にかいどう青のレビュー一覧

  • スベらない同盟

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     YA小説にありがちな「レオ」は選ばれし者なのかと思ったが、実に深い作品だった。摩擦がなければ人は触れ合えない。「摩擦ルミネ センス」が起こることもあるのだから。開いてしまった1センチに満たない穴でも、埋まらない。そのままがいい。不良品だから、かっこいい。再読必須だ!にかいどうさんの仕掛けに「なるほどっ!」

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    2025年08月05日
  • どこかがおかしい2

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    どこかがおかしいの、1巻も見てみてそれと同じようにいろいろな写真のおかしいところを探して話しを理解するというところが面白かった。

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    2025年07月14日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    児童書でこういったアンソロジーがあるのかと、とても新鮮だった。わたしが子供の頃にはなかった。
    ジェンダーフリーアンソロジー。
    世界は日々変化していっているのだな。

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    2025年07月12日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    現在活躍中で人気の児童文学作家さん達の
    中学生にも納得できる
    ジェンダーフリーアンソロジー

    こんな素敵なアンソロジーが読める中高生は
    なんて恵まれているんだろうと感動さえしてしまいました
    朝井リョウさんの「正欲」をはじめ
    ジェンダーフリーを難解にしすぎているのかもしれませんね
    昔の中高生には、少し物足りないところもあるかと思いますが、6人の作家さんにもとても興味を持ちましたので、作家と作品を記録しておきます

    「Peony」
    漫画 鎌谷悠希
    2000年月刊Gファンタジー「華屋」デビュー
    2008年「隠の王」テレビアニメ化
    peonyはお花の芍薬
    男女による香りの性別の違和感

    「女子高か、共

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    2025年05月20日
  • てのひら怪談 こっちへおいで

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    800字以内3ページ程度の掌編が50編。豪華な執筆陣が怖い話の怖い部分だけを抽出したような物語を展開させています。
    怖さの種類も千差万別。文字だからこその怖さもあれば、想像してしまいぞっとするものも。ホラー怪奇小説の入口にも!

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    2025年03月27日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    ケガレを祓いそのケガレで物語を綴る幻想作家(であり大学教授)と、ケガレを視ることのできる助手の青年のバディもの。しかも呪われた屋敷もの。これは嬉しい。
    更に想像以上にがっつり怖いホラー。これは楽しい。

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    2025年02月18日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    ネタバレ

    怖おもしろかったー!
    表紙もちゃんと見ているのになぜか途中まで主人公の性別を勘違いしていて、あとから出てくるキャラも性別間違えて読んでて、しかも最終的に性別が大事なポイントで、いろいろ惑わされました。大半は自爆だけど。
    続編も出てほしいなー。

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    2024年12月29日
  • 5分間ノンストップショートストーリー 黒ゐ生徒会執行部

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    黒ゐ生徒会の2人が、怪異から守ってくれる…話かと思ったら、そうはいかないのがにかいどう青という作家さん。
    相変わらず切れ味抜群のショートショートでした。
    ぞわっとさせる、嫌な読後感が毎度お見事。
    ボリュームもちょうどいいので、朝読書などにおすすめ。

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    2024年11月09日
  • ひみつの相関図ノート

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    望月麻衣&児童書にひかれて手に取る。
    8つの短編集で、若手~中堅作家さんが執筆されてます。人間関係をテーマにした内容が共通。あと、ネコでてきます。ルビは多分4年以上向け。内容はかなり今っぽいのに、挿絵は古風な感じです。おすすめしたら人気が出るタイプの本かな。高学年向け。
    「初恋は前途多難!?」望月麻衣
    小学校で知り合った相沢君のことが気になる菜々美。地味でまったく人気がなかったのに最近背が伸びて少し格好良くなってきた。彼の素敵なところを最初に気付いたのは私なのに。それに、え?その有名な人と知り合いなの?まさか、彼女?
    「夢追うふたり」如月かずさ
    小説家を目指しているのにちっとも面白いも

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    2024年09月30日
  • ひみつの相関図ノート

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    短い話の中でもそれぞれが生き生きとしているだけでなく、扉絵に描かれている相関図を話を読み進めた後にもう一度読むと、また違った印象になるという面白い仕掛けもあって良かった。

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    2024年09月15日
  • 恐怖のむかし遊び キレイになりたい

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    ルッキズムがテーマの現代ホラー。
    アプリで顔を修正するように、現実の顔も修正できる。ぬるっと動く目、死ぬほどこわい。
    相変わらず問答無用の後味の悪さが健在の三作目。
    三作目は連作短編集の形をとっています。

    可愛くなりたい気持ちと、見た目で虐げられる友達へのいじめ。そして、たまに読者へ投げかけられる問いかけ。(あんたが考えた最悪のいじめがそれだよ、みたいな文脈で、読者に「いじめ」を想起させる)清々しいくらい最悪です。(褒めてる)

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    2024年09月01日
  • 恐怖のむかし遊び

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    にかいどう青さんの児童向けホラーどんな感じかな〜♩と思って軽い気持ちで読んでみて、びっくりした。死ぬほどこわいやんけ。

    むかしあそびをモチーフにしたホラー4作からなる短編集。

    かくれんぼ、
    影踏み、
    だるまさんがころんだ、
    かごめかごめ。

    日常が少しずつ崩れていく感じとか、ひたひたと近づいてくる恐怖とか、児童文庫なのに容赦なくて最高にこわかった。
    全部落ちがぞっとするラストで、さすが。
    後味悪いすぎて面白いです。

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    2024年08月20日
  • ひみつの相関図ノート

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    完全に思っていたのと違った。
    真剣な人間関係の青春作品かと思いきや、黒猫さんを全員で登場させる、ファンタジーを含むふわっとした物語が主。最後にあっと思わせる、人間関係相関図が完成する。

    作者は児童文学活躍の面々なので、初めてでも面白いはず。
    いとしのナナが好印象でした。

    望月麻衣「初恋は前途多難!?」
    如月かずさ「夢追うふたり」
    神戸遥真「放課後のメッセージ」
    もえぎ桃「わたしのママは」
    宮下恵茉「きみは友だち」
    地図十行路「壁の向こうのソラ」
    松素めぐり「いとしのナナ」
    にかいどう青「それでも地獄で息をする」

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    2024年07月29日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    怪異ミステリーか、と無防備に読んで、
    いやいやホラーじゃん!こわ!!とびっくりさせられた。ホラーミステリー系大好物です。
    怪異の原因は人間か、怪異なのか。線引きの塩梅もいい感じ。
    引用されている幻想文学の数々もすばらしい。

    年上敬語と生意気な年下のバディものなので、この手の設定が好きな子にもおすすめしたい。

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    2024年06月06日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ジェンダーフリーがテーマのアンソロジー。
    「チキンとプラム」「いわないふたり」「羽つきスキップ」が好きだった。
    いろんな作家さんの雰囲気の違う作品が読めておもしろかった。

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    2024年05月18日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    ネタバレ

    怪異に首を突っ込む教授と怪異に遭ってしまったがために特殊能力を得た大学生のバディものというと某作品が思い浮かびますが、ちょっと毛色は違う感じ。
    変わった手法ながら怪異を祓える力を持つ教授兼作家(でも怪異を見ることはできない)と、怪異を祓えはしないけど見ることができる大学生が、ある屋敷の謎を解く物語。
    なかなか大変な目に遭っていながら、それなりに普通に大学生活を送り、普通に恋もしていた彼だけに、その日常にまで屋敷に関わる怪異が迫ってきたときは恐ろしさを感じた。
    しかもこの謎、要素が複数に絡み合っているので、なかなかに手ごわい。
    最終的に彼の友人を色々な意味で巻き込む結果となるし、何より犯人の正体

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    2024年04月06日
  • SNS100物語 赤い望み

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    ネタバレ

    前作が非常に怖くてなかなかに狂気的だったこちらのシリーズ。達成すると願いが叶うという100物語が再び登場し、中学生達を恐怖に陥れる。今作は初めから主人公の親友が行方不明になっており、不穏な雰囲気である。 行方不明になった親友を探すための手がかりとしてたどり着いたのが、親友が塾仲間とLINEの様なメッセージアプリ上で行っていた百物語。親友や親友の塾仲間が投稿していった百物語を読み進め、更に手がかりを得るために塾仲間に接触していく主人公。
    このアプリ上に投稿されている百物語も怖いが、主人公が塾仲間と接触するシーンも怖い。最初は普通なのだが、接触していくごとにおかしくなっていく塾仲間。(しかも本人た

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    2024年03月28日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    帯に民俗学ミステリーと書いていますが、民俗学ではないですね。強いて言うならホラーミステリーかな。ただ、ミステリーの文法には必ずしも則ってないので、ホラー色のほうが強いです。
    現われる怪異事象が理屈で推し量れないところに恐怖を感じます。なのでホラーとしては割とよくできた作品だと思います。これはシリーズ化するかもしれませんね。

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    2024年03月20日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    このご時世に必要とされる短編集。欲を言えば、女の子が主人公ばかりだったので、男の子(体が男の子の人間)に寄り添った話がもう一編あると良かった。

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    2024年02月16日
  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    児童書の棚で見つけた。大人でも難しいLGBTQをどう扱うのか?(この本はそれだけでは無い)
    当事者の多くは自己肯定感が低く悩んで成長していくらしいが、ここでは肯定していいんだといっている。
    自分の感覚を大事に、他人の感覚も尊重して。

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    2023年08月03日