黒星紅白のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
メインストーリーというか作品の時系列に影響する「狙撃犯のいる国」が面白かった。
キノの戦闘シーンはワクワクするし、シリーズ20周年を迎えた著者の筆力にはスピード感がある。
ただ、やはり一年に一冊の刊行ペースだと期待が大きすぎてそれを大きく超えてこない。
キノの旅は自由度の高い設定の物語のはずなのに、どこかで見たような、過去のシリーズで読んだような作品が多かった。
そしてフォト編がいらない。
「ピンクの島」は別にキノの話でも問題ないからだ。
とりあえずすべてのキャラクターを登場させるためにさくっと書きました感が強い。
「赤い霧の湖で」もなんだか師匠たちの話っぽくなかった。
間延びして味の -
Posted by ブクログ
アニメ2作目が始まったキノの旅。
はじめは道徳的な話が多かったが、最近は現代風刺的な話が多い。
特に21巻はその傾向が強い。
でもそれはそれで面白い。
「巨人の国」
観光資源は外から見ないとその良さに気付かないことも多い。
「有名になれる国」
マナーの悪いyoutuberへの皮肉。
「美男美女の国」
美醜の基準は時代や国によって異なるから、そればかりに囚われても意味のないことだ。
「Nの国」
珍しく何かに対する皮肉や決めつけではなく、いい意味で投げっぱなしになっているのがよかった。
学校での対面教育がいいのかネット教育がいいのかは一長一短あるだろう。
どんな環境でも若者は勝手に育ってい -
Posted by ブクログ
18巻は少し物足りなかった。
マンネリになってきているのか、私が変わってしまったのか…。
次巻はどきっとさせられるような話に期待。
以下、各話の気になった言葉やコメントなどを。
「スポーツの国」
吉田沙保里、室伏広治、内村航平あたりが揃えば怖いものなし。
「止まった国」は一番良かった。
「必要なのはたぶん、あなたの“強烈な意思”だけですよ」
ここから「牛の国」へ。
執事は新たな人生を選べたのだろう。
「私の戦争」
こじらせすぎ。こわい。
キノの旅ももう14周年らしい。
初めて読んだのは小学生の時。
長いな。
でもまだ終わりは決めていないそうだ。
きっとその時々の流行を皮肉りながら書い -
Posted by ブクログ
「育てる国」、「飲酒運転の国」、「血液型の国」は、社会問題や文化への風刺・皮肉がきいていて面白かった。
現実の飲酒運転の規制が緩いのも、この国と同じくらい馬鹿げたことなんだけどなぁ。
「死人達の国」は、相変わらずの発想のおもしろさ。
ゾンビで溢れた国の殲滅作戦に参加するキノ。
掃討が完了し、歓声に沸く人々の中で、ゾンビに襲われかけた兵士が一言。
「人類の敗北だ。」
果たしてそれはどういう意味か?というお話。
実際、ゾンビの真実がああだったら、私はどうするだろうか。
「恋文の国」は、喜びと悲しみを綯い交ぜにた感じが「キノの旅」っぽい。
しかし、前巻に始まった「フォト」のシリーズは、おもしろい -
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「ゲームデザイナー、性悪だな」
「同意します。面目次第もありません」
フルダイブバーチャルリアリティでサバイバルゲームをする、ソードアートオンライン派生ライトノベル、第10巻。
今まではだいたいチーム戦で人間同士ドンパチしてましたが、今回はイベントバトルで大量のモンスターと戦ったりロボット兵と戦ったりメカドラゴンと戦ったり。
ステージごとの謎解きが見どころです。
このシリーズの面白ポイントといえば、キャラクターたちがみんな、終始本気で遊んでいる、というところです。
所詮はゲームの中のお話。デスゲームでもなんでもない、勝っても負けても特に何があるわけでもない、でもだからこそ全力で遊んでいると -
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Posted by ブクログ
「まあ、いきなり4巻から買う人は……、それ以外の人よりは少ないだろう」
思いっきり「少ない」人になってしまいました、学園キノ4巻。
1~3には手も触れずに読んでしまいましたがまったく支障ありませんでした!
言わずと知れた
フローム・マイ・コールド!――デーッド、ハーンズ!」
と言いながら変身する魔女っ子モノのような何かです!
いや懐かしい感じす。15年くらい前のライトノベルにはこんなのが溢れていました。
内容も教訓もなく、ただノリが良いというだけの本が。
携帯小説に文句を言えないようなのが沢山ありました。
この作品は確信犯(誤用のほう)でやりたい放題やっているわけですが。
これは -
Posted by ブクログ
「知らなければ、それまでですよ」
グロ系風刺寓話的旅モノ連作短編シリーズ、キノの旅。
衝撃的だった第1巻から年月重ねて14冊目。
変わらず旅を続けるキノとエルメスとは違って、読者のほうはいつの間にか遠くへやってきたものです。
収録作は、
朝日の中で・b the Dawn・b
情操教育の国 Do What We say!
呟きの国 My Daily Life
規制の国 Unreal Young Man
開運の国 The Fifth "C", Cozenage
遺作の国 Write or Die
亡国の国 Self-destruction
結婚の国 Testament
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Posted by ブクログ
「セロン君は、私を好きだと思いますか?」
という、メグとセロンⅦ、最終巻。概ね大団円?
大変楽しめました。
メグの混乱ぶりが可愛いです。
部員たちの信頼してる感と、見守り様が好きです。
予測を外れるような展開にはならない安心感がこのシリーズのいいところです。
そしていい人ばっかり出てくるようでいて、スパイスの様に悪人が登場します。
結局、後のシリーズほど巻数が多いという事になってしまってますね。
こうなるならアリソンももうちょっとやってくれても良かったのに…と思ってしまうのはファン故か。
ちょっとあっさり終わってしまったような感があって物足りないけれど、
来年には「アリソンとヴィルと -
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ネタバレ「今の香蓮さんと……、GGOの中でのレンと……、どっちが本当のあなた?」
上中下巻の下巻、VS西山田炎チーム戦の決着。
どうもいつまで経っても読み終わらないなと思ったら550ページもあった。
電子書籍ってその辺り物理量で分からないから面白い。
今回も撃ったり撃ったり蹴ったり殴ったり噛みついたり大変バイオレンスで、ようございました。馬にも乗ったし汽車にも乗ったし、ラストバトルがショッピングモールの屋内戦で、毎回趣向が違うのも楽しい。延々9冊、似たような武器と似たようなキャラクターたちで同じようなバトルしてても飽きないのは偉いな~。
このへん、ワールドトリガーのランク戦と通じる所もちょっとある -
Posted by ブクログ
衝撃の首絞めシーンから始まり、そこから平行して、「僕」が作家になった過程を語るという、一風変わった語り口の物語である。「なぜ首を絞められているのか」という大きな謎を中核に据えたまま、上巻は特にその辺りに触れずに進むため、物語としてはあまり面白くはない。ただし、主人公の作家になるまでの話は面白く、電撃文庫の内情も垣間見えてメタフィクションのような体裁になっている。キャラクターも極端に少なく、作家である主人公と、声優のヒロイン似鳥しか現れない。上巻の時点では書き割りめいた印象ではあるが、ヒロインはやや謎めいていて、安易に全てを出さないのは良かった。上巻では判断はできず、感想は下巻に持ち越しとなるだ