渡辺和子のレビュー一覧
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ネタバレ少し難しい表現や、宗教っぽく感じるところがありましたが、心に留めておきたい素敵な言葉がたくさんありました。
【心に響いた文】
・自分の生活を大切にするためには、自らの感情を自分でスッパリ「断ち切る」ことが時に必要。
・この世の中には、決して妥協したり、譲ったりしてはいけない、いくつかの信条があっていいし、なくてはならないもの。
・「幸せ、心の自由は、自分のものの見方にかかっていることが多い」
・人間の一生は、自己を発見していく旅
・自分を温かく、しかも冷静に見つめる姿勢がなければなりません。そして、自分だけが咲かせられる花を一番美しく咲かせていこう、という決意と努力が大切。
・生活の豊かさは -
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【気づき】
・渡辺和子
死と言う制限があるからこそ、限られた人生で自分は何をすべきか、何を大切にして生きるかを考えられるのです。p.21
・キリストも良い事しかしていないのに、弟子に裏切られ、群衆の罵詈雑言を浴びながら、十字架に磔になって無残な死を遂げている。p.25
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良いことをすれば良い報いが起こるとも限らない。
どのような生き方をしようが、死に方をするか分からないから、こそ丁寧に生きる。
・石飛幸三
誤嚥性肺炎による飲み込む機能の低下自体が治らないため、病院としては胃ろうや経鼻胃管を勧めることになる。
しかしこれは別の問題を誘発することになる。
高齢者にとって、食道と胃の接合部分 -
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ネタバレマザー・テレサ、名前は知っていましたが、その程度の知識しかなかった自分が恥ずかしく思います。
なんとなく、どんな人なんだろう?何をした人なんだろう?きっと立派な人なんだろうなぁ...
その程度の興味から手にしてみました。
そこにはマザー・テレサの「愛」が込められていました。
説明
内容紹介
愛はこの世で最も偉大な贈り物——神との深い一致を実践した人生の途上で語られた、苦しみや使命、生と死などへの思いを編んだ遺言集。
その生涯を、神への信仰と貧者の救済に捧げたマザー・テレサ。宗教、民族、社会的地位を超えて差し伸べられた手には、どんな思いが込められていたのだろうか?
本書は、マザーが様 -
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渡辺和子(1927~2016年)は、キリスト教カトリック修道女で、元ノートルダム清心学園の理事長。旭日中綬章受章(2016年春)。
渡辺さんは、小学校3年生のときに、二・二六事件に遭遇し、当時陸軍大将で教育総監だった父・渡辺錠太郎が青年将校に襲撃され、自宅の居間で43発の銃弾を受けて命を落としたのを、わずか1mの距離から目の当たりにしたという。その後、18歳でカトリックの洗礼を受け、29歳でナミュール・ノートルダム修道女会に入会。修道女会の命でアメリカへ留学し、1962年にボストンカレッジ大学院で博士号を取得したのち、同年に帰国し、翌1963年、36歳という異例の若さで岡山県のノートルダム清心 -
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「苦しみ『が』なくなるようにと
願うのではなく、
苦しみ『で』なくなるようにと
心掛けてごらん」
と言われたことがある。
(渡辺和子/ノートルダム清心学園理事長
『忘れかけていた大切なこと』より)
* * *
思いどおりにいかないこと
思うままにならない相手を
自分の思うようにしようと考えると
苦しみは大きくなるばかり
でもココロの持ち方を変えると
目の前のことに意味を見いだせる
周りが…… 相手が……ではなく
矢印は自分自身に向けて
どうにもならないことを
あるがままに受け入れていこう
苦しみを乗り越えたとき
無駄なことはなかったと
感謝することができるから