陛下と殿方と公爵令嬢

火崎勇 / 周防佑未

亡き母の親友であった皇太后の推挙により、王妃となることが決まった公爵令嬢エレオノーラ。だがその幸福はすぐに失望に変わった。夫となるはずの若き国王･グリンネルは男色家で、女性に全く興味がなかったのだ。愛人の美青年たちを公然と侍らせ、自分に目もくれないグリンネルの態度に傷つくエレオノーラだったが、それでも明るく真摯に彼と皇太后に仕えるうちに、頑なだった彼の心にも変化が……!?

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 講談社X文庫ホワイトハート
• 電子版発売日: 2017年05月05日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 22MB

[ころころ · ★★★★★]

海外ドラマ観てるみたいでした

もう、最初から最後まで全然ダレることなく読める作品でした。
HBOドラマ並みにおもしろかったです。ていうかHBOでドラマ化してくれんかと思うほどにおもしろかったです。
ネタバレはもったいないので致しません。このまま楽しんでほしい作品。
ただただぐいぐい惹き込まれること間違いなしです。

＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[ななし · ★★★★★]

面白い

嫁ぐ予定の陛下には4人の男の愛人が…ショックすぎる始まりでしたが、始めはヒロインがかわいそうすぎましたが、めげずに頑張ります。面白かったです。

[s · ★★★★★]

初の作家さん・中古本

意外にも、面白かったです。
というのも、一人称形式？独白形式？
兎に角、地の文まで全て主人公の語り口調の小説が苦手です。
が、高評価の作品の多い作家さん。
思い切って読んでみたところ、読みやすくてびっくりでした。
言葉使いも綺麗ですね。
ストーリーは王道で、先も読めるのですが、ヒロインの心の揺れも丁寧で、ぐいぐい引き込まれ、あっという間に読了。
閨のシーンも適量&生々し過ぎなくて、そこも私としては高評価です。
他の作品も読んでみようと思います。

＃切ない

[uta · ★★★★★]

これも面白かった

作者さん２冊目です。これも面白かった。
男色と言われていた王の婚約者になったヒロインのお話です。ヒロインが、王曰く聡明で無防備な娘ですごく好きでした。
この作家さんの会話のやり取りというか、言葉のチョイスがやっぱり好みで、もう少し長編のお話も読んでみたくなりました。

[RN · ★★★★☆]

佳き。

焼き菓子のシーン以降のヒロインとヒーローの絡みは、とにかく読んでいて苦しくなりました。
ヒーローへのざまぁ展開、ちょっとはあっても良いのにとも思ったのですが、無くても愉しめました。ありがとうございます。

[ふふふふふわり · ★★★★☆]

一気読み。

ヒロインが不憫で仕方なかった。
王の言いっぷりが酷いひどい！そして直ぐ不信感を持たれて、健気なヒロインが良く耐えたと思う。
性格歪みそうだとさえ感じた王の暴言の数々…しかし、ヒロインがほんと素直でなんと前向きなこと。偉い！
そんな感情を抱きながらあっという間に読み終えてしまった。
微笑ましい結末で良かった。

＃ハッピー

[りんご · ★★★★☆]

殿方♥

ヒーローがイライライラァッ💢とくるけど、お話は面白かったです。ほんと酷い、ヒロインはいい子すぎる…手を挙げる他の殿方のが良かったんじゃないかしら。王の婚約者になると思い城に出向いたら、男の愛人が4人もいるとか、その状況は面白かったです。

[koa · ★★★☆☆]

途中までもどかしい

辺境に住んでいた公爵令嬢であるヒロインに王との縁談が持ち込まれ、絵姿に恋をして王城に行ってみたら王にその気はないばかりか四人もの愛人(性別・男)が侍っていたというお話です。

ヒロインが、当初から持っていた王への恋心を捨てきれずにいたことが何とももどかしく感じましたが、終わってみれば想い続けて良かったと思えるハッピーエンドでした。

欲を言うなら、ヒロインがもっと活躍する場面がほしかったです。
愛人(？)の四人も身分と能力が高いわりに影が薄かったです。