黒星紅白のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレゲームという舞台だからこそのやりたい放題な描写が気持ち良い。
その設定があるからこそ描けるものがたくさん詰め込まれている。
モールを舞台にゾンビと戦うところなんて非常に面白い。
ファイヤに協力しているのは買収されているからではなく
心からしたくてしているというのは心温まるが
そんなにGGOが上手ならレンちゃんのことも知っているだろうし
ちゃんとファイヤに説明してあげたら良いのに。
勝っていた勝負に負けたレンちゃんが潔くデートに向かったのに
ふられるみたいになっているのがとても気の毒だ。
レンちゃんのことをよく知りもしないのに言い寄ってきたのは向こうなのになぁ。
それとも今後気を取り直して再登場してくることもあるのだろうか。
仲間思いは良いが、本当に仲間なら
一度会っただけの女の子にデートを申し込むなら
もうちょっとやり方を考えろと窘めてくれても良いのに。
ここまで全面協力はちょっと気味悪さを感じるが、それも当初大変気持ち悪いことを言っていたファイヤの類友ということなのかもしれないが。
自分なら取り敢えずまずファイヤをころしておいてからモンスターと戦うだろうなと思う。
もしくはころした後そのまま逃げる。
ファイヤが佇んでいたせいでモンスターが出てきてしまい
このまま丸腰のファイヤを殺してしまうのが申し訳なく思っていたところ
モンスターを全部倒さなければならないことを面白いと感じるあたり
レンちゃんはお人好しだと思う。
個人的にはファイヤとの結末は残念。 -
Posted by ブクログ
【感想】
・うーん、ちょっとパワーダウンしてる感じはあるかな。以前より伝えたい感が出てきたかも? にやりとわらうような視点でおかしな国を報告する感じがよかったのだけど。
【内容】
・おまけ1はその人のキャラをそのまま映画にしようとする国。
・おまけ2は「ペンは剣よりも強し」なので伝えることを規制し審査している国。
・キノさんたちはロボットがいる国に行くがかつてこの国について師匠が懸念していたことの内容を忘れてしまった。
・フォトたちはなんでも「ピンク」に塗られた島に行くが。
・キノさんたちは巨大な箱が鎮座している国に入る。
・独裁者が愚か者を殺す国民投票を行った国。
・シズが訪れたのは優秀な兵士を作り出す国。
・狙撃犯と対決。
・終わった国。
・湖に出る有毒な赤い霧。
▼キノさんとエルメスさんについての簡単なメモ(ちゃんと書き始めたのは23巻から)
【相棒】師匠さんといっしょに自壊しそうなオンボロ車で旅してるちょっと背の低いハンサムな男。師匠さんの下僕と化しているふうもあるが、過去に殺し屋とかかなりヤバイことをやってたもよう。なぜ師匠さんについてきているのかは不明。
【エルメス】キノさんとともに旅をしているモトラドで、しゃべる。お気楽なタイプの彼がしゃべるのでこの作品は基本的に漫才となっている。自分だけでは動けないわけなので無理やり旅に引っ張りまわされているかたちだがその暮らしについて特に不満はないようだ。本質的に旅が(走り回ることが)好きみたいだ。エルメスは旅そのものなのだ。タンクの色は銀色。お寝坊さん。Wikipediaによるとモデルとなった単車は「ブラフ・シューペリア SS100」っていうやつらしい。
【カノン】キノの銃。リボルバー。右腿に吊っている。
【キノ】主人公。モトラドのエルメスさんとともに旅している短髪の美少女。だいたい誰にも負けない腕を持つガンマンだがとてもがめついらしい。ひとつの街に三日だけ滞在すると決めている。もらえるものはなんでももらうしもらえないものももらえそうならもらう。
【師匠】自壊しそうなオンボロな黄色い車で旅をしている男女二人づれの偉い方。長い黒髪。銃器の名手。いまだキノさんたちと出会っていないのでこの人の旅の話は過去編で、のちにキノさんの師匠になった可能性が高いかも。その場合「相棒」くんがどうなってるのかは不明。
【シズ】バギーで旅している緑のセーターを着ている真面目な青年。旅の目的は安住の地を見つけること。飛んでくる銃弾をたたき落とせるほどの剣の達人だがキノさんには勝てない。旅の仲間は陸とティー。元王族らしい。傭兵をしていたことがある。キノたちや師匠たちが行った国を別の側面から見せてくれることもある。逆の場合もある。主要メンバーの中では地味キャラだが『学園キノ』では立派な変態として目立っている。
【ソウ】小さなモトラド。フォトの相棒。彼女の足りない部分を補う役目を余儀無くされている。気分的には保護者。Wikipediaによるとモデルは「ホンダ・モトコンポ」らしい。
【タダ】キノさんはタダのものが好きだ。でもこの作品ではだいたいみんなそうだ。誰かが言った「タダで物をもらった時は心の底から礼を言え!」
【旅人にとって必要なもの】キノさんいわく「自分への愛情」。
【ティー】本名ティファナ。シズさまが「船の国」で出会ったおそろしく無口で無愛想な少女。その後レギュラー入り。真っ白な肌に髪、透明感のあるエメラルドグリーンの瞳。記憶力がすごい。みたところ六~七歳くらいの感じだがとても賢くものがわかっている。最近はなぜか手榴弾がお気に入り。
【パースエイダー】銃器。ハンドパースエイダーはピストルみたいなもん。
【必殺板金】エルメスの言い間違い。一攫千金。
【船の国】シズさまがティーと出会った国。はっきり覚えてないけどそのときキノさんもいたような、国が崩壊したような気もする。
【フォト】17歳の写真家。「ポプラ通りの写真屋」をやってる。元奴隷だったが、主たちが食中毒で全員死亡し自由になった。ひょんなことから大金持ち。あまりものを知らなくて、純粋で天然ボケなところがある。相棒はモトラドのソウ。
【フルート】キノの銃。ライフル。どこかの国でもらった。
【モトラド】単車みたいなもん。空は飛ばない。すべてのモトラドが話をするのかどうかは不明。しゃべるタイプとしゃべらないタイプがいるようだ。しゃべるタイプも自分が自分のどこでものを見て聞いて声を出しているのかはわからないようだ。
【森の人】キノの銃。細身で弾倉着脱式で連写性能が高い。ある人物がくれたが、もしかしたらかつての「相棒」さんなのかもしれない。
【陸】シズさまとともに旅する白くてフワフワの犬。『学園キノ』でシズさまが「サモエド仮面」を名乗っているしたぶんサモエドという犬種だと思われる。いつも笑っているような顔をしている。最近ティーにバギーの定位置を奪われた。あるいはティーのクッションと化している。『学園キノ』では性格が悪い少年。 -
Posted by ブクログ
「何かをするためにa,b」が終わりに入っていて、ひとまずこの三冊がまとまったという感じですか。
名前と自身が結び付くって、意識的に考えると難しいテーマだと思う。
性別や立場に対して「なんだか違う」と感じるように、名前に違和感を抱くことだってきっとあるんだろう。
キノは、そういう意味では他人の名前で生きていくわけだけど、そこにある種の通過儀礼が必要で、それがなければキノにはならなかったのか。
生きることは目的か、手段か。
キノと共に色んな国を旅しながら、でもそこにいる多種多様な人々の価値判断を、私はどんな風に見れば良いのだろう。
多くの国が矛盾し、破綻し、ついには過去になってしまった。それでも人は一人では生きられず、まとまりを持つために集まって、自分たちにとって意味のある名前をつけるのだなぁ……。 -
Posted by ブクログ
メインストーリーというか作品の時系列に影響する「狙撃犯のいる国」が面白かった。
キノの戦闘シーンはワクワクするし、シリーズ20周年を迎えた著者の筆力にはスピード感がある。
ただ、やはり一年に一冊の刊行ペースだと期待が大きすぎてそれを大きく超えてこない。
キノの旅は自由度の高い設定の物語のはずなのに、どこかで見たような、過去のシリーズで読んだような作品が多かった。
そしてフォト編がいらない。
「ピンクの島」は別にキノの話でも問題ないからだ。
とりあえずすべてのキャラクターを登場させるためにさくっと書きました感が強い。
「赤い霧の湖で」もなんだか師匠たちの話っぽくなかった。
間延びして味の薄い作品が続くくらいなら、そろそろシリーズの終わりを見たい。
さすがにキノに関しては旅はまだまだ続くぜENDだろうけど、師匠たちが何をきっかけに旅を終えたのか、シズたちはどこの国に定住するのか知りたい。 -
Posted by ブクログ
アニメ2作目が始まったキノの旅。
はじめは道徳的な話が多かったが、最近は現代風刺的な話が多い。
特に21巻はその傾向が強い。
でもそれはそれで面白い。
「巨人の国」
観光資源は外から見ないとその良さに気付かないことも多い。
「有名になれる国」
マナーの悪いyoutuberへの皮肉。
「美男美女の国」
美醜の基準は時代や国によって異なるから、そればかりに囚われても意味のないことだ。
「Nの国」
珍しく何かに対する皮肉や決めつけではなく、いい意味で投げっぱなしになっているのがよかった。
学校での対面教育がいいのかネット教育がいいのかは一長一短あるだろう。
どんな環境でも若者は勝手に育っていくというのも一理ある。
「読書が許されない国」
日本も読書を禁止にしよう。
「満員電車が走っている国」
たしかに満員電車のあの苦しさを数十年間続けることは懲役刑に匹敵するかもしれない。
「消えた国」
「巨人の国」と被るが、自分の置かれた環境がおかしいということには外から見なければ気づけない。
「完璧な国」
人間の特性には両極に位置するものがあるし、すべてを備えた人間というのは難しい。
それにそもそも、完璧な人間というのはつまらない。
「鍵の国」
鍵が奪われてしまえばこのシステムは崩壊するが、それを違うシステムでカバーできれば、かなり日本向きな気がすると思ったのは私だけか。
「女の国」
師匠のルーツがわかるお話。
あの出来事で全く動じない師匠に狂気を感じた。
「毎日死ぬ国」
この考え方は素敵。
毎日生まれ変わると思ったら前向きにもなれそう。
「見える真実・a/b」
やはりフォトの物語は「キノの旅」の中で異質。
外伝としてやってほしい。 -
Posted by ブクログ
18巻は少し物足りなかった。
マンネリになってきているのか、私が変わってしまったのか…。
次巻はどきっとさせられるような話に期待。
以下、各話の気になった言葉やコメントなどを。
「スポーツの国」
吉田沙保里、室伏広治、内村航平あたりが揃えば怖いものなし。
「止まった国」は一番良かった。
「必要なのはたぶん、あなたの“強烈な意思”だけですよ」
ここから「牛の国」へ。
執事は新たな人生を選べたのだろう。
「私の戦争」
こじらせすぎ。こわい。
キノの旅ももう14周年らしい。
初めて読んだのは小学生の時。
長いな。
でもまだ終わりは決めていないそうだ。
きっとその時々の流行を皮肉りながら書いていくのだろう。