずいた時にこの本に戻ってくると良いかも。フェルマーの最終定理について畳み掛ける最後の部分で難しくなるが、本の終盤に至るまでは、前作の「数学ガール」と同じくらいの難易度だったので読み易かった。

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    2012年04月03日
  • 数学ガール フェルマーの最終定理 2

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    コミカライズ版の2巻目です。
    水着回が着目ですが、ミルカさんは普通の野暮ったい水着ですw
    ミルカさんの過去なんかも描かれたりと面白く読めます。

    「ガロア理論」ももうすぐ出版されますし、コミック版から始めて数学ガールの面白さ、数学の面白さを感じて欲しいです。

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    2012年03月30日
  • 増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門

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    ネタバレ

    偉大なる先人の知恵を拝借
    専門書なのに読み手に解りやすいよう書かれている。例え話も多く物語みたいな感覚でも読めるので面白い

    パターンを使う事によって得れる利点が解りやすく書かれている

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    2012年03月15日
  • 数学ガール ゲーデルの不完全性定理 2

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    うわああああああああああああああああああんミルカさんかわいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお原作と違って女の子見せまくりでもそこがいいいいいいいいいいいいテトラちゃんもユーリもかわいいいいいいうわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ




    コミカライズというよりは、小説を原案としてかなり数学の込み入った話を削っているだけあって別作品かな。

    もちろんミルカさんかわいいのでオーケーです!

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    2012年03月01日
  • 数学ガール ゲーデルの不完全性定理 2

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    書籍版とはまた違った「数学ガール」の世界。
    カワイイ系の絵柄だけども、数学の面白さがガンガン伝わってくる。
    若干消化不良のところもあるがおすすめできる一冊。

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    2012年02月15日