にかいどう青のレビュー一覧

  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors

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    ネタバレ

    改めて有名な作家さんの集まりだと思いました。
    ジェンダーに関連した深い、不快、日本の人間関係が漫画も入れて7作品。視点が全て違って、タメにもなる。

    ①男の匂い、女の匂い。個人の好みで男女関係ないのでは?
    ②男性が好きな男性を好きな女子。
    ③性自認が女性で女性が好き。
    ④父親の愛情表現がセクハラ。家族の対応も不満。
    家族観。
    ⑤女性が恋人の女性。男性が好きな女性で距離感が近い人がいる。誤解されたくない。カミングアウト。
    ⑥性への関心と誤解。コドモっぽいとは。女性の生理と自分にできる事。
    ⑦男尊女卑。優しい、いいことは。

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    2023年07月12日
  • 撮影中につきおしずかに! (2)仲なおりに効く魔法【試し読み】

    購入済み

    子供時代の心

    魔女である主人公に対しても普通に仲良く接する二人の友達が本当に親友だなあと感じました。今作でその二人に喧嘩が発生してしまいますが、その溝は主人公の機転などでだんだんと埋まっていきます。なかなか謝罪がしにくい大人と比べれば、これぞまさに子供時代ならではの正直な心が反映された作品のように思えます。

    #ほのぼの #深い

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    2022年08月01日
  • SNS100物語 黒い約束

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    ネタバレ

    「願いのかなう百物語って知ってる?」理子が絵流萌にそんな話をし始めた。その話を聞いた寧々は愛犬を生き返らせるため、百物語をやりたいと言い出す。悲しみから立ち直れるならと、他の友人も誘って百物語を始める絵流萌達であったが……。

    ***

    発売前からひそかに楽しみにしていた一冊。100物語とつくホラー系の児童書を読まない訳にはいかない。発売日当日に買いに行って翌日には読み切ってしまった。

    こちらの物語は、絵流萌(えるも)の友人であり愛犬を亡くして落ち込んでいる寧々に理子が、「願いのかなう百物語って知ってる?」と語り掛けたところから。
    なんでも、怖い話や不思議な話を100個集めると、すべて語り終

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    2022年05月22日
  • おもしろい話が読みたい! チェンジ!

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    青い鳥文庫の人気シリーズ作品の番外編など色々あって面白いです!私は「すみっこ☆読書クラブ」が好きです!

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    2021年11月30日
  • スベらない同盟

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    主人公とともに、いじめられてそうなケイの行方が心配になりました。

    救ってあげれるの?どうなの?どうなるの?

    とページをめくる手が止まらず、深夜に一気読みした中年主婦の私。

    最近の子供たちの悩みも、大変なんだなぁと。是非、親にも児童文学を読んでほしいと思いました。

    イジメや友人関係のトラブル、大きな心の悩みを持つ子どもだちの肩に、そっと優しく手を差し伸べてくれるような本でした。

    内容的には重いネタで考えさせられるものばかりなんですが、最後の最後まで思わぬ展開を巻き起こしてくれるので、一言で言えば「すごくおもしろかった」です。

    中学生がさくさくと読めそうなので、学校での読書時間とかにも

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    2021年11月13日
  • 七日目は夏への扉

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    主人公朱音の、竹を割ったような性格が、読んでいて楽しかった。ストーリーもよくて、特に後半一気読みだった

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    2021年05月30日
  • 恋話ミラクル1ダース

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    1ダースの恋の話。かわいらしい中学生たち。
    最初の挿絵もかわいかった。設定はなかなかぶっ飛んでいたけどおもしろかった。

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    2021年05月10日
  • スベらない同盟

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    中学生対象選書。

    「レオは、教室内ヒエラルキーの上層にいる、はずだった。」
    キャッチーですよね。
    中高生は怖い話とこの手の話が大好物です。

    さらさらと読み易い文体で、話の流れもわかりやすい。かといって薄っぺらいわけでもなく、ある程度の悟りを青少年に与えてくれる印象。

    カバーつけて読む派なので、読後に改めて表紙イラストを確認しちゃいました。ほほう。なるほど。
    こういうネタもスパイス効いてていいですね。ちょっと歌野晶午の「葉桜の季節に君を想うということ」を思い出しました。いや、この手のネタはよくあるといえばあるなあ。でもやはりキャッチー。

    摩擦ルミネセンスと人と想いと言葉。230〜231ペ

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    2021年02月28日
  • スベらない同盟

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    レオは、教室内ヒエラルキーの上層にいる、はずだった。「ひらめいた!おまえ、漫才の台本書けよ。」学校で不動の人気をほこるレオがいじめらている藍上と、コンビで漫才をする。これで、すべて解決する、はずだったのに。
    面白い!終盤の涙あり笑いありの展開に心が揺さぶられた。
    よく、誰かのためにっていうのを美化されがちだけど。ほとんどは、誰かのために行動している自分が好きなだけで、自己承認が強いだけ。助けなんて相手は求めてないのに。デリカシーがないから後から、大きなしっぺ返しを受けて、1人、孤立。・・・さて、レオくん(主人公)はどう挽回するのかが、今作の1番の見どころ。
    お笑い(落語)という方法で、辛いこと

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    2021年01月17日
  • 七日目は夏への扉

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    ネタバレ

    どうやって森野の死を回避するのか、はらはらしました!
    曜日を飛び越えながら、だんだんと真相に近づいていくのも面白かったです!
    ちょいちょい出てくる雑学も楽しかったです!

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    2020年09月01日
  • スベらない同盟

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    描写が細いので都度中学での日々を思い出して懐かしく感じた。
     
    主人公レオは優れたパーソナリティの持ち主であり、読んでいて心地よくなった。

    誰にでもお勧めする本であるが、中学生の時に出会いたかったな。

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    2019年12月18日
  • そして僕らはいなくなる

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    3.5ぐらいかな。
    生意気な高校生のお話。
    だか、自分は仮面を被った生活を送っていることに苦痛を感じているような若者のお話。

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    2018年10月06日
  • ふしぎ古書店1 福の神はじめました

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    両親の仕事の関係で叔母の元から学校に行くことになったひびき。町の様子を見て歩いているとふしぎな古書店にたどり着いた。そこで出会った青年レイジは自分は福の神だと名乗り、ひびきを「福の神の弟子(仮)」と決めるのだった。

    古書店がタイトルにあったので手にしてみました。いわゆるイマドキの児童文庫ですね。可愛い絵と親しみやすく突飛なキャラクターが読者を引っ張ってくれます。
    古書店が出てくるとは言え、メインとなる舞台は学校なので古書にまつわる謎だとか蘊蓄だとかでは物語が展開する訳ではないです。それでもはじめの事件は本がキーアイテムとなりますし、本が好きな小学生が主人公なので所々に本(それも実際にある本)

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    2018年09月12日
  • そして僕らはいなくなる

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    ゛優等生の着ぐるみをかぶって生活する゛なんて中二病の話かと少々引きぎみで読み始めたが、ひき逃げ事故のあとに幻覚を見るようになってから面白くなった。幻覚が反転してたせいで複雑になったけど、思春期のいろいろが混ざりあって青春ものとしてもミステリとしても面白かった。川瀬とお友だちになりたい。

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    2018年06月03日
  • どこかがおかしい2

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    ネタバレ

    1巻を読んでからすぐに2巻へ。
    非科学的な話もあれば今すぐ起こりうる怖さの話もあって、それが短編に散りばめられているのがちょうどいい。

    冒頭に提示されるイラスト(写真)は「おかしいところ」を目立たせてくれているのだけど、そこから話を読み進めてどんな結末になるのか?誰がこんなことを?と推理していくのがやはり楽しかった。
    読み終えてみれば結末や展開はよくあるパターンなのに、なのに文章を追いかけているうちはそれに気付けない…それだけ作者さんの引き込む力が強かったんだなと感じた。

    「動画配信」
    写真におかしいところが実は2箇所あったのに、1箇所に気を取られて気づかなかった!結末を知った後、イラスト

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    2025年09月06日
  • どこかがおかしい

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    ネタバレ

    SCPガチャで知ったにかいどう青さんの作品を探していたらこの作品にたどり着きました。

    最初に1枚の写真を見てどんな話か予測する。本文を読み進めつつもしかして…?と写真のページに何度も戻りながら結末を推理する。
    写真に違和感を感じた箇所が物語の鍵となっていたときは爽快感が♪謎解きを体験できて楽しかったです。

    「病バイト」
    1人称視点で物語が進むのがスリル満点でした。終始不穏。

    「遊園地」
    話が進むにつれて、そんなにのんびり過ごしてて大丈夫?逃げて?!とヒヤヒヤが止まらず。テーマパークの題材が干支っていう伏線も面白かった。

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    2025年09月06日
  • スベらない同盟

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    ネタバレ

    教室のヒエラルキー上位にいると思ってたレオが気づいたら下位にいるのが見ていて悲しくなった
    ラスト性別が違うことに気づいてびっくりした
    ジュンのレオに向けての気持ちの解釈の仕方はラストの結末が分かってからと分かる前と違って面白かった
    もう一度また読み返したい1冊

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    2025年08月13日
  • ひみつの相関図ノート

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    物語の前に相関図が書かれているが
    読み進めていくうちにその関係がガラッと変化

    この歳ながら最初の話きゅんきゅんしてしまった笑
    少女漫画によくありそうな話だったけど久しぶりに味わえて良かった、、、笑

    1話ずつさくっと読めて読みやすかった

    小6〜高校生

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    2025年08月01日
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎

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    親戚の客員教授兼幻想作家との
    奇妙で恐ろしい生活。

    面白半分に首を突っ込むな、という教訓が
    実地(?)でもらえるわけで…。
    いや、本を書くのにどういうインクを?! でしたが
    話が進むにつれて、の納得(?)話。
    確かに、さくっと使って終わらせたい…かと。

    そして迫りくる恐怖体験。
    多少があっても、これは怖い。
    寝るのも生活するのも怖いものがあります。
    しかも最後の落ち!
    この先もしかしたら…を抱えて?! と
    叫びたい終わりでした。
    平和って、素晴らしいです。

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    2025年02月11日
  • ひみつの相関図ノート

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    望月麻衣さん以外は初読みの作家さんの8つの短編でしたが、タイトルにあるように作品の冒頭にある程度の相関図が描かれていて、それを見た上で読み進めていくと相関図に描かれていない部分も出てきたり明らかになったりしてそういうテイストで楽しめて読みやすかったです。(^_^)

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    2024年10月07日