黒星紅白のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレゲームという舞台だからこそのやりたい放題な描写が気持ち良い。
その設定があるからこそ描けるものがたくさん詰め込まれている。
モールを舞台にゾンビと戦うところなんて非常に面白い。
ファイヤに協力しているのは買収されているからではなく
心からしたくてしているというのは心温まるが
そんなにGGOが上手ならレンちゃんのことも知っているだろうし
ちゃんとファイヤに説明してあげたら良いのに。
勝っていた勝負に負けたレンちゃんが潔くデートに向かったのに
ふられるみたいになっているのがとても気の毒だ。
レンちゃんのことをよく知りもしないのに言い寄ってきたのは向こうなのになぁ。
それとも今後気を取り直して再登 -
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Posted by ブクログ
【感想】
・うーん、ちょっとパワーダウンしてる感じはあるかな。以前より伝えたい感が出てきたかも? にやりとわらうような視点でおかしな国を報告する感じがよかったのだけど。
【内容】
・おまけ1はその人のキャラをそのまま映画にしようとする国。
・おまけ2は「ペンは剣よりも強し」なので伝えることを規制し審査している国。
・キノさんたちはロボットがいる国に行くがかつてこの国について師匠が懸念していたことの内容を忘れてしまった。
・フォトたちはなんでも「ピンク」に塗られた島に行くが。
・キノさんたちは巨大な箱が鎮座している国に入る。
・独裁者が愚か者を殺す国民投票を行った国。
・シズが訪れたのは優秀な -
Posted by ブクログ
メインストーリーというか作品の時系列に影響する「狙撃犯のいる国」が面白かった。
キノの戦闘シーンはワクワクするし、シリーズ20周年を迎えた著者の筆力にはスピード感がある。
ただ、やはり一年に一冊の刊行ペースだと期待が大きすぎてそれを大きく超えてこない。
キノの旅は自由度の高い設定の物語のはずなのに、どこかで見たような、過去のシリーズで読んだような作品が多かった。
そしてフォト編がいらない。
「ピンクの島」は別にキノの話でも問題ないからだ。
とりあえずすべてのキャラクターを登場させるためにさくっと書きました感が強い。
「赤い霧の湖で」もなんだか師匠たちの話っぽくなかった。
間延びして味の -
Posted by ブクログ
アニメ2作目が始まったキノの旅。
はじめは道徳的な話が多かったが、最近は現代風刺的な話が多い。
特に21巻はその傾向が強い。
でもそれはそれで面白い。
「巨人の国」
観光資源は外から見ないとその良さに気付かないことも多い。
「有名になれる国」
マナーの悪いyoutuberへの皮肉。
「美男美女の国」
美醜の基準は時代や国によって異なるから、そればかりに囚われても意味のないことだ。
「Nの国」
珍しく何かに対する皮肉や決めつけではなく、いい意味で投げっぱなしになっているのがよかった。
学校での対面教育がいいのかネット教育がいいのかは一長一短あるだろう。
どんな環境でも若者は勝手に育ってい -
Posted by ブクログ
18巻は少し物足りなかった。
マンネリになってきているのか、私が変わってしまったのか…。
次巻はどきっとさせられるような話に期待。
以下、各話の気になった言葉やコメントなどを。
「スポーツの国」
吉田沙保里、室伏広治、内村航平あたりが揃えば怖いものなし。
「止まった国」は一番良かった。
「必要なのはたぶん、あなたの“強烈な意思”だけですよ」
ここから「牛の国」へ。
執事は新たな人生を選べたのだろう。
「私の戦争」
こじらせすぎ。こわい。
キノの旅ももう14周年らしい。
初めて読んだのは小学生の時。
長いな。
でもまだ終わりは決めていないそうだ。
きっとその時々の流行を皮肉りながら書い -
Posted by ブクログ
「育てる国」、「飲酒運転の国」、「血液型の国」は、社会問題や文化への風刺・皮肉がきいていて面白かった。
現実の飲酒運転の規制が緩いのも、この国と同じくらい馬鹿げたことなんだけどなぁ。
「死人達の国」は、相変わらずの発想のおもしろさ。
ゾンビで溢れた国の殲滅作戦に参加するキノ。
掃討が完了し、歓声に沸く人々の中で、ゾンビに襲われかけた兵士が一言。
「人類の敗北だ。」
果たしてそれはどういう意味か?というお話。
実際、ゾンビの真実がああだったら、私はどうするだろうか。
「恋文の国」は、喜びと悲しみを綯い交ぜにた感じが「キノの旅」っぽい。
しかし、前巻に始まった「フォト」のシリーズは、おもしろい