あらすじ
どんなに考えても、今は答えが出ないことがある。時間が経たないと、未来にならないと、分からない答えがある。 それまでに―― 答えが運ばれてくるまでに、僕達は、何を考えるだろう? ドキリとする、ウルッとする、元気になる、胸が痛む、納得する、空を見上げたくなる、そんな“心が動く掌編”20篇を収録。 時雨沢恵一&黒星紅白が贈るオールカラー絵本第3弾。 ―― 答えがいつかあなたに運ばれてきますように。
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心に響くストーリーたち
1話1話、人の心の在り方について問いかけてくる
立場が違えば、善と悪も簡単に逆転する
自分ならどんな答えを選ぶのか考えてしまう
短いけれど余韻があり、読後感がとても良い
Posted by ブクログ
何が正解で、何が間違いで。人生は先は見えないのに間違いだ正解だが溢れかえっている。でも何がそれかなんて全然わからない。 周りから見たら間違いでも、その人にとっては最上の正解なのかもしれない。 答えが来るまでに、この絵本を読んで、この絵本がきっかけで考えて、何かしら動けたならそれは正解なのかもしれない。 何度でも考え直せる。考える時間はある。この絵本をきっかけにしてみてはいかがだろうか。
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後輩から誕生日プレゼントということでいただきました。
時雨沢さんの本は昔から読んでいて。
読みながら、時雨沢さんらしいなと思いつつ。自分に対して励ましてくれているような印象でした。
この本をくれた後輩に感謝!!
2013.11.12(1回目)
Posted by ブクログ
時雨沢恵一さん作品で
大好きなシリーズの第3巻。
特に印象に残っているのは、
「ふたつのこと」
いつか好きな人の幸せを
心の底から、純粋に願える、
そんな人間になりたいです。
Posted by ブクログ
次回作がでてたことに気づかず、慌てて購入
夜が~を読む前に読みました。
淡々としている文章に、可愛い絵。でも内容は深くて、自分の心に語りかけてくる、そんな本です。
自分の子供が居たら、きっと早くに読ませると思う。意味が分からなくても、いつか分かる日が来ることを願って。
そんなシリーズです。
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時雨沢さんの詩集。
今作は二面性を問う内容が中心と思いました。
自分自身の見方を変えたいと思う人にはお勧めできます。
様々な視点から視えることが書かれています。
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じゆう、が一番ドキッとするよね。
今の日本だもの
世界中こんなもんだもの
そして一番身に染みるのは
かちぐみとまけぐみ
率直な理想論が多い中で
一番意味深なのは、なまえ
Posted by ブクログ
短く簡単な言葉とやさしい絵で、ぷすりと核心を突いてくる。
そんな見方もあるのかと新たな観点が生まれる。
最後のページは震災後だからこそ胸に響くのかもしれない。
日常を見直すことができるそんな一冊。
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キノコンビの絵本第3弾。
今回が1番好きかもしれないです。
唸った箇所が多く、中々本を入手できていなかったのですが、
抜粋して結構話をしていましたね。
特に、○才までに~と悪いことから~の2つは好きです。
今後も出るかもしれないので楽しみ。
Posted by ブクログ
薄いながらも人生の言葉がみっちり詰まっています。
少々シニカルな面はありますが、成る程と思わせる小編が心に響きます。
必ずあなたの人生を見直せる一冊かと。
Posted by ブクログ
時雨沢恵一と黒星紅白がおくる、文庫絵本シリーズ第三弾
考えて、なるほどなぁ、確かにそうだなって納得して、時々ニヤリと笑って、読み終わると心がほっこりしていました。
三巻は、視点や捉え方の違いによってこんなにも違うんだよってことを教えられた気がします。
短いし、絵は可愛いし、ちょっと疲れちゃったときにオススメの本です。
Posted by ブクログ
キノの旅のお二人の絵本シリーズ3冊目。
ほんわか可愛い黒星紅白さんのイラストと短いながらも時折核心をつく時雨沢恵一さんの文章。
黒星さんの水彩画タッチのイラストには思わず見入ってしまいます。
最後のページには色々感ぜざるをえませんでした。
ぜひ3冊揃えて頂きたいシリーズです(*^^)
Posted by ブクログ
短いことばが核心をついてくる。
こんなに短くてグッとくることばを選べるなんて!
時雨沢さんて何者?
このことばを彩る黒星さんのイラストがまたいい!
鋭いことばをやわらかく包み
うっかり通り過ぎてしまいそうなことばを深める
いいなぁ
Posted by ブクログ
素敵でふわっとしたり、自身に置き換えてどきっとしたり。
沢山の気付きがあるショートショートストーリー。
13歳の息子が読んでいたのを夜中に拝借したもの。
13年の人生で何を思い、面白かった!と言っていたのか、すごく気になる。
どの年代の方が読んでも、それぞれに思うことは違うだろうと思う。
10代に読みたかったし、
今読めて良かった。
また何年も経ってからも読みたい本。
あまり重くないです。重くならないけど、濃い。
Posted by ブクログ
「どんなことがあっても過去には価値があり、
どんなことが起きても未来には価値があると思えるなら、
そんな今にはかけがえのない価値がある。」
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運ばれてくるまでにシリーズ3作目の今作。心動かす20話の掌編で構成されていて、道徳の授業のような心揺さぶられるお話や、説話のようなお話、まるで詩みたいなお話など、考えさせられる内容がつまっていました。
僕が一番好きなお話は「ともだち」という不憫なドラゴンのお話で、読んでいて少し胸が痛み、悲しくなるお話でしたが、納得もしてしまう内容で感動しました。
また、黒星紅白さんによる色使いの優しい挿絵が全ページカラーで載っていて、度々美しさに目を奪われました。
お気に入りの一冊です
Posted by ブクログ
淡い色合いの絵と心に来る文章がいい塩梅になっているなと
思いました。
「人は、そこにあると信じているものを見つける。」
いや~、心に残りますね。
Posted by ブクログ
「お茶が運ばれてくるまでに」「夜が運ばれてくるまでに」の続編。相変わらずほっこりしたり、グッサリきたり。きれいなだけじゃない。かわいい絵と共にリアルをつきつけられて、考えさせられます。それでも優しい気持ちになれます。そして最後には希望が残ります。
「かち」が好き。
Posted by ブクログ
表紙に惹かれて買っちゃったものですがとても素敵でした(*´▽`*)
「ん?」と思うようなわからないところも挿絵が上手くフォローしていて読みやすかったです。
「なるほど」と納得させられることもあれば、図星を突かれたような気持ちになったり...文字通り、まさに"心動く20の掌編"だったと思います。
ネガティブになりやすいので、毎日持ち歩いていつでも読めるようにしたいですね(´,,・ω・,,`)
Posted by ブクログ
三冊続けて読みたい。「じぶんにはないもの」と「すべきこと」が印象に残ってる。元気がないときとか落ち込んでる友達がいたら送ってあげたい本です。
Posted by ブクログ
どんなに考えても、今は答えが出ないことがある。
時間が経たないと、未来にならないと、分からない答えがある。
それまでに-
答えが運ばれてくるまでに、僕たちは、何を考えるだろう?
一作目は癒し、二作目では内省、本作で見方を変えるといった感じでしょうか。
慣れか飽いたのか、淡々と読めました。
このバージョンの『かべ』がなかったのが残念。
『おとなになるために』
大人が子供にすべきは、
”悪いこと”から遠ざけることではなく、
”悪いこと”から遠ざかる方法をおしえること。
自信を持ってこんなことを教えられる大人になりたい・・・
Posted by ブクログ
答えが運ばれてくるまでに、何を考えるだろう?
答えが出てこないことを考えている今、ちょうど良いタイミングで読めた。
まだ答えは出ないけれども、少しヒントになったかも。
Posted by ブクログ
この巻は「幸せ」がテーマかなと 思うほど斜めからの優しさがあっ た。真っ正面に優しい訳じゃない 所が時雨沢さんらしい。時雨沢さ んは人間の醜い所が面白い(いい意 味で)と思っているんだなと改めて 分かった。「なまえ」は知人に同 じことが起こっているので、それ が運命の神様の采配なんだとした ら面白いと思いました。「おとな になるために」と「すべきこと」 が好きです。なにも知らずに生き ていくより、知って成長していき たい。知って、よりよい生き方を 模索したい。ツラいだろうけど、 恥ずかしくなることも沢山あるだろうけど。
Posted by ブクログ
優しくて温かいです。でも柔らかいだけじゃなくて、現実的で痛いところも突いてきます。短い言葉の中にいろいろ詰まってます。さすが時雨沢さん!
絵がすごくかわいくてほんわかしました。
Posted by ブクログ
シリーズ3作目
文は2作目よりは説教臭くなくなって、1作目方向に近い
絵も2作目よりはぼかした感じになっているので、やはり1作目に近くなってる
一番おもしろかったのは「じぶんにはないもの」
地球外生命体からみた人間の興味深いところ
人間って不合理な事しますよねー
星新一のショートショートで似たようなものあった気がするけど、何だっけかね?
Posted by ブクログ
・絵はすごくいい。まあ、好き好きとは思うが。
・「自分が正しいとしか思えなくなる」病は作者も患ってる感じ。まあ、ニンゲンやもんね。「おこる」状態でなくてもだいたいそんなもんで。
・基本斜にかまえたかんじだが、ときおりとてもストレートになる。
Posted by ブクログ
時雨沢恵一 黒星紅白 掌編
どんなに考えても、
今は答えが出ないことがある。
時間が経たないと、
未来にならないと、
分からない答えがある。
それまでに――
答えが運ばれてくるまでに。
僕たちは何を考えるだろう?