渡辺和子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読んで自分の考え方が変わった。
今までの自分の行動の根源がわかった。
今までの私は、
周りの人を聖人だと考え、自分のことを聖人に満たない存在だと思っていたのかもしれない。
この考えが変わったのはこの本で書いてあった、「神様以外人はみんな不完全である」「みんな人生に自信はない」ってところだ。
みんな不完全であるならば、誰でもない自分の意思に耳を傾けて、行動をしようと思うことができるようになった。聖人だと思っていた周りの人が不完全と思うことは最初すごく不安だった。頼るもの、すがるものがなくなったような感覚。だけど、最近自分の意思に耳を傾けて行動してるが不安なんて感じる必要はないと思った -
Posted by ブクログ
若くして大学の学長になり、様々な苦境や困難を乗り越えてきた筆者によるエッセイ。
幼少期に父が目の前で殺されら若くして大学の要職に就くも仕事の進め方に悩んだ経験や、50代でうつ病を発症するなど様々な困難に遭ってきた筆者による、人生を生き抜く前向きな数々のメッセージに心を打たれました。
自分の抱えている苦しみは必ず乗り越えられる、また、苦しんだ経験からしか得られないものがあり、それがこれからの自分を輝かせるものになると信じて頑張りたいと思えました。
【印象に残った言葉】
苦しい峠でも、必ずしも下り坂になる。
現実が変わらないなら、悩みに対する心の持ちようを変えてみる。
苦しいからこそ、もうちょっ -
Posted by ブクログ
幸せのありか
著:渡辺 和子
紙版
PHP文庫 わ 1 11
幸せは、探しにいって見つけるのではなく、自分の心が決めるもの、私とともにあるものとあります
自分を変えましょう、心の持ち方を変えましょうという書です
その中でも、特に、「大切なものは、目に見えない」というのがあって、お気に入りです。
■現代の忘れもの
・自分が変わらなければ何も変わらない、相手を変えようとするのではなく、まず、自分を変えていく
・面倒だとおもうことを、面倒くさがらずにする
・初心を忘れずに生きていく
・最初の一歩を踏み出さない限り、目標は実現しない
・自分がやらねば、だれがやる、今やらねば、いつできる
・優し -
Posted by ブクログ
・どんなところに置かれても花を咲かせる心を持ち続けよう。境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる。
・働くことはすばらしい。しかし、仕事の奴隷になってはいけない。心にゆとりがないと自分も他人もいたわれない。
・苦しい峠でも必ず、下り坂になる。人はどんな峠でも越える力を持っている。そして、苦しさを乗り越えた人ほど強くなれる。
・現実が変わらないなら、悩みに対する心の持ちようを変えてみる。
・自分が積極的に動いて、初めて幸せを手に入れることができる。
・きれいさはお金で買えるが、心の美しさは買えない。
・子供は親や教師の「いう通り」にならないが、「する通り」になる。
・いい出会いにする -
Posted by ブクログ
825
192P
著者の渡辺和子さんは上皇后さまと同じカトリック系の大学出身の修道女の方だけど、日本の女性の美の価値観てこれなんだよ。造形を丸ごと改造するような整形手術なんて日本人の発想じゃないから。
キリスト教系の本て愛という言葉が多用されるから考えたんだけど、時代とか場所によって正しさとか間違いというのは変わるけど、親に愛をもらったという事実はどこに行っても時間が経っても色褪せないものだから、子供に絶対的に与えなきゃいけないものは愛だと思った。
母がカトリックだったからか、渡辺和子さんとか曽野綾子さんとかカトリックにどっぷりの世界観の本読むのホント好き。仏教の僧侶の本も好きだけど。 -
Posted by ブクログ
某ビブリオバトルで紹介されていた本。紹介者はベトナム国籍の方で、国の先生が「日本語で読むならこの本」として紹介されていたとのこと。本の内容はもとより、ある程度日本語を学習している人が最初に読む日本語の本としてもベストであるようだ。平易な日本語ではあるが、1つ1つの言葉の奥が深く、一転語として心にささってくる。どの言葉も名言ではあるが、私が一番心に残っているのは「2%の余地」。
「信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく」この言葉がすーっと腑に落ちた。それからは相手に対して責める気持ちが起きそうになったときに、この言葉を思い出している。 -