火崎勇のレビュー一覧
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ネタバレ▼あらすじ
失職した八王子冲は、友人の代理で通訳をすることになる。
しかしクライアントのデザイン会社社長、玖珂元尚に渡された書類はフランス語で書かれていた。
英語しかできない八王子は不要となるも、情報漏洩防止を理由に帰宅を許されない。
傲慢な玖珂の態度に苛立ちながらも交渉の末、雑用係として雇われた八王子だったが
彼の仕事に対する厳格かつ真摯な姿に好意を抱きはじめ…。
書き下ろしSSも収録。
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★3.9
新装版という事でしたが、古臭さなどは全く感じないお話でした。
ただ、総合評価で言ったら少し低めかな。
残念ながら、私にはあまり引っ掛かるものがありませんでした。
お仕事描写がしっかり -
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ヒロインが素敵
兄に掛かった宝石泥棒の容疑。それを払拭する為に人前に出て誹謗中傷を受けても負けないヒロイン。
素敵な女性でした。
タイトルと筋書きから愛妾に成ってしまうのかと思ったのですが、実際には違いました。 -
Posted by ブクログ
ダンサーの瀧川と君島は親友でありライバルだった。
ある日瀧川は倒れている君島を発見する。
君島が目を覚ました時、君島の魂は鳥谷という昭和の刑事と入れ替わっていた。
親友の身体に別人の魂が入り込んだ…瀧川はあっさりそれを信じ込んだ。えー?瀧川、いいのかそれで!
鳥谷は昭和54年からタイムスリップして君島の身体に入り込んだんだけど、いろいろ調べていくうちに鳥谷はその年に撃たれて殉職していることがわかった。
瀧川は鳥谷に恋をする過程で親友の君島はもうこの世にいないんじゃないかなぁ、とか、どこかで幸せに暮らしていてくれたらいいなぁとか思うだけで、あまり君島のことはどうでも良さそう。
いいのか?瀧川!君 -
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☆2.6
初めての現代物だそうです。
なんちゃって時代物の方が好きです。
途中のエピは私には受け入れられませんでした。辻褄合わせの言い訳も、いつものキレに欠けていました。
途中に出て来た実在の軽井沢の有名な教会のイラストも、違う!何処のゴシック教会だ!と思わず叫びました。
私の中で、実際会ったイギリス人で金髪でカッコイイ人が余りにも居なかったからか、ヒーローにのめり込めなかったのも原因かもしれませんが、今後現代物は躊躇してしまいそう。
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Posted by ブクログ
ネタバレとても面白く、ひと息に読めました。
ただ、私的に気になったことが二つあります。
まず、何故、ヒーローである王様はヒロインを「友人」という形で、毎日のように部屋に呼んだり、更には夜に未婚の令嬢を後宮に泊まらせ、あまつさえ同じ寝室で一夜を過ごしたのか?
これは女性に対して心を開かない王様の心を解かせるためという一見、大義名分があるように思えるのですが、「他人は信頼できない、お前が信頼するに足る者であるという証を見せよ」とヒロインに命ずる割には、全然他人のことを考えてない行為なのでは? と思いました。
いずれ王妃にするつもりならともかく、その気もないのに、何か身勝手すぎる、、、
またヒロインの -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
デザイナーの鈴蔵嘉瑞が休暇で訪れていた別荘に嵐の夜やってきた男・斑尾笠。初めは不遜な態度で鈴蔵をお姫様扱いするが、数日滞在するうちに鈴蔵の本質を知り、「お前に惚れた」と口説いて別れ際キスを奪う。正体も明かさず不埓なマネをして去った斑尾を腹立たしく思いつつ、東京に戻った鈴蔵があるプロジェクトのコンペに赴くと、そこにはライバル社のデザイナーとして斑尾の姿が…!?書き下ろしSSを加えて文庫化。
お仕事部分もしっかりとしてて、特にダメ出しするところは見つからない。
強いて言うなら私的に萌ポイントがなかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ倫は十代の頃から男の恋人がいる。
その恋人は倫に対して、「結婚しよう」と言ってくれるけれど、その当時駆け出しのモデルと、駆け出しのデザイナーだった二人だったために、スキャンダルや仕事への影響を考えてその誘いを断ってしまう。
そのまま数年が過ぎ、今ではすっかり売れっ子デザイナーになってしまった恋人と「かわいい」が売りになってしまったために、男性モデルとしては限界が近づいている倫。
二人の関係は相変わらず続いていたけれど、ある日突然、恋人が翔という子を「養子にする」と言いだして、倫は今まで「仕事のため」と我慢していた気持ちが抑えきれなくなってしまう。
という話でした。
長すぎた春の結果がどうなる -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容(「BOOK」データベースより)
夏休み、母の田舎に里帰りするよう強要された大学生の群真。本家当主が代替わりしたため未婚の親族を集め花嫁選びが行われるという。男の自分まで何故と不満に思うが、不思議な猫の掛け軸を見せられたあと、当主・巴の花嫁に決まったのはまさかの群真だった!!「男か…」と不本意そうな巴いわく、嫁に選んだのはあの掛け軸の猫で、群真が逃げ出せば一族が滅びるらしい。あやしい話に半信半疑の群真だけれど、巴の手で淫らにイかされちゃったら猫耳・尻尾が生えてきて―!?
人間が猫耳尻尾になるのに、お相手は人間のままの珍しいパターン。
巴は、本家当主として立派にその役目をこなしてる出来る -
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☆3.2
傷ついたヒーローをヒロインが世話をする。よくある設定です。前半の傷の手当を甲斐甲斐しくするヒロインは可愛らしいく、好感持てました。しかし後半の二人は刺々しくなんだかなーって感じでした。
王が単独で行動っていうのも解せないです。3週間も国開けたら、大規模な捜索が始まりそうだ。設定の甘さが珍しく目立った。 -
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☆3.2
これ、ライトノベルなんですね。どうりで、あっさりしてます。他のレーベルで何時もの濃厚サを出した方が良かった。
最後にその後を書いてあるので出してくれると嬉しいです。