櫻いいよのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ええええええ!!?
美久ちゃんもう高校生なの!!??
と、親戚のおばちゃん丸出しで冒頭に驚く。
小学生だった美久ちゃんが!
女子高生になって、しかもなんかいい感じに拗れてますけど!!??とまた部屋でジタバタ(本読んでバタ足は通常運転です)
美久よ、景よ。
読後のおばちゃんから言えることはひとつだけだ。
君たちは!!!!一回のデートで人生決めるつもりか!!(爆
今日がどっちかの趣味に合わせたデートから、次のデートに相手の趣味に合わせたものにすればいいんだよ。
そうやってバランスとって、互いの好きを知って、シェアするものとしないものを決めればいいのだよ。
なぜ、零か百なのだ。
間の五十が抜けてるぞ!笑
もし美久ちゃんみたいに、誰かの言葉に傷ついて悩んで何をどうしたらいいんだくそ!!ってなっちゃう若人がいるとしたら。
わたしも景と同じ言葉をおくるよ。
誰の言葉を信じるのかを自分で決めておこう。
まわりとそばにいるやつを一緒にしちゃダメ。
(これは大人にも言えることだね)
自分の人生になんの補償もくれない人の言葉なんて聞かなくていいんだよ。うっせえ!って一喝すればいいのよ。
そいつが社会保険料払ってくれるわけじゃないんだから、誰の言葉に耳を傾けて、誰の言葉はシャットアウトするのか。
それを間違えずに大人のわたしも生きていたいものですよ。
(これは、好きな男の話をまったく聞かずに通りすがりのライバルの女の話を信じて勝手にいじけて話がこじれる少女漫画にも言えることだからな!!ほんと、誰の話を聞くのか間違えると人生変わるからな!テスト出るから覚えておくように)
と、途中で取り乱しましたが、まとめますと、
わたしはいつだって櫻いいよの物語を信じてるんですよ。
あと、服がダサいのはむしろかわいいから、景くんなおらないでほしいな…(小声
おわり。
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Posted by ブクログ
両親の離婚で、母親の故郷に引っ越してきた高校一年生の奈苗。1学年に1クラスしかない高校で、周りは地元の生徒ばかりだが、なんとか周りと仲良く過ごしている。そんな時、体育祭の打ち上げで飲酒が発覚し、参加した生徒らは3日間自宅謹慎することになった。その反面、奈苗を含め参加しなかった五人は、学校で自習することになった。
3日間に休み2日間を合わせた5日間の中で、バラバラだった五人は共に繋がっていき、相手の知らなかった一面がわかってくる。
爽やかな表紙、アオハルらしい雰囲気など青春の要素がいっぱい詰まっていました。高校生でしか味わえない友情や恋、はたまた苦い思い出も加わっていましたが、終始心地よい余韻がありました。
それぞれの五人が抱えている苦悩を徐々に紹介しながらも、その内容に対応する他の生徒が、真摯に向き合っていて、みんな良いやつじゃんと思わずにはいられませんでした。
一見、見た目はとっつきにくい人たちでも、話してみることで知らなかった一面を引き出せるかもしれません。
安易に見た目だけで判断するのではなく、「中身」を見ることも大切であると感じました。
でも、それらを実行することは容易ではありません。一歩踏み出してもいいし、半歩でもいい。はたまた今じゃなくても良い。色んな人がいます。
どれが正解なのかもわかりません。大切なのは、自分で導き出す事なのかなと思いました。それが相手から促されて答えを出したとしても、それは自分の答えです。
自分のペースで、自分の流れを作る。そういったことを作品を通じて学んだように感じました。
ストーリーとしては、短い5日間でありながら、それぞれの苦悩の披露、恋に発展?、両親の離婚についてなど、ここまで話が展開するとは濃厚でもあり、驚きでもありました。ちょっと都合良すぎる?といったことが頭の片隅を通ったのですが、これはこれで良いのかなとも思いました。
友情って良いなと昔を振り返りながら、感じました。 -
Posted by ブクログ
久しぶりにこの物語に会えて、懐かしいような、かつての地元の友人たちに再会したような気分です。
櫻いいよは、世界に優しいというより切り取られた世界の一部に優しいんですよ。
見過ごされてしまいそうな小さな世界を見過ごさず、かといってその世界を変えるような一方的な暴力もなく、ただそこにいていいと言ってくれるのです。
答えがなくてもいい。そう言ってもらえるほうがラクな時もある。変わらなくてもいいし、変えなくてもいい。答えが見つからないなら見つからないまま生きていってもいい。
そう言われて、呼吸がラクになる人がいる。
彼女の物語は、そういう人達のためにある。
無理矢理仲間にならなくてもいいし、無理矢理ひとりぼっちになることもない。
自分の目で、耳で、ハートで、自分の息がラクになる場所を見つけて、そこで深呼吸してほしい。
わたしの10代に氷室冴子さんやコバルト四天王がいたように、令和の時代の10代には櫻いいよがいる。うむ、よかったよかった!
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Posted by ブクログ
小学生の舞香は、母が飲酒運転により事故で亡くなったため、母の同級生だったかおりに引き取られる。舞香だけでなく、かおりやかおりの夫・遊の視点から見えてくる現在の心情や母との因縁。三人は幸せになっていくのか?
全5章の構成で、それぞれの章では一人ずつ異なった人物が主人公となっています。舞香、遊、実の母・葛葉、かおり、そして最後は舞香の視点で、場面場面の心情が描かれています。
同じ場面でも、人物の視点が変わることによって、「あっ、そういう思いだったんだ」といった楽しみ方や新たな発見ができるので、奥行き感がありました。ただ、相手から見た印象と自分自身の思いとのズレが生じているため、場面場面での心理描写が辛かったです。
「親」と「子」の愛情って何だろうと常に頭の中で考えてしまいました。それぞれの親が抱える悩みや子供が抱える悩みなど一人では抱えきれない悩みがたくさん詰まっていました。
子育てという点だけでなく、葛葉との関係にも触れられています。飲酒運転により事故で亡くなりましたが、それに至るまでのエピソードが綴られています。かおりと遊、それぞれの立場で語られていますが、愛憎劇たっぷりで本の表紙から想像するイメージとは違った濃厚さでした。
終始、複雑な気持ちでしたが、色んな発見ができました。
事故の真実としては、すごい衝撃的というわけではなかった印象でした。しかし、事故をきっかけに葛葉に対する「罪」の意識に囚われながらも、懸命に生きる三人には、頑張っていただきたいなと思いました。