火崎勇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
刑事×検察官
刑事と検察官は、その立場の違いから決して仲が良いとはいえない。
しかし初対面から「裁判員制度導入を睨んで、検察庁は美人を選んだって噂は本当だな」といいう言葉をかけてきた刑事の印象は最悪だった。
しかし、とある事件に関わったことから二人は共に行動をすることになり、いい加減なだけと思われていた仕事態度がその場に合わせたものであることを知る。
真剣な仕事ぶりと、ゆれる胸の内を目の当たりにして主人公の中にあった気持ちが変化する。
主人公は絵にかいたような「真面目」「カタブツ」です。
正論を正論としてぶちかますという、可愛げのないタイプ。
台詞でもそういった部分が随所に見られて「本当にこんな人がいたらさぞかしめんどくさいだろうな」と思って読んでました。
ですが、後半でその性格がまっすぐに犯人へ向いていくのが読んでいて本当に気持ちいい。
ただその性格ゆえに心の動きが「え?!そうなります?」となってしまうので二人がそういうシーンに突入するときに戸惑ったのは事実。
続編が出ていたはずなのでそちらも読んでみたいですね。
カタブツで真面目な受けが好きな人はたまらんかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一代で大手レストランチェーンを築いた辣腕の青年社長・海門。
欲しいものは必ず手に入れてきた海門だったが、今、どうしても手に入れることができないものが二つあった。
一つ目は、新規出店予定の店の土地。
今まで失敗したことなんてなかった海門が、その慢心から事前調査を怠ったばかりに、一部の土地を買うことができなかったのだ。
おまけに、その土地の持ち主が、学生時代からライバル視していた男で、交渉をしに行ってもケンカになってしまい、うまくいかない。
そしてもう一つが、美貌のインテリアショップの店員・八重垣だった。
今まで恋人というものには事欠かない海門だったが、八重垣だけは別。
口説きたいとは思っているものの、いざ本人を目の前にすると、何もいえなくなってしまう。八重垣に勧められるがまま、小物を買って帰るのが関の山。
けれど、ある日、八重垣からその気のあるそぶりを見せられて、海門は八重垣を食事に誘うが、八重垣はあっさりと帰ってしまう。
そして思わせぶりな一言を残す。
その後、ようやく八重垣が海門に身体を許してくれて、海門のことを好きだと言ってくれるけれども、「あなたは好きだけれど恋人にはなれない」と告げられてしまう。
どうして八重垣は海門の恋人になるのを拒むのか……。
というような話でした。
海門は二つの懸案事項を抱えていて、実はその二つが複雑に絡み合っていた……という感じ。
最初、八重垣は大分余裕がありそうなキャラクターとして出てくるんですが、実際はそんなことなくて、真面目で嘘を吐いて遊ぶことのできないタイプ。
だからこそ、海門に対して「恋人になれない」と告げ、海門に別れを告げるんですが、海門は八重垣がそう言った理由を知った海門は本気にならなくをえなくなり、公私混同で、八重垣を手に入れるために本気で動き出す……という話でした。
八重垣が美人なのに、とてもかわいらしくて好感が湧く、ソフトな王道BLでした。
派手な萌えはないですが、あまり人を選ばずに楽しめると思います。