三川みりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本文P203から引用
「わたし、これを作る」
「これは禁忌の紋章だ」
「ミルズランド王家が、この世から存在を消そうとした紋章だ。それを甦らせるのか?」
「チェンバー家の人は、誰も残ってない。この紋章が人の目に触れたからって、なにかが起こるわけじゃない。それなのに、なんでこの城から紋章をはぎ取ってしまったの?王家の人が不愉快だから?それだけ?でもわたしは、これを王家の人たちに見せるために作ろうと思うんじゃない。これを必要としている人のために作るの。作りたいものを、見つめたいものを、禁じるなんておかしい」
「そんな勝手な言い分、納得できない。誰かの都合のために作れない砂糖菓子があるなら、銀砂糖師 -
Posted by ブクログ
とても好評で、以前からずっと読んでみたいと思っていた作品。
「~た」「~た」の連続ばっかりだったり、
文章が「した」「した」「した」の行動描写だけだったり、
正直文章のレベルは高くなく読みにくい部分は多々ありました。
でもアンの性格や志、根っこに流れるものがはっきりとしていて
分かりやすく、熱く、好感が持てます。
さらっと手軽に、最後まで読めました。
流れは予想通りのテンプレもので、
犯人も誰なのかすぐに分かるものですが、
「作者がかきたかったテーマ」が気持ちいいんですよね。
今後どういう風にお話が展開するのか想像がつかないので、
素直に続きが気になります。 -
ネタバレ
もっと設定を練ってほしかった
感性が合わず流し読み。以下気になった点。
・羽をもがれて服従させられるという酷い目にあってるはずの妖精が、人間と距離を置かずその辺の森で呑気に暮らしてるのはなぜ?戦士妖精なんて種族もいるんだから、妖精たちで団結するなどしてもっと人里離れた場所に隠れ住んでるんじゃないの?この世界での妖精の立ち位置に歴史の流れがなさすぎる。
・主人公の買う妖精は口の悪さゆえに観賞枠から戦士枠に移され破格の値段で売られてるが、見た目がかなりいいのだから喉を潰して観賞用として売ればいいんじゃないの?彼を捕まえるために人間が三人も亡くなってると店主も話してることだし、普通それくらい元を取ろうとするものでは?もはや主 -
購入済み
期待してましたが
シュガーアップルシリーズが好きで、久しぶりにこの方の作品読んでみましたが。。これは、イカンですね。話の展開が終始ダラダラしてるし、主人公がアホ過ぎて入り込めないし。。ストーリー設定は面白いのに、何も活かせずアッサリ終わってしまった感。2度は読まないです。