火崎勇のレビュー一覧
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何か入れ忘れた?
火崎さんの作品には当たり前のよーに丁重な心理描写による切なさを求めてしまい当たり外れが無論ありますが本作は後者でしょうか。キャラや設定と自己心理分析、悪くないんです。が、キュンがない。。松崎が高波に一目惚れたはイイけど気持ちが育つほどのエピソードが薄すぎ、高波が松崎に騙されたと勘違いする件と松崎がハルトとの仲に嫉妬する件は要因が弱すぎる。も〜っと勘違いしてすれ違って思い悩む期間があれば盛り上がったのにねぇ(笑)高波が松崎のこと全然意識してなかったのに割と簡単に受け入れちゃったのもサラッとしすぎてて良くなかったのかも。全体的には好きなんですけどねぇ、淡々としててパンチがないのが残念。コーヒーにミルク入れ忘れちゃったーみたいな?(笑)
売れてるランキングの割と上位にあったんですが、、本サイトはレビュー薄ですよね。。。。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「誤解」がキーワードなのかな。
展開上仕方ないとはいえ、息子の代役立てるとかありえない。
しかもいきなり強姦て(苦笑)。
大人なんだからそのヘン、不器用&言葉が足りないでは
済まされないと思うんですがねえ。
ただ受が自分の欲求をちゃんと口に出して言える人間なので、
これで案外上手くいくのかなー。
酷いことをした義兄のことを少しづつ知っていって、
拒絶から好意へと感情が変化していくさまの描き方はベタとはいえよかった。
良い悪いでいえば良くない方かな。
しかしこの作家さん、多作だよなあ。
『飼い犬には鎖を』に『ただ一人の男』『甘くなくても』も火崎作品だと
今初めて認識して、動揺してる。
早く『信じてないからキスをして』読まなきゃ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上司(男)を巡って、男女がライバルになる三角関係が、
なんだかとっても新鮮だったw
ライバルとなる女の子も美人だけどサバサバしてて好感が持てるし、
だからこそ恋愛の駆け引きとか、人を好きになることには男女関係なく
恋する故のもどかしさ苦しさがきちんと描かれていて、そこもよかった。
そうなるだろうなって展開になったものの、
同時収録の攻視点による「ターンアラウンド・タイム」で内実がバラされ、
視点が変ったら、頂点違った三角関係だと攻は思い込んでいて
一方的に受が想っているのではなく、
それ以上に攻は受に惚れてたんだなと分ってにまにま。
ベタだけどよかった。
祖父母に育てられているところや、本人自覚なしの薄幸な受で
『十の願い』をつい連想してしまったんだけど、同じ作者だったのかw
でも健気すぎず、攻をして「肉食獣の子供」と評された受が
いい子の殻を破って本当に欲しいものを手に入れる、こっちの話のが好き。 -
Posted by ブクログ
ドーベルマン(人間になれます)×貧乏青年
金持ちの老人と共にくらすドーベルマン・ワイズは、ある日庭にあるお気に入りの場所で昼寝をしていたところ、探し物をするために屋敷に侵入していた青年と出会う。時折訪れる青年との逢瀬を楽しみにしていたワイズだが、青年の時折見せる寂しい表情が気にかかっていた。そんな時、ワイズは人間のオスになってしまった。
期待していたんです。犬×人が読めるんじゃないかって。
…犬(人型)×人でした…。←そりゃそうです。
それ以外は期待していた通り、っていうかんじですね。
何がいいって、ワイズは賢い賢いって飼い主に言われていて、すごく冷静な賢いワンちゃんなんです、ええ事実。
しかし、それはワンコだからであって、人間としての常識も知識も備わっていないんです。しかも受けのこと大好きだからまーーー、暴走しちゃうわけで。
それに翻弄されてしまう受けがまあかわいくてですね。
犬×人を期待しない方にはおすすめです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛経験豊富なデキる営業・鳥海が恋をしたのは、経理課の堅物・琴川。
美人で冷たく見える琴川のかわいい一面を知った鳥海が、必死に口説き落としてようやく恋人にまでこぎつけたのだ。
真面目な琴川だからこそ、大切に恋を育てようと考えていた鳥海だったが、何度も何度もデートをドタキャンされてしまう。
理由は、身内の不幸だったり、マンション設備の故障だったりさまざま。
もしかして自分は避けられているんだろうか……?
と思わなくもないけれど、その後に必ず、他の日を指定してきてくれるから、そういうわけでもないらしい……?
ところが、やっとこぎつけたデートにも、親戚からの連絡だと琴川は帰ってしまう。
ことが急を要することだけに、鳥海も引き止めるわけにも行かず、我慢する日々が続くけれど……
ある日、琴川がデートの断り文句として鳥海に告げた理由はどうにもつじつまの合わないものだった。
そこから、一気に疑問や不満が噴き出して、鳥海はついつい琴川の行動を追ってしまう。
という話。
信じてたはずの恋人の行動に疑心暗鬼になってしまって、一生懸命信じようと頑張るけれど、信じられなくてどうしよう……と。
オチがやや現実離れしていて、それだけが残念だったですけど、こういう風にある部分を強調すると、今まで見えなかったものが見えてくるので、それはそれでアリなのかなー……と思います。
なんとなく、「信じる」ということの難しさと、どうして人は疑心暗鬼になってしまうのか、を教えてくれる話でした。