にかいどう青のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現在活躍中で人気の児童文学作家さん達の
中学生にも納得できる
ジェンダーフリーアンソロジー
こんな素敵なアンソロジーが読める中高生は
なんて恵まれているんだろうと感動さえしてしまいました
朝井リョウさんの「正欲」をはじめ
ジェンダーフリーを難解にしすぎているのかもしれませんね
昔の中高生には、少し物足りないところもあるかと思いますが、6人の作家さんにもとても興味を持ちましたので、作家と作品を記録しておきます
「Peony」
漫画 鎌谷悠希
2000年月刊Gファンタジー「華屋」デビュー
2008年「隠の王」テレビアニメ化
peonyはお花の芍薬
男女による香りの性別の違和感
「女子高か、共 -
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Posted by ブクログ
望月麻衣&児童書にひかれて手に取る。
8つの短編集で、若手~中堅作家さんが執筆されてます。人間関係をテーマにした内容が共通。あと、ネコでてきます。ルビは多分4年以上向け。内容はかなり今っぽいのに、挿絵は古風な感じです。おすすめしたら人気が出るタイプの本かな。高学年向け。
「初恋は前途多難!?」望月麻衣
小学校で知り合った相沢君のことが気になる菜々美。地味でまったく人気がなかったのに最近背が伸びて少し格好良くなってきた。彼の素敵なところを最初に気付いたのは私なのに。それに、え?その有名な人と知り合いなの?まさか、彼女?
「夢追うふたり」如月かずさ
小説家を目指しているのにちっとも面白いも -
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Posted by ブクログ
ネタバレ怪異に首を突っ込む教授と怪異に遭ってしまったがために特殊能力を得た大学生のバディものというと某作品が思い浮かびますが、ちょっと毛色は違う感じ。
変わった手法ながら怪異を祓える力を持つ教授兼作家(でも怪異を見ることはできない)と、怪異を祓えはしないけど見ることができる大学生が、ある屋敷の謎を解く物語。
なかなか大変な目に遭っていながら、それなりに普通に大学生活を送り、普通に恋もしていた彼だけに、その日常にまで屋敷に関わる怪異が迫ってきたときは恐ろしさを感じた。
しかもこの謎、要素が複数に絡み合っているので、なかなかに手ごわい。
最終的に彼の友人を色々な意味で巻き込む結果となるし、何より犯人の正体 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作が非常に怖くてなかなかに狂気的だったこちらのシリーズ。達成すると願いが叶うという100物語が再び登場し、中学生達を恐怖に陥れる。今作は初めから主人公の親友が行方不明になっており、不穏な雰囲気である。 行方不明になった親友を探すための手がかりとしてたどり着いたのが、親友が塾仲間とLINEの様なメッセージアプリ上で行っていた百物語。親友や親友の塾仲間が投稿していった百物語を読み進め、更に手がかりを得るために塾仲間に接触していく主人公。
このアプリ上に投稿されている百物語も怖いが、主人公が塾仲間と接触するシーンも怖い。最初は普通なのだが、接触していくごとにおかしくなっていく塾仲間。(しかも本人た -
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