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思い通りにいくことばかりではない人生をどのように受け止め、自分なりの花を咲かせようとするか、しないかは、人間に与えられた自由であり、その受けとめ方にそれぞれの個性が現れる、と語る著者は、ノートルダム清心女子大学(岡山)で88歳のいまも「人格論」の講義をお持ちのシスターです。「人を許さない人は上位に立っているのではなく、他人の支配下にある人」「失ったものではなく、得たものに目を向けて生きよう」「美しさは小さな決まりごとの積み重ね。修行が必要」など、きれいごとではない、深い経験と鋭い洞察から導かれた真理や生きるヒントを、どんな人にも身近なエピソードや見過ごしてしまいそうな場面を例にわかりやすく伝えます。ベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』『面倒だから、しよう』に続く本書は、学生から大人まで、どの世代にも新たな気づきをもたらし、人格を磨き高める一助となる本です。心癒す植物の挿し絵入り。
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年10月28日
渡辺先生のお話は、『置かれた場所で咲きなさい』も素晴らしいけど、この本も素晴らしい。
その中で下記の言葉が印象に残った。
自分の生活を大切にするために、自らの感情をスッパリ『断ち切る』事が時に必要です。
『もう、これ以上このことで悩むまい』と。
それでも断ち切れないときは、時間がいい薬です。
時...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月10日
「愛の反対は憎しみではなく、無関心だ」(p.5)
聞いたことはあるけれど、マザー・テレサが言った言葉だとは初めて知った。
キリスト教的な思考回路に、すこし抵抗を抱く。
でも、言われていることはごもっとも。
身近で起きたエピソードを紹介して、そこからときに先人の言葉を引用しながら学ぶべきことが書か...続きを読む
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