時雨沢恵一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
久々の大好きシリーズの続編とあり、もったいぶって読んでいた(アホ)ので凄く遅れてしまいました。
感触からいくと、前作「アリソン」より好きですね。
前作の主人公のアリソンとヴィル=トラヴァス少佐はキャラクター性はそのままにしっかり「大人」になっており、特にダンナはすっかり彼女の扱いが上手になっていて笑いました。
そこへ行くとまんまお母さん似なリリアと、まんまお父さん似なトレイズは、青臭さたっぷりですねぇ(笑)。
リリアちゃんのトレイズに対するあの尊大さは謎ですが(笑)、トレイズ君は前作のヴィルのような優しく頼りになるけど心もとない(大笑)たたずまいが凄くイイです。
前作のように、施設が物語のキー -
Posted by ブクログ
この、第一章が手紙のやり取りで始まるのは、『アリソン』シリーズの第二巻と同じで微妙に懐かしかった。そう言えば、今回はサブタイトルにもある通りイクス王国(イクストーヴァ)が舞台だが、その『アリソン』の二巻もイクスでのごたごたが書かれていた。作者は意図的にやっているのだろうか・・・。しかしそう考えると、アリソンはとても大人になったと思う。そりゃ、娘を産んでその娘が15歳になっているんだから、しっかりするのは当たり前なのだが。寝坊癖以外は。巻末の短編は、とても感動した。特に最後の「ふたりいるよ―。ふたりの騎士がいるよ」という幼いヴィルの言葉は胸にグッときた。
-
Posted by ブクログ
前作『アリソン』の世界から17、8年ほど後の話。アリソンたちのその後数年はおおまかにしか語られていなくて正直微妙だったが、それを差し引いても面白い。リリアの性格はアリソン似でもヴィル似でもないように思えた。気が強いのは確かに母親似だが、行動力などはアリソンほどではない(まあアリソンは軍人だからっていうのもあるのだろうが)。しかし正義感が強いのはヴィルに似ている。しかし、ヴィルのように深く考えすぎたりしないからさばさばしている。一方トレイズだが、一途だが少々ヘタレだ。そのくせここぞというときは度胸を見せる。両人とも、今後の展開が楽しみだ。
-
-