櫻いいよのレビュー一覧

  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

    Posted by ブクログ

    意識してなかった自分の小説への考え方に読んでいて気づいたり、好感が持てる文章の作家が多く作品の雰囲気がどれも良かった。

    0
    2021年05月13日
  • 交換ウソ日記 : 下

    ネタバレ 購入済み

    ハッピーエンド

    瀬戸山くんがめちゃくちゃ男の子!男らしく引っ張ってくれました。
    主人公のような人から見たら八方美人な人もいるだろうけど、その人なりに考えての処世術なんだろうな。
    上巻の終わりで気付いてたっぽいけどやっぱりかーと。それでも交換日記を続けた理由も納得です。
    満足しました。

    0
    2021年04月22日
  • 交換ウソ日記 : 上

    ネタバレ 購入済み

    ドキドキハラハラします

    学校の人気者から告白されたと思ったら勘違いで実は友人への手紙だったってせつない!初めは何も思わなかったのに、手紙やノートを交換し、本人に触れるうちに好きになっていく過程がよく描かれてました。
    ただ上巻のラストでヒーローがノートをやり取りしていたのが主人公だと気付いたっぽいので今後どうなるかハラハラします。

    0
    2021年04月20日
  • 海と月の喫茶店

    購入済み

    久々に。

    久々にまっすぐな小説を読みました。複雑な小説ではなくて、主人公の女の子が環境の変化に悩みながら成長していくお話でした。主人公の真っ直ぐさに自分が子供のころも純粋に真っ直ぐに過ごしていたのになって懐かしさを感じました。内容的には読みやすくて大人向けではないのかなと思いましたが、読んでみてよかったです。

    0
    2021年03月27日
  • 世界は「 」で満ちている

    Posted by ブクログ

    由加の言動・出来事に自分の中学時代が重なったこともあり、必要以上に感情移入したところもあった。許せないなら許さなくてもいい、この言葉に自分の心が救われた気がする。知らず知らずに自分が毒に侵されることも、自分次第で解毒できることも、そういう考え方って素敵。正義感も勢いも良いけれど、突っ走るだけでなく相手の話を聞くこと、聞いた上で判断すること、今は判断できず曖昧でも時間をかけて判断する方法もあること。どれも私に必要。あの頃の私に戻れるなら、もう一度色々なことや人に向き合ってみたい。そうしたら何か違う関わりができたかも。とはいえ、もう戻ることは難しいので、この読後のエネルギーを今日からの人生の糧にす

    0
    2021年03月26日
  • 交換ウソ日記 分冊版 : 2

    ネタバレ 無料版購入済み

    切ない。でも青春だなぁ

    瀬戸山くん、そりゃぁないよ〜。まさか別の子の名前だなんて…。あんなに毎日ドキドキ期待していたのがバカみたいに思えてしまう。でも青春だなぁ。

    0
    2021年03月12日
  • 交換ウソ日記 分冊版 : 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    ドキドキ緊張

    机に入っていたラブレターにドキドキ。同じ紙に交換日記形式でつづっていく。宛名が書いていないだけに、まだまだ不安ながらも期待。ドキドキの緊張が伝わってきます。

    0
    2021年03月12日
  • 海と月の喫茶店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高校生の次女から借りた本。
    家族で引越し、転校余儀なくされた主人公・香月。新しい学校に馴染めず、授業もついていけず、友だちも作れない。
    お父さんには家事なんかしなくていい。自分のことをしなさい。と言われる。
    私にもできるんだ!と見せたくて、おばあちゃんが作ってくれたおやつ以上のものを作りたいと、同級生の立海にアドバイスをもらいながら奮闘する。
    が、うまくいかない。
    ここには居場所がない。前にいた場所に戻りたい。と願う。
    だけど、前の学校の友だちと会っても、時は流れていて話が合わない。自分の居場所はここにはもうなかったと泣きながら立海に電話する。
    「香月は強いよ。1人でがんばろうとする。」そう励

    0
    2021年03月02日
  • 近くて遠くて、甘くて苦い ひかりの場合

    Posted by ブクログ

    主人公の中学2年生のひかりは、ちょっと地味目で小説を読むのも書くのも好きです。大好きなサッカー部の藤木くんとの妄想デートを小説に書いています。藤木くんは背が高くて女子に人気があり、告白することもなく片想い中です。そんなある日、なんと藤木くんに呼び出されて告白され、両想いだったことが発覚、付き合うことになります。でも、ぎこちない二人。自分に自信のないひかりは藤木くんに釣り合う彼女になりたいと、思い悩みながらがんばり始めます。元カノも気になり、小説も書けなくなってしまいます。かわいくて、きゅんきゅんすること必至のお話しです。

    0
    2021年01月09日
  • 近くて遠くて、甘くて苦い 咲月の場合

    Posted by ブクログ

    主人公の中学1年生の咲月(さつき)には、同じマンションに隣に住む有(たもつ)くんという幼なじみがいます。小学2年生のバレンタインデーの時に咲月が作った手作りクッキーを有に笑われて食べてもらえなかった黒歴史があるものの、なんだかんだと家族のように仲良く過ごしてきました。そんなある日、有のことが好きな結愛(ゆめ)ちゃんというかわいいくてお菓子も作れる子が現れます。咲月も王子様のような先輩に苦手だったお菓子作りを教えてもらうことに。素直な気持ちにさせてくれるとっても甘くてかわいい中学生の恋のお話です。

    0
    2020年12月27日
  • 近くて遠くて、甘くて苦い ひかりの場合

    Posted by ブクログ

    ひかりちゃん、スーパーかっこいい女の子なので、全国の少年少女たちはこれを読んだらいいと思います。

    自分の好きなものを、好きだと言えること、
    相手の好きなものを、肯定すること(少なくとも否定しないこと)
    生きていくうえでとても大事なことが書いてあるので、お子さまがいる親御さん、ぜひともお子さまに読ませてあげてくださいませ〜


    あと、挿絵がスーパーかわいい。

    0
    2020年12月23日
  • きみと、もう一度

    Posted by ブクログ

    主人公の千夏は20歳の大学生で、同棲している恋人の幸登がいますが、最近はすれ違ってばかりで、不満が募ります。15歳の時に好きだったのに告白できなかった男の子の今坂くんと心の中で比較してしまいます。そんな中学時代に告白できなかったことや、それが原因で喧嘩してしまった親友のセイちゃんとのことが、後悔やわだかまりとなって心に残っています。そして、その親友だったセイちゃんと初恋の今坂くんが幹事の同窓会の案内が届きます。同窓会に参加するかどうか悩む千夏ですが、実家に戻った時に、後悔の15歳に戻ってしまいます。今度は失敗しないようにと中学校卒業式までの1週間をやり直します。物語の最後にじんわりと涙する恋愛

    0
    2020年11月21日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読後にまず思ったのは「小説の神様」であって「小説家の神様」じゃないんだ、ということ。小説に関わる人――書く人、読む人、売る人、評する人――すべての人の神様なんですね。だから、小説家以外の人達にも「小説の神様」と関わる物語があって、それぞれの人たちが小説と真摯に向き合って……というお話が生まれ、小説好きな私はそうしたところで本作が気にいったんだろうな、と思いました。

    個別の作品で言えば、収録作群の中では異色に映りますが「モモちゃん」が一番気に入りました。ラノベテイストに最初は違和感を覚えましたが、自作の世界に入り込んで自分の描写力の無さや知識の浅さを身をもって痛感するところなど、それこそ宮沢賢

    0
    2020年11月20日
  • きみに、涙。~スターツ出版文庫 7つのアンソロジー①~

    Posted by ブクログ

    知らない著者もいたがなかなか楽しめたかな。
    短編だから、少し考えさせられる。
    短編を書くってやはり難しいのだろう。

    0
    2020年11月12日
  • そういふものに わたしはなりたい

    Posted by ブクログ

    高校2年のクラスの優等生で人気もある学級委員長の睦月澄香は、雨で増水した川で溺れて昏睡状態にとなり入院します。澄香は自殺未遂との噂が流れる中、澄香に関係する5人の同級生、クラスで当たり障りなく過ごす浅田佳織、何かと佳織にちょっかいを出す小森真也、派手な安藤知里、図書室で本を読む友の友達の高田純平、澄香の彼氏の楠山友、そして学校に出入りして澄香にエサをもらっていた猫、それぞれが知る澄香のイメージが違っています。順番に語り手が変わっていき、本当の澄香が明らかになっていきます。不器用で未完成な高校生たちの葛藤や痛みが心に刻まれていきます。

    0
    2020年10月21日
  • 近くて遠くて、甘くて苦い 咲月の場合

    Posted by ブクログ



    あまいいいいいいいいいい!!
    かわいいいいいいいい!!
    と、全わたしが叫んでます。

    わたしが小学生の頃の青い鳥文庫にこんなにかんわいいお話なかったよ…
    今の子どもはこんなに素敵な恋物語を青い鳥で読めるの??うらやましい…

    挿絵もかわいいしポストカードは撫でたいし、とにかくかわいいが詰まった一冊です。

    シリーズということで次回作もた!の!し!み!

    0
    2020年09月14日
  • イイズナくんは今日も、

    Posted by ブクログ

    人と人、人と物の縁が視える主人公。
    登場人物のキャラクターが最高にぐっ!とくる。
    心が温まる青春物語。

    0
    2020年09月07日
  • 真夜中だけの十七歳

    Posted by ブクログ

    翠は駅前の繁華街から少し離れた夜の公園で5人から7人の高校生の仲間たちと集まって過ごしています。そんなある日、女子高生の桃子と出会います。桃子も土曜日だけこの高校生の集まりに参加するようになり、次第に翠と惹かれ合うようになります。実は23歳のOLの桃子が制服を着て街に出たのは、ほんの息抜きのつもりでした。そして、学校にも家族にも孤独を感じていた翠にも秘密がありました。
    嘘から始まる本当の恋の物語です。ほんわかしました。

    0
    2020年08月15日
  • 偽りの君と、十四日間の恋をした

    Posted by ブクログ


    繭も湊人も、すごくいいよさんらしいなぁ。

    このほどよい苦さと微妙な拗らせ具合は、彼女にしか表現できないものだなといつもおもう。

    繭を受け止めるには湊人はまだ早いかなと感じたけれど、18歳でこんな恋を二度経験した彼はきっといい男になるんだろうね。
    5年くらい経って、どこかで話をする繭と湊人を想像して頬が緩みました。

    若い頃の恋愛って、持久力がないから瞬発力なんだよね。
    だからこそ永続性を求めてしまうけれど、刹那の愛おしさを噛み締めることも大事だから。

    叶絵ちゃんはずるかったね。わたしはそういう女のずるさは大好きだけど、なかなか罪なことをする。

    0
    2020年07月26日
  • 黒猫とさよならの旅

    Posted by ブクログ

    主人公の高校1年の茉莉は、ある朝、自転車で登校中に逃げたいと思います。初めて学校をさぼり、遠く姫路のおばあちゃんの家を目指します。学校と逆方向にしばらく進むと、不思議な喋る黒猫と出会います。忘れてしまいたい過去の記憶を黒猫の言葉て忘れてしまう茉莉。そして、同じ学校の制服を着た、頑張ることが無意味という少年の壱とも出会います。これまでの人生を頑張ってきた茉莉と、人の心を見透かしたようなことを言う生意気な黒猫と、サッカーを諦めた壱と共に、茉莉のおばあちゃんの家に向かいます。茉莉、壱、黒猫の、1日の心の旅が始まります。
    何度も頑張ると言う言葉が出てくる、頑張りすぎて疲れてしまった人のためのお話です。

    0
    2020年07月09日