小玉ユキのレビュー一覧
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購入済み
切ない
光るが切ない。
涙もでないほど喉のところ途中ぐっとなりました。
私はあまり年の差カップルすきじゃないので円くんとのデートとかそれなりに気持ち悪かったかな(笑)
漫画要素を取り入れてるけど基本的にこのさくしゃさんは情緒的で映像的なひとだからややすべってますね(笑)
漫画的要素についてはって意味です。
情緒的なのは凄い。
光に他の女の子が出てきて、もやとっと的なてんかいにしないのがこのさくしゃさんのいいところでもあり、漫画的にはつまんないとこですが。
表紙の絵的に次蛍子で、さすがに次最終はない?かもで、次の次皆で表紙という展開なら終わり?
次気になります -
Posted by ブクログ
交わらない想い、報われない気持ち。切ない感情の断片の描写もさることながら、傷ついてしまった人に気づいた時の相手や友人たちの優しさや思いやりの描かれ方がいい。この作品の登場人物たちはみんな気持ちの優しい人たちなので、読んでいて本当に癒されるのだ。損得や駆引きのことばかり考えて傷つけあいながら人づきあいなんかしているよりも、人と人はどういう付き合いをしていることがお互いにとって幸せなのか、ここに答えがあると思う。音楽のことを何か表現することを狙った作品ではない、と作者はあとがきで述べているが、相手の音をよく聴くことが演奏にとって大事なことであれば、その最たるものがその時その場で演奏が変化していくj
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Posted by ブクログ
全巻通してものすごく面白かった。
9巻は、大学受験から高校卒業、大学入学、大学在学中、そして大学卒業後の進路と、それぞれがそれぞれの道でいろいろ体験、経験を得て、その後に待ち受けてる自分の人生の道をどう選んだのか。
そして、かけがえのない親友である、千太郎は、律っちゃんはどうしていたか?どうなったのか?
とても濃い時間を9巻1冊にまとめてくれてます。
あえて、ここで言ってしまえる人がいるなら、あの千太郎をロックの道に引きずり込もうとして、千太郎を巡ってあらそった松岡くん。
彼は、めでたく夢であった、アイドル?ロック?芸能人になる夢を叶えテレビに出れるくらいの有名人になりました。すごいね彼 -
Posted by ブクログ
よかったねー千太郎
人山超えた感じだね
そして、友情もまた一回り強くなった。
なんだか幸せな気分だ。
そして、律っちゃんにも見せ場がくるのか?
準備だんかいでは、薫くんは、愛しい律ちゃんにも手加減なしなしでビシバシ。
でも、そんな分け隔てない君が魅力的。
そして、律っちゃんは幸せものだね。
その幸せを薫くんも千太郎くんも同じように感じてるからね。
そんな直後・文化祭当日、まさか・・・
薫くんは、本当に傷ついてる他人の気持ちをよくわかってくれる。
千太郎は薫くんがいてくれたことでどんなに救われ、心強かったことか・・・
でもやっぱりこんなこと言ったら失礼かもしれないけどBLチック風味を感じてし -
Posted by ブクログ
不良と優等生が仲良くなる。
実に王道パターンのように思いますが、この漫画はその後ろに
①少年少女たちの育った環境
②淡い恋愛模様
そして何よりも
③ジャズ
の要素が加わることで差別化できています。
主人公たち二人もただの凸凹コンビで面白い、ただの仲良し、というわけでは無く、お互いがお互いを(主人公の心理描写が中心ですが)羨望したり、嫉妬したり、見下したり、共感したり…微妙な感情がある上で信頼しあっていく、というのが好きなところです。
それにしても、ジャズの演奏シーン。音が聞こえない紙の上でありながら迫力が出せるのはすごいです。
最終巻では青春モノ(というくくりが正しいのかは知りませんが)なら