結城浩のレビュー一覧

  • 数学ガール/乱択アルゴリズム

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    数学ガールシリーズ第4作。
    今回は更に新キャラクターが加わり、物語の方もますます充実。双倉博士の娘、赤毛のリサ。実際、今回の物語には欠かせないキャラクターではないだろうか。しかし...、主人公がますます羨ましい。

    学生時代は、さほど計算機関係に興味があったわけではなかったので、アルゴリズムや確率の話は興味の対象ではなかった。ただ、大学卒業時のゼミの一つで、確率論の講読があったので自分でも勉強しようと確率論の教科書を買った。コルモゴロフの教科書で、いきなり公理から始まる。後に、経験的事実との関連も簡潔に述べられてはいたが、もちろん数学科ではない自分の中ではうまくリンクせず、理解にはほど遠いなん

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    2014年03月09日
  • 数学ガール/乱択アルゴリズム

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    昔学んだはずなのに結構忘れていて思わずノート片手に数式を書き連ねてしまった。テトラちゃんの存在は読み手としてもとてもありがたい。しかも、対話形式なのでわかりやすくなっていると思う。読むだけならそれほどでもないけど、ちゃんと数式を追いながら読んだら結構時間かかってしまった…けれども他のシリーズを思わず読んでみたくなった。もう10年くらい前にあれば良かったなーと思います。

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    2014年02月09日
  • 数学文章作法 基礎編

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    書いていることは当たり前。ただ、その当たり前な事を書くために忘れがち、手を抜きがちな所を改めて思い知らされる本。やっぱり結城先生の本は読みやすい。薄い文庫だけど辛い人には最後の8章を読むだけでもよいかも。

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    2014年01月14日
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理

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    ネタバレ

     読んでいると今まで習ってきた数学がつながっていく感じがした。説明が基礎的なことから書いてあり、1章読むごとに納得して読み進めることができた。今まで道具として使ってきた数学の世界が見え、数学を楽しむことができ、数学に興味を持つことができた。

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    2014年01月04日
  • 数学文章作法 基礎編

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    題名に「数学」とついているが、どんな文章を書く際にも常に意識しておきたいエッセンスがたくさん含まれている。ぜひ常に手元に置いておきたい一冊。

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    2013年12月22日
  • 数学ガール/ガロア理論

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    頭がほぐれる.気持ちが沸騰する.面白い.
    数学で「あっ!わかった!」ってなる感覚を連続で追体験する感じ.

    全体的には,数学8割にラノベ2割といった成分構成かな.
    数学の解説を,登場人物同士の会話で展開してて,しかも登場人物には
    ちゃんと思考のクセが設定されてるので,多方面の視点を自然に提供出来ていて,ただ単にハーレムラノベにしたいから(たぶん美)少女をそろえたわけじゃないんだぞ,という感じする.

    シリーズ5作目なのを知らずに初めて読んだけど,全く問題なかった.
    ぶっちゃけ,ガロアの第一論文をまんま解説しにかかる最終章はちょっと寝室読書では追いつけなかったけど,非常に楽しめた.

    シリーズの

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    2013年11月24日
  • 数学ガールの誕生 理想の数学対話を求めて

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    結城浩さんの著書が好きな人が結城さんのように分かりやすく物事を伝えたいなら読んでおきたい一冊。

    本書は結城さんの講演を元に書籍化したものです。また、数学ガール以前に書かれた数学ガールの元になったお話も付いてきます。Webで公開されていたものです。

    本書には、数学ガールを書くのに大事にしたことやこだわりが詰まっています。何かを書くときのバランス感覚は読者のためになるかを中心にしつつ自分のやりたいように、型にハマらない力を感じました。

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    2013年11月07日
  • 新版暗号技術入門 秘密の国のアリス

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    情報学部の学部生だった頃に読んだ。換字式暗号からRSAなどの公開鍵暗号までに一通り触れられていて、現代の暗号についての基礎的な知識を一通り学ぶことができた。

    その後、研究室に入り専門的に暗号の研究をした際にも、この本の内容はそれなりに役に立った。

    そんな思い入れもあり、暗号の世界から足を洗った今でも、この本は本棚に置いてあり、たびたび眺めて楽しんでいる。

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    2013年10月23日
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理

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    数学ガールシリーズ第2弾。
    今回は、ミルカさんとテトラちゃんに加えていとこのユーリが登場。ピアノのエイエイや主人公の母親がまた面白く、物語としても非常に楽しく読む事が出来た。
    テーマはフェルマーと最終定理というミレニアム問題にもなっていた問題。こんなものを高校生や中学生が扱うんかい! と、半信半疑で読み進めた。確かに最終的な証明は出来ないとは言え、ぼくのような一般人にとってはかなり面白いと思う所まで導いてもらったのと、もう少し理解を深めたいという気持ちになる内容だった。
    本書で印象に残ったのは、素数指数表現によるベクトル空間への架け橋だろうか。数論と幾何がこんなつながりをするんだと言う事に感動

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    2013年10月17日
  • 数学ガールの秘密ノート/式とグラフ

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    中学生でもわかり易い内容である.
    スラスラと読める.

    分かりやすい分ちょっと物足りないかもしれない.

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    2013年09月20日
  • 数学ガール/フェルマーの最終定理

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    中学生のユーリが現れたことで数学のトピックスが若干初等寄りになって分かりやすいところが多い。
    だが、やはり高等数学に関してはチンプンカンプン。
    それでも数学に対する興味を引き出す書としては相変わらず秀逸。

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    2013年08月11日
  • 数学ガールの秘密ノート/式とグラフ

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    とても良い本です。考えることが好き人、伝える文章を書く人、中学生の人。とにかく様々な人が楽しめる一冊になっているように感じました。

    取り上げている題材は中学生の範囲の数学です。されど侮れません。たくさんの気付きがありました。とにかく作りが丁寧で、章の頭のコトバや終りのコトバは本当に鳥肌立ちますし、練習問題の選択も素晴らしくて、もともと持っているイメージを整理してくれて、視点を広げてくださいました。

    数学文章作法の具体例として読んでもおもしろいと思います。

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    2013年07月30日
  • 数学ガールの秘密ノート/式とグラフ

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    関数や比例、反比例などが私でも理解出来ました。
    練習問題もあって、理解を深められると思います。
    これをとっかかりに挫折してた本家数学ガールに挑戦しようかな

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    2013年07月19日
  • 数学ガールの秘密ノート/式とグラフ

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    数学ガールの簡単なバージョンで、≪図形の世界≫と≪数式の世界≫を行きつ戻りつしつつ、それぞれの理解を深めることが出来る本です。

    反比例のグラフについて、自分も子供の頃に同じような感想を持っていたので懐かしくなりました。

    それから、付録のようなエピローグで説明されている、立体への拡張が良かったです。

    数学の面白さですよね。

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    2013年07月16日
  • 増補改訂版 Java言語で学ぶデザインパターン入門

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    オブジェクト指向プログラミングをしている人、必読の書であると思う。
    ある程度、JavaやC++を書けるプログラマが読めば、プログラミングの幅が広がり、見通しの良いプログラムが書けるようになると思う。
    サンプルコードや解説も分かりやすく、即実践に活かせる。

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    2013年06月26日
  • 数学文章作法 基礎編

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    プログラミングの入門書を多数執筆されている著者による,数学の文章を書くときに気をつけることをまとめた本.
    著者のいいたいことはただひとつ

    「読者のことを考える」

    これは数学に限らずHPでも説明書でもパワーポイントでも,ほとんどすべての書き事にとってもっとも大切なことだと,改めて思いました.

    粒度を揃える/語尾を揃える/語句を統一する/二重否定を避ける/順序,階層は一方通行に/メタ情報与える/適切な例示を/問いと答えの呼応
    などなど

    正に「神は細部に宿る」という丁寧さです.

    著者の本,『数学ガール』にもでてくる次の言葉も大変によいなと感じ入るところです.

    「例示は理解の試金石」


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    2013年06月23日
  • 数学文章作法 基礎編

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    「読者のことを考える」とは、よく言われるが、どのように考えればよいのかが具体的に書かれている。
    変数の説明や数式混じりの文章の書き方について、細かに丁寧に述べられている。『理科系の作文技術』は定番だが、「数学的な文章の書き方」にまでは踏み入っていなかったはず。合わせて読むのが良いと思う。

    理系なら少なからず数式を書く機会がある。
    広く読まれるべき。

    論文を書くときには、手元に置いて推敲したい。

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    2013年06月02日
  • 数学文章作法 基礎編

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    テクニカルライティングに必要とされることが網羅され、しかも簡潔にして、読みやすい。例はタイトル通り数学の問題が多いのだが、下手な例文より、よっぽどわかりやすいです。
    テクニカルライティングの本は読んでて面白いものは殆ど無いのですが、これはテクニカルライティングの本として、テクニカルライティングに興味の無い人に勧められるレベル。
    斎藤美奈子の『文章読本さんへ』とあわせて読むと、またいいかも。

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    2013年05月16日
  • 数学文章作法 基礎編

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    数学文章とあるが、論文にも適用できる文章術。内容自身も簡潔に書かれており、文章の良い例悪い例と比較して、大変わかりやすく書かれていた。卒論生などには特にお勧め。

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    2013年05月14日
  • 数学文章作法 基礎編

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    『Software Design』5月号の特集、お勧め書籍で『理科系の作文技術』が二回紹介されていたが、この本も併せて読むべき

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    2013年05月06日