小玉ユキのレビュー一覧
-
購入済み
大人のお仕事、恋愛マンガ
1巻が無料だったので、読んだらはまってしまいました!
職人と作家が、仕事でやりあいながら、お互いを意識していく感じが良い!
なかなか内情を知る機会のない焼き物工房の話も、とても興味深いです。 -
ネタバレ 購入済み
2人のこれからの関係が楽しみ!
青子ちゃん、龍生君、徐々に距離が縮まってきてドキドキです!
青子ちゃんが龍生君の器を見た瞬間に柄がするすると思い浮かぶ、あの瞬間が素敵!
辛い過去があって、陶芸が心の拠り所。そんな2人がお互いの作品を認めあって、一緒に作品を作る。本物を見たくなります。
これから陶芸を見る目が変わりそうです。 -
購入済み
少しずつ近づいてゆく2人の距離
青子に対する龍生君の気持ちがじれったくてドキドキします。見た目は大人の男なのに中身は少年のよう。そのギャップがたまりません。
-
購入済み
懐かしさと人の優しさが・・
小玉作品は地方出身の自分としては何故か懐かしく、心にじんわり響いてくるところが大好きです。地域のことをよく調べていらっしゃっておられ、そこに行って見たい気持ちがします。『月影ベイベ』では富山の風の盆のこと、自分でも結構調べました。実際には行ってみてないれど、行って見てみたい思いが今もあります。
今回の作品は波佐見焼の地方の作品です。元々波佐見焼は大好きで自分でもお気に入りのお椀やお皿を購入しているので、今回こそは実際に行って、見感じたいなあと思いました。
人が持つ心の妙、優しさを実に丁寧に表現される小玉さんの作品は大好きです。作品に出てくる人たちがそれぞれに好きです。私もこの作品を読んで人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ恋を知らないか死を迎えようとする者にしか見えない長寿の小人「ちいさこ」。
ここに出てくる小人たちは、離れた人間関係を結びつけるような役割で出てくる。
また話の並び順が秀逸。
1話目・絵本の中にしかいないと思っていたちいさこと女の子の交流
2話目・ちいさこが見える大人たちの話
3話目・ちいさこと少年の話
4話目・最初に出てきたちいさこの昔の話
5話目・絵本の作者の話
子供と小人という単純でわかりやすい話から始まるが、恋をすると見えなくなるという設定が生かされる話しになっていく。
2話目の恋に落ちていく過程の話も良かったが、4話目の恋心を抱き始めたからこそ相手が見えなくなっていくのも切なくて良い -
Posted by ブクログ
ネタバレ昭和の時代設定、自由気ままに生きているように見えてなにか裏がありそうな千太郎、幼馴染の優しくて可愛い律子。
そして秀才で家が金持ちとして珍しがられたり陰口を言われたりして、息苦しい教室からの逃げ場を屋上に求めていた薫。
心理描写が丁寧で引き込まれでいきます。
作者の出身地である長崎を舞台にしているということで
長崎という坂と海のある町の空気感が感じられとても心地よく
不良と秀才という組み合わせは一見よくありそうでいて
展開が少し読めず話がテンポよく進み
千太郎のバンカラなのに優しく人のことをよく見ているところに、薫と一緒に惹かれてしまいます。 -
購入済み
心が洗われた
色々細かな説明がなくても、美しい風景や踊りの所作で、読みながらぐいぐい引き込まれた。
もうすっかり、おわらのファンにもなってしまったw
日本の伝統文化が消えて行く中、こんな土地で育つことができるのって豊かだな…と、ちょっと羨ましくさえある。
ラスト、わざと2人の姿を描かなかったのだろうけど、それがとてもステキな余韻になって残りました。
鈴の音が本当に聞こえてる気がするw