時雨沢恵一のレビュー一覧

  • リリアとトレイズII そして二人は旅行に行った〈下〉

    Posted by ブクログ

    リリアとトレイズ」の2冊目。内容的には1巻の続編です。アリソンでは、アリソンが活動的で要所をヴィルがしめる。という感じだったのですが、リリアとトレイズだと、実行部隊はトレイズで、リリアが「普通の女の子」としての視点を受け持っているように思えました。いや、リリアも十分に魅力的な女の子なんですけどね。
    どうも、母アリソンのイメージが強くて(笑)。そのほかに、いろいろなことを知らされていない、守られている存在だから、という感じも受けました。それだけに、事件の裏を知らずに、出会いを素直に喜べる。それを見てトレイズも癒されるというか、助けられているんだと思います。

    0
    2012年07月31日
  • お茶が運ばれてくるまでに ~A Book At Cafe~

    Posted by ブクログ

    カフェで注文したお茶がくるまでに読み終わるような掌編の数々。
    優しかったりシニカルだったり、本当に短いお話ながら、キノの旅で見られるようなテイストがふんだんに盛り込まれています。
    私の場合、この作者の短編の方がより好きみたいだと思いました。

    0
    2012年07月30日
  • アリソンIII〈下〉 陰謀という名の列車

    Posted by ブクログ

    アリソン・三部作が終了しました。
    ヴィルが大活躍でしたね?。彼の「魔法使い」ぶりが冴えています。今までの伏線もしっかり回収していって、すべてがつながった感じがしました。一方のアリソンも今回は、ややぼけっぽかったですが、最終目標は果たしたしいいんじゃないでしょうか。
    ぜいたくを言えば、事件後の二人の様子がもっと読んでみたかったです。

    0
    2012年07月30日
  • アリソンII  真昼の夜の夢

    Posted by ブクログ

    今回は、前作から数ヶ月後の冬期休暇。アリソンに強力に進められて行った、研修旅行先でヴィルを待ち構えていた出来事たち。
    元気…と一言では言えないアリソンの魅力満載。しかし、地味にヴィルが要所要所をしめていて、ヴィルのその後を考えると、なるほどな〜と思います。

    0
    2012年07月30日
  • キノの旅XIII the Beautiful World

    Posted by ブクログ

    あいかわらずキノとエルメスの気の抜けた会話に癒されます。
    キノの反応がだいたいわかるようになったためか、あまり意外性は感じませんでした。
    でも、おもしろいものはおもしろい!

    0
    2012年07月30日
  • アリソン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    引っ越しで連れてきて、思わず再読してしまいました。
    時雨沢さんの本は、「キノ」も「運ばれてくる前に」も好きです。
    アリソンから連なるシリーズでは、やっぱりこのアリソンが一番好きですね。
    「嘘つき爺」の話を聞いたところから、ちょっときな臭いことに巻き込まれるアリソンとヴィル。
    金髪碧眼で空軍パイロット、無鉄砲が服を着て歩いているようなアリソン。
    一度見聞きしたことはなんでも忘れない、銃の名手でのほほんとしたヴィル。
    この二人の掛け合いがなんとも楽しい。

    「嘘つき爺」の正体、そして発見される「宝物」。
    ラストへ向かう味付けは、やっぱり時雨沢さんらしいなぁと思います。
    さらっとしているけれども、そ

    0
    2012年07月13日
  • メグとセロンVII 婚約者は突然に

    Posted by ブクログ

    正直、この巻でのメグミカの暴走ぷりには、若干引いた。なんかセロンのこととか自分の気持ちのこととかで煮詰まっていつも以上に爆発してるんだろうなぁとはなんとなくわかったけど。
    あ、リリアは結構ちょこちょこ出てきてて嬉しかったです。
    でもまあ、なんかすっきりしない終わり方をした依頼の件は置いておけば、大団円かなという感じです。サブタイトルはそっちの意味だったのかと、読み終わった時ににやっとしてしまいました。

    なんか最後まで読み終わって思ったことは、セロンがスロースターター・安全運転とすれば、メグミカはアクセル全開・いきなりフルスロットルって感じ。なんか中和されてある意味いいカップルになるんじゃない

    0
    2012年06月26日
  • キノの旅XV the Beautiful World

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    色々な国を旅する旅人の本。

    今回は戦闘が多かった気がする。
    いつも予想のつかない展開があるからおもしろい。
    今までに出てきたものがちょこちょこ登場してきたので、シリーズを読み返したくなった。

    あと、今回のあとがき特に好きだなー。

    0
    2012年06月25日
  • キノの旅XIV the Beautiful World

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつも色々な国が創作されてる本。

    まだまだ面白い国が尽きず、安心して楽しめる。
    今回はあとがきが正統派で驚いた。

    0
    2012年06月17日
  • 答えが運ばれてくるまでに ~A Book without Answers~

    Posted by ブクログ

    短く簡単な言葉とやさしい絵で、ぷすりと核心を突いてくる。
    そんな見方もあるのかと新たな観点が生まれる。
    最後のページは震災後だからこそ胸に響くのかもしれない。
    日常を見直すことができるそんな一冊。

    0
    2012年06月16日
  • キノの旅XV the Beautiful World

    Posted by ブクログ

    時雨沢さんは本当にユニークな方ですよねvv

    すごく、面白かったです!

    「フォトの日々」
    「犯人のいる国」
    「戦って死ぬということ」

    が印象的で素敵な作品でした。

    あと、あとがき…というか「おしながき」は「キノの旅」をずっと読んできた人には本当にクスッと面白く出来上がっていました!

    0
    2014年03月09日
  • メグとセロンVII 婚約者は突然に

    Posted by ブクログ

    文句なしの大団円。
    二人のゴールインの最後をこれほど面白く、だけど決してご都合主義にもファンタジーにもならない形で描いたのには脱帽。
    中高生向けのラノベとして、極致の形の一つかと。

    0
    2012年06月04日
  • メグとセロンVII 婚約者は突然に

    Posted by ブクログ

    完結巻です。スピンアウトの割に長かったメグセロもようやく完結しました。タイトル通りメグとセロンがメインですが、新聞部の他の4人も負けず劣らずいいキャラなので、ちょっともったいないとか思ってしまいます。
    まぁ、蛇足でもう1本書くとのことなので、そちらにも期待で。

    0
    2012年05月30日
  • メグとセロンVII 婚約者は突然に

    Posted by ブクログ

    最終巻です。
    例の手紙により波乱が巻き起こる新聞部に、とある依頼が。
    それによるさらなる波乱と、急展開による大団円。
    終着点はあのダンスパーティーなので、トレイズもちょこっと出てきます。

    0
    2012年05月23日
  • 夜が運ばれてくるまでに ~A Book in A Bed~

    Posted by ブクログ

    心動くの25の掌編
     -眠るまでのひと時に-


    ほっとする・元気の出る「お茶が運ばれてくるまでに」と比べると、ドキッとしたり悩んだりと『エゴ』の面が前面に出ている話が多いようでした。ふんわりとした優しい絵なのが余計に突かれるようです。

    「うんめい」から
     例え死んでも-生まれてこなかったことにはならない

    0
    2012年05月22日
  • メグとセロンVII 婚約者は突然に

    Posted by ブクログ

    「アリソン」から続いたシリーズの完結編、になるそうである。このシリーズは伝統的に2冊1編の構成だったのだけれど、今回は1冊でスパッと終わらせている。

    とにもかくにも、読後感の爽快さにはまったく言葉もない。この「メグとセロン」シリーズの大きな裏テーマ(別に裏じゃないけど)として、タイトル通りメグとセロンの恋の行方があるわけだけど、とにかく「大変なこと」になっている。過去に時雨沢作品を読んだことのある人ならなんとなく感覚をわかってもらえると思うが、時雨沢作品において「大変」というのは、物語の展開や描写・情景・その他諸々が、読者を半ば置いてけぼりにして"ぶっ飛んで"しまうという

    0
    2012年05月21日
  • 答えが運ばれてくるまでに ~A Book without Answers~

    Posted by ブクログ

    キノコンビの絵本第3弾。
    今回が1番好きかもしれないです。
    唸った箇所が多く、中々本を入手できていなかったのですが、
    抜粋して結構話をしていましたね。

    特に、○才までに~と悪いことから~の2つは好きです。

    今後も出るかもしれないので楽しみ。

    0
    2012年04月11日
  • 答えが運ばれてくるまでに ~A Book without Answers~

    Posted by ブクログ

    薄いながらも人生の言葉がみっちり詰まっています。
    少々シニカルな面はありますが、成る程と思わせる小編が心に響きます。
    必ずあなたの人生を見直せる一冊かと。

    0
    2012年03月30日
  • キノの旅XV the Beautiful World

    Posted by ブクログ

    ごちそうさまでした。
    相変わらずクオリティ高くて(あとがきの・笑)。

    本編も皮肉が利いていて面白かった。
    ありがとうございました。

    0
    2012年03月15日
  • キノの旅XIV the Beautiful World

    Posted by ブクログ

    「あなたを幸せにするのは
     最後はいつだってあなただ
     - You Are Always With You.-」



    10周年を迎えていたのか・・・といまさら。
    実家では絶対に買うので、
    久しく読まないままだったのですが、
    久しぶりに読みたくなって買いました。

    やっぱ、いいですね。

    0
    2012年03月13日