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ジャズ、バンカラ、学ラン、佐世保弁、そばかす。この中でひとつでも気になるワードがあった人には絶対オススメ!個人的には全てのワードがどツボです!!
舞台は1960年代の長崎。東京から引っ越してきたちょっぴり神経質な主人公・薫が、豪快なバンカラ青年・千太郎と出会い、二人はジャズを通して心を通わせます。
私のお気に入りはなんといっても、千太郎の幼馴染でそばかす委員長の律子!律子の佐世保弁と慎ましい乙女っぷりがなんとも可愛い!!私も「また喧嘩したっちゃろ?」って言われたい!そばかすってチャーミング!!!恋を知り、愛に泣き、そして大人の女性になっていく律ちゃんから目がはなせません。
もちろん「友情」も大事なテーマで、線の細いメガネ男子と、悪そうに見えて実は家族想いなバンカラ男子の爽やかなやりとりもたっぷり楽しめます。2012年に放送されたアニメも素晴らしいので、そちらもぜひ!躍動感溢れるジャズのセッションシーンは必見です★(書店員・なめはし)
Posted by ブクログ
交わらない想い、報われない気持ち。切ない感情の断片の描写もさることながら、傷ついてしまった人に気づいた時の相手や友人たちの優しさや思いやりの描かれ方がいい。この作品の登場人物たちはみんな気持ちの優しい人たちなので、読んでいて本当に癒されるのだ。損得や駆引きのことばかり考えて傷つけあいながら人づきあいなんかしているよりも、人と人はどういう付き合いをしていることがお互いにとって幸せなのか、ここに答えがあると思う。音楽のことを何か表現することを狙った作品ではない、と作者はあとがきで述べているが、相手の音をよく聴くことが演奏にとって大事なことであれば、その最たるものがその時その場で演奏が変化していくjazzであり、単なる郷愁ではなくそういう人と人のコミュニケートとしてのjazzの本質的な魅力が描かれていると思う。
Posted by ブクログ
全巻通してものすごく面白かった。
9巻は、大学受験から高校卒業、大学入学、大学在学中、そして大学卒業後の進路と、それぞれがそれぞれの道でいろいろ体験、経験を得て、その後に待ち受けてる自分の人生の道をどう選んだのか。
そして、かけがえのない親友である、千太郎は、律っちゃんはどうしていたか?どうなったのか?
とても濃い時間を9巻1冊にまとめてくれてます。
あえて、ここで言ってしまえる人がいるなら、あの千太郎をロックの道に引きずり込もうとして、千太郎を巡ってあらそった松岡くん。
彼は、めでたく夢であった、アイドル?ロック?芸能人になる夢を叶えテレビに出れるくらいの有名人になりました。すごいね彼!
1巻はなんとなくタラタラと読み始めたこの作品、本当に巻数増すごとにどんどん面白くなって、最後は最高!!って思わせてくれたほど。
面白かったです。
これにて完結です。
Posted by ブクログ
不良と優等生が仲良くなる。
実に王道パターンのように思いますが、この漫画はその後ろに
①少年少女たちの育った環境
②淡い恋愛模様
そして何よりも
③ジャズ
の要素が加わることで差別化できています。
主人公たち二人もただの凸凹コンビで面白い、ただの仲良し、というわけでは無く、お互いがお互いを(主人公の心理描写が中心ですが)羨望したり、嫉妬したり、見下したり、共感したり…微妙な感情がある上で信頼しあっていく、というのが好きなところです。
それにしても、ジャズの演奏シーン。音が聞こえない紙の上でありながら迫力が出せるのはすごいです。
最終巻では青春モノ(というくくりが正しいのかは知りませんが)ならではの「今この瞬間はずっと続かない」「みんな大人になり、変わっていく」という感じがよく出ていて、特にじんわりきました。
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