時雨沢恵一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回もリリアがアリソンと旅に出るところから始まります。旅の途中では、アリソンの思い出のあの駅も出てきて、「アリソン」から読んできた自分には、感慨深いものがありました。リリアは気づきませんでしたけどね。そのあたりがリリアらしいな?と思います。
一方、今回は全く別行動で始まったトレイズ。トレイズもあの駅に降り立ちますが、こちらはトラヴァス少佐といっしょにいてその場所のことに気づきました。血縁じゃないトレイズが気づいてリリアが気づかないのは、トラヴァス少佐のことを知っているためか、それとももともとの性質なのか。
そして、またまた事件が起きていきますが、リリアが事件慣れしつつも普通の女の子なのに対し -
Posted by ブクログ
リリアとアリソンが冬のイクストーヴァで新年を迎えることになって…というところから話がはじまります。
ところが、まず、イクスにたどり着くまでが大変。まるで、二人がイクスにたどり着くのを阻むかのように…(汗)
それにもめげず、たどり着いた二人は、イクスではお祭りになるような大晦日を迎えます。
アリソンはお祭り騒ぎの街へ。リリアは眠っていたため、小屋でトレイズをともに新年を迎えることになりますが、その頃、王家の別邸では事件が起きていて…
と、前編なので、まずは「起承転結」の「起承」くらいまでかな。アリソンたちの次代「リリアとトレイズ」の活躍が期待されます