【感想・ネタバレ】リリアとトレイズII そして二人は旅行に行った〈下〉のレビュー

あらすじ

リリアは、幼なじみであるトレイズと夏休みを利用して旅に出る。 たまたま乗った遊覧水上飛行で、湖に不時着している飛行機を発見し、助けるために近づく。 しかし、相手のパイロットから発砲されてリリア達が乗っている飛行機のパイロットが死んでしまう。 理由もわからないまま、数機の飛行機に追われるリリアとトレイズ。 彼らが知らずに巻き込まれた事件とは――!? “そして二人は旅行に行った”エピソード完結編。

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リリアが可愛い!

今作のラリアは、アリソン譲りのおてんばもありながら、アリソンにはない弱い部分があってとても可愛く描かれています。
逆にトレイズは、前作のヴィルとも違う落ち着きと場慣れ感があって魅力的です。
この先が楽しみです!

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2021年04月04日

Posted by ブクログ

リリアとトレイズ」の2冊目。内容的には1巻の続編です。アリソンでは、アリソンが活動的で要所をヴィルがしめる。という感じだったのですが、リリアとトレイズだと、実行部隊はトレイズで、リリアが「普通の女の子」としての視点を受け持っているように思えました。いや、リリアも十分に魅力的な女の子なんですけどね。
どうも、母アリソンのイメージが強くて(笑)。そのほかに、いろいろなことを知らされていない、守られている存在だから、という感じも受けました。それだけに、事件の裏を知らずに、出会いを素直に喜べる。それを見てトレイズも癒されるというか、助けられているんだと思います。

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2012年07月31日

Posted by ブクログ

遊覧飛行艇に乗り、これで目的地まで行けばひとまず安心…と簡単には済まず。トレイズの腕の見せ所です。

大事件を乗り越え、少しトレイズに対する態度が軟化したリリアが可愛い。

アリソンⅢの時のクロスと似た状況に立たされたヴィルにも注目。

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2011年03月27日

Posted by ブクログ

上巻以上に面白かったです。
トレイズ君最高ー!!
もうたまらん。めさめさ好きです。何だかんだでリリアとラヴラヴやしーvv
上巻の時点ではトレイズの片想いかぁ…て感じでしたが何のことはない。
サービスシーンも親世代以上かも?
今回は親世代子世代共にありますからねぇ。
欲を言えばアリソンとトラヴァス少佐のからみ、イクス国王夫妻&メリエルちゃんがもっと見たかったですが…次回に期待?

カルロちゃんにもやられましたねぇ。あとが…もとい小生意気なガキ、もしかしたらもしかするかも。
ちなみに旧作と違い、はっきり言ってリリアがトレイズに振り回されてる気がします…て旧作もよくよく考えるとそうだった気がする(笑)。
まぁ軍人に近い技術がありそうなのがトレイズのほうなので、必然的に彼が動くコトになってしまうのかな。

とにもかくにも楽しみじゃー!前と同じくらいと言わずもっと見てぇ!!

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2010年04月11日

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読んでいるうちに思ったのは「確実に悪な行為は、人と見かたによっては正義になりえるのかもしれない」ということだ。国のためとはいえ、何の罪もない無垢な、しかも身寄りのない子供たちを殺してしまうのは、ただの『悪』であって、それ以外の何物でもない。しかし、作中のトルカシア国の人間からしたらそうではなく、どんな犠牲を払っても国が一番の最優先事項なのだ。非道だというのは外部の人間の考え方。仕方がないというのは当事者たちの考え方。殺すことが正しいとは言わないが、なんだか悩まされる話だ。

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2009年11月11日

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たまたま乗った遊覧水上飛行で、二人は湖に不時着している飛行機を発見した。助けるために近づいていくと、相手のパイロットから発砲され、リリア達が乗っている飛行機のパイロットが殺されてしまう。理由もわからないまま二人は追われる身となってしまった。彼らが知らずに巻き込まれた事件とは―!?リリアとトレイズに忍び寄る影の正体は―!?

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2009年10月04日

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やはりこのテンションが時雨沢節だなーとしみじみ。淡々とした中冷めたように見えて熱いテンションと会話、空中戦、背景設定。素朴で地味とも言えるけれどこの独特のテンションがやっぱりいいですよね。そしてリリアがいいかんじになってきましたね、今後が気になるところ。カルロのあれには自分も薄々疑ってはいましたが、いや本気でそうだとは。
電撃hp本誌で読んでましたけどこの番外編にあたる「遺書」はいい話ですよね。この話読めると言うだけでもこの巻は買いかなーと。

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2009年10月04日

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旅行先で事件に巻き込まれたリリアとトレイズは、自分たちを、そして飛行艇に同乗するカルロら子どもたちを守ろうとします。二人の危機を知ったトラヴァス少佐は、アリソンに連絡を取って救助へ向かわせます。そして最後に、トレイズは少佐から事件の真相を知らされることになります。

トラヴァス少佐は、スパイとしての使命に忠実でありながら、けっして「人間」であることを忘れないことを決意したひとのように見えます。それはちょうど、『アリソン』の第3巻で描かれたアリソンの父と同じ生き方だといえるでしょう。そのころのトラヴァス少佐は、「スパイ」の任務と「人間」ないし「親」とのあいだで苦しみながらも現実のなかでの解決を見つけ出そうとしたアリソンの父を「すばらしい」と称えました。しかしトレイズは、少佐に対して感謝の言葉を口にしながらも、静かに彼を睨みます。どちらが正解だということはできませんが、より親しみを感じるのはやっぱりトレイズの方だと思います。

巻末には二つのサイド・ストーリーが収録されています。「遺書」は、ずっと昔にアリソンがヴィルに宛てて書いた遺書が、アリソンとリリアのもとに届けられるストーリーで、シンプルですが秀逸だと感じました。「メグとリリア」は、スー・ベー・イル出身で周囲から孤立しているメグの「友人第一号」であるリリアとの出会いをえがいています。こちらは、続編シリーズ「メグとセロン」へ向けての導入のようなものでしょうか。

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2019年01月12日

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下巻。
落とされようとしている飛行艇から脱出する話。
アリソンが登場しての戦闘と、沈み飛行艇からの脱出は楽しかったです。
その後の事件の種明かしについては暗くて退屈だったし、
ヴィルの現状について驚いたりもしました。

遺書は書くことには納得だけどなかなか驚くものでもあるな。

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2017年12月31日

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ネタバレ

トレイズ、頑張りました!
男の子の面目躍如ですね。


暗躍してる大人の汚い部分を、これでもかと出す
時雨沢の書きぶりが好きです。

ヴィルがもう“そっち側”なのか、と思うと、
なんだか寂しい気持ちになる…。

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2012年06月23日

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ネタバレ

リリアとトレイズシリーズ第二弾。
前巻の続きです。
トレイズが頼りになるところも頼りにならないところも発揮してくれるお話。
リリアの心証が上向いてよかった。今作の主役の二人はほほえましくてこっそり見守りたくなるね。
アリソンとヴィル(トラヴァス少佐)が本当にかっこよくなっちゃってもう…という感じでしたが(笑)
このシリーズ、すごく簡単に人が死んでいくけど、それがあまり重くならないように描かれるところが特徴だね。
次巻以降、前途多難な主役の二人がどうなるのか楽しみだな。

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2011年07月14日

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子供たちの無邪気な会話がまたたまらんっ(笑)
飛行艇のシーンは何度読み返してもワクワクしますね。やっぱりアリソン親子は空を飛んでこそ生き生きする感じ。
トレイズ君の活躍も忘れているわけじゃないけれど!

密かに巻末のメグとリリアのショートストーリーに小躍りしました。
* 2010/11/24 * メグセロを読んだあとに再読。

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2010年11月24日

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前巻からの伏線ともやもやが明らかになり、ああ、そういうことだったんだ、と思わされた一冊。何度も読みました。

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2009年10月04日

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アリソンの次世代(つまり子供世代)の物語。アリソンとの関連性がとても楽しいけれど、アリソンの種明かしの感動を求めるのなら少し落ちる。それでも面白い。

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2009年10月04日

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 片一方からでしか見なければ正義にも見え、もう片一方も見てしまえば悪にも見えるんでしょうね。知らない事が幸せである事もあれば、幸せでなくても知りたいと思う事もあるんでしょうね。何も知らないリリアに、敢えてて何も教えなかったのは、トレイズがリリアを大切に思っていると言う事であり、ただのエゴでもあると思うのですが…何にせよ、「リリアの笑う顔が見たい」のかな、と。

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2009年10月04日

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2006, 6,16 読破 + 久々の時雨沢さん作品。アリソン系列の作品は爽やか(?)なイメージで良いです。ヴィルがなんか・・・おやじになったなあ。

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2009年10月04日

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ネタバレ

飛行艇事件の後編と短編が2つ。
"ご気分が悪くなることを保証する" か…確かになぁ。
短編2つは口直しにはちょうどいいけどね。
メグってメグとセロンのメグかな。

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2013年12月03日

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始め読んだときカルロがリリアに恋してると思ったけど
そうじゃなかったんだね。
リリアが言った台詞かっこよかったよ

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2010年01月16日

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上巻よりはシリアス。そのため二人のツンデレ?な掛け合いは減少してるのがちと物足りない。トレイズの男前な部分は堪能できます!

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2009年12月07日

Posted by ブクログ

借本。
お気に入りのシリーズ。
思ってた通りの展開で、なかなか面白かったです。
あぁ次が気になる…(笑)

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2010年08月31日

Posted by ブクログ

主に飛行機が活躍する話というのはアリソン1巻を彷彿とさせます。
やはり終盤の盛り上がりのほうが楽しいですが、間違いなく上巻を読んでからにして下さい。

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2009年10月04日

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