渡辺和子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ少し難しい表現や、宗教っぽく感じるところがありましたが、心に留めておきたい素敵な言葉がたくさんありました。
【心に響いた文】
・自分の生活を大切にするためには、自らの感情を自分でスッパリ「断ち切る」ことが時に必要。
・この世の中には、決して妥協したり、譲ったりしてはいけない、いくつかの信条があっていいし、なくてはならないもの。
・「幸せ、心の自由は、自分のものの見方にかかっていることが多い」
・人間の一生は、自己を発見していく旅
・自分を温かく、しかも冷静に見つめる姿勢がなければなりません。そして、自分だけが咲かせられる花を一番美しく咲かせていこう、という決意と努力が大切。
・生活の豊かさは、お金の多寡では計れない。 -
Posted by ブクログ
【気づき】
・渡辺和子
死と言う制限があるからこそ、限られた人生で自分は何をすべきか、何を大切にして生きるかを考えられるのです。p.21
・キリストも良い事しかしていないのに、弟子に裏切られ、群衆の罵詈雑言を浴びながら、十字架に磔になって無残な死を遂げている。p.25
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良いことをすれば良い報いが起こるとも限らない。
どのような生き方をしようが、死に方をするか分からないから、こそ丁寧に生きる。
・石飛幸三
誤嚥性肺炎による飲み込む機能の低下自体が治らないため、病院としては胃ろうや経鼻胃管を勧めることになる。
しかしこれは別の問題を誘発することになる。
高齢者にとって、食道と胃の接合部分が逆流を防ぐ機能が低下していることが多く、万一ご縁性肺炎を起こしやすくなっている。
さらに、口から食べる時よりも唾液の量が少なくなるので、唾液による口内洗浄があまり行われず、そこから雑菌が繁殖し、気道感染を誘発しやすい。
高齢者が食べなくなる事は自然なことだが、点滴や胃ろうなどはそれに逆流する流れになっている。
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Posted by ブクログ
ネタバレマザー・テレサ、名前は知っていましたが、その程度の知識しかなかった自分が恥ずかしく思います。
なんとなく、どんな人なんだろう?何をした人なんだろう?きっと立派な人なんだろうなぁ...
その程度の興味から手にしてみました。
そこにはマザー・テレサの「愛」が込められていました。
説明
内容紹介
愛はこの世で最も偉大な贈り物——神との深い一致を実践した人生の途上で語られた、苦しみや使命、生と死などへの思いを編んだ遺言集。
その生涯を、神への信仰と貧者の救済に捧げたマザー・テレサ。宗教、民族、社会的地位を超えて差し伸べられた手には、どんな思いが込められていたのだろうか?
本書は、マザーが様々な活動の中で、共働者やシスターに語った言葉やエピソードを編んだ語録集。生前親交があり、自らもシスターである渡辺和子氏が、マザーの気持ちに忠実に、わかりやすく翻訳している。
「愛は、この世で最も偉大な贈り物なのです」「救われるためには、神さまを愛すること。そして何よりもまず祈ること」「親切にしすぎて間違いを犯すことの方が、親切に無関係に奇跡を行うことより、好きです」「死を迎える時に、愛されたと感じながらこの世を去ることができるためなら、何でもしたいと思っています」など、神との深い一致を実践する中で語られた思いの数々と、その魂の軌跡をたどり、愛の真理を説く。
世界中が悼んだ逝去から3年。改めて、本当の豊かさとは何かを考えさせられる一書。
内容(「BOOK」データベースより)
「愛は、この世でもっとも偉大な贈り物なのです」「救われるためには、神さまを愛すること。そして何よりもまず祈ること」「親切にしすぎて間違いを犯すことの方が、親切と無関係に奇跡を行うことより、好きです」―その生涯を、神への信仰と貧者の救済に捧げたマザー・テレサ。神との深い一致を実践する中で語られた言葉に込められた愛の真理とは?本当に心豊かに生きるための糧となるメッセージ集。 -
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渡辺和子(1927~2016年)は、キリスト教カトリック修道女で、元ノートルダム清心学園の理事長。旭日中綬章受章(2016年春)。
渡辺さんは、小学校3年生のときに、二・二六事件に遭遇し、当時陸軍大将で教育総監だった父・渡辺錠太郎が青年将校に襲撃され、自宅の居間で43発の銃弾を受けて命を落としたのを、わずか1mの距離から目の当たりにしたという。その後、18歳でカトリックの洗礼を受け、29歳でナミュール・ノートルダム修道女会に入会。修道女会の命でアメリカへ留学し、1962年にボストンカレッジ大学院で博士号を取得したのち、同年に帰国し、翌1963年、36歳という異例の若さで岡山県のノートルダム清心女子大学の学長(3代目で日本人初)に就任。1990年、ノートルダム清心学園の理事長に就任。1992年~2001年には日本カトリック学校連合会理事長も務めた。長年に亘り、学生の指導にあたりつつ、1984年にマザー・テレサが来日した際には通訳を務めるなど多方面で活動し、著書も多数。2012年出版の『置かれた場所で咲きなさい』は200万部を超えるベストセラーとなった。
本書は、2015年に山陽新聞に63回に亘って連載された自伝的回想「強く、しなやかに 渡辺和子と戦後70年」をまとめ、併せて、大学の学報に渡辺さんが寄稿した随筆20篇を収めたもので、2016年に山陽新聞社から単行本で出版、2019年文庫化された。
渡辺さんは、比類なき強い意志と実行力を持った人である。そして、同時に類まれな柔軟性を持った人である。渡辺さんは、子供の頃、人一倍勝ち気で我が強く、周りに対して冷たかったといい、母親から猛反対された洗礼を受けることを決めた理由は、「とにかく謙虚で心の温かい人に生まれ変わりたいと思いました。それは純粋な信仰心というものではなく、まことに身勝手な自我欲からの変身願望でした」という。自らの意思を貫いて修道女会に入会した後は、アメリカへの留学、岡山への赴任、大学学長就任と、次々と修道女会からの予期せぬ命を受け、ストレスから来るうつ病や膠原病にも悩まされたこともあるというが、それをしなやかに受け入れ、強い意志で乗り越えていった。
私はクリスチャンではないし、一神教的な発想を全面的に受け入れるわけではないが、渡辺さんの生き様や、本書の中の渡辺さんやマザー・テレサ、ヴィクトール・フランクルらの言葉には強く心を揺さぶられるのである。
「人にとって生きることも大切ですが、死ぬこと、それも、よく死ぬことはもっと大切なことです」(マザー・テレサ)
「してはいけないことをしない。しなければならないことする。個々人が自らの理性と意志で判断し、選択し、実行した結果については自らで責任を負う。それが自由人なのです」
「つまずいたからこそ今がある。発想を転換すれば、今日が私にとっては一番若い日。今日より若くなることはないのだから、今日を輝いて生きていきたい」
「人間の自由とは、諸条件からの自由ではなくて、それら諸条件に対して、自分のあり方を決める自由である」(ヴィクトール・フランクル)
(2019年4月了)