渡辺和子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2016年、21冊目です。
このタイトルと同じ書籍を読んだことがあります。
4人の著者の一人である大津秀一さんの終末期医療の現場経験に基づいて書かれた本だったと思います。確かテレビでも取り上げられていました。この本は大津さんに加えて、3人の著者が「死」に向き合うことについて書かれています。
渡辺和子さんは、「置かれたところで咲きなさい」の書籍が有名なノートルダム清心女学院の理事長です。一期一会を大切に生きることを書かれています。
著者の一人で「納棺夫日記」で有名な青木新門さんの死をもっと身近なもととして感じ、生活から遠ざけない生き方をしようと書かれています。現代人が死やそれにまつわる出来事か -
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Posted by ブクログ
「置かれた場所で咲きなさい」がとても人気ですぐ読めなそうだったのでこちらから読みました。
著者が生きてきた中からの言葉なのでとても心に響きました。
が、私の1番心に残った所は『修道女になっても人間関係その他で大変』『人にされた言動で色々思い悩む』(こう書いてあったのではなくあくまで私がこう読んだのですが)という所。最初のは「えぇ~(°_°)出家したら、神(とか仏とか)へ仕えるからそういった事は超越するんやないんかい。悟り開くんとちゃうんかい」二番目のは「学校長という人を教える立場の人であり、神に仕える人でも私と同じように周りの事で動揺したりするんだ」という感想を持ちました。
ツライ事があると何 -
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Posted by ブクログ
著者はノートルダム清心女子大学学長として学生たちに語った講演や式辞をまとめたものであり、若者に向けて「自分らしく生きること」「真の自由と成熟を身につけること」を説いた人生訓を本著で示し優しくも厳しさと愛情が込められた内容となる。
本著では繰り返し、自分の人生は自分で決めることを主張している。他人へ依存するのではなく、自分から運命の輪郭(境遇や環境)に囚われず、自分の意志と力で行動して人生を切り開くこと優しく背中を押してくれる。
人生において難しい決断や判断を迫られる時は度々やってくる。生きていて何も無い人生というのは自分から切り開く可能性を閉ざしているだ。親が金持ちとか貧乏とかは言い訳にはなら