浦賀和宏のレビュー一覧

  • 火事と密室と、雨男のものがたり

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    ー あなたは自分の《力》に気付いていなかったはずよ。〈力》があるからこうやって外に出ないで引きこもってるなんて嘘っぱちよ。あなたは《力》と関係なしに世の中と関わるのを諦めた。その後に自分の《力》に気付いたの。あなたはその時、心の底から喜んだでしょうね。世の中に負けて引きこもってるんじゃない。この《力》のせいで俺は外に出られないんだ。そう自分に言い訳することができるんですもの。 ー

    《力》の存在が意外と事件と関係しているので、《力》の前提がミステリーの前提なんだな。《力》が本物かどうかの検証も必要なので、これは事件解決の難易度が上がるなぁ〜。まぁ、ミステリーの謎を解く気はあまりないので、これはこれで面白い。

    それにしてもいじめられっ子の主人公のうじうじと歪んだ自意識はこれからどうなっていくのか楽しみだ。

    歪んだ碇シンジみたいだな。

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    2020年06月16日
  • 殺人都市川崎

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    途中まで面白く読めましたけれども、ラストがなぁ…まあ、浦賀作品はいつもラストが微妙なんですよね! 腑に落ちた、という感じにはならなくていつもお茶を濁されている感じがして…まあ、中途までは面白く読めたし、イイかな…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    これが遺作となるわけですか…すごいタイトルだなぁ、と店頭で見かけた時には思いましたね。川崎は僕の住んでいるところから比較的近いんですけれども、そういえばあまり訪れることなく今日までやってきましたね。この本を読んで川崎と言う街に興味が沸いてきました! けれども、この小説にもあるように、実際悪いイメージ通りというわけでもなく、訪れてみれば普通の街なんでしょうけれど…どうにも日本には前評判やら、先入観、イメージが先行するような、そんな雰囲気がありますね! ちゃんと実物を見て判断しないと…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、浦賀さんの作品で好きだと思ったのは初期の安藤直樹シリーズと松浦純菜シリーズくらいですかね…松浦~はまだ文庫化されていないってか、もう文庫化の予定はないのか!?って感じですけれども、久々に著者の本を読んでみたら、不思議と過去に読んだシリーズとか再読したくなってきましたねぇ…さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2020年06月06日
  • 彼女の血が溶けてゆく

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    浦賀さんの作品の中では、少しどんでん返しが弱めです。
    点と点が繋がっていくところは読んでいて気持ち良いです。
    人物像は全体的に淡いけれど、これからシリーズが始まっていく、という感覚で終わることができます。

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    2020年05月21日
  • 松浦純菜の静かな世界

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    ある意味青春ミステリで、ラブストーリーになっていくのかな。シリーズを通して読むぞ、と決意。
    事件に巻き込まれ、さらに自分の境遇から世間に憎悪と被害妄想を抱く八木剛士。彼と松浦純菜の出会いから始まる物語を彩るのは、女子高生連続殺人事件、そして桜の木の下に死体が埋まっているという噂。お互いに他者にない「力」を持っていると言う純菜に引きずられるようにして事件に巻き込まれていく剛士は本当に「不死身」なのかどうか。とにかく気になる要素がいっぱいで、これら全部うまくまとまるんだろうか、と思いますが。いくつかの謎は続編に残しつつも、ミステリとしてはオーソドックスな着地点でした。
    あれやこれやのものに対する剛士のひがみというか恨み節が鬱陶しくもあるのだけれど、わからないではないんですよねえ。そりゃあ表に出すようなことはしないけれど、「そんな些細なことで」と思われるようなことでもその人にとってはとんでもなく重大事だったり。素直にそんな思いを吐き出してしまえる分、だんだん好感がわいてくるような気もします。

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    2020年03月12日
  • 彼女の血が溶けてゆく

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    初読みの作家さん・・・結果はアタリでした!おもしろかった!!
    とはいえ、展開にちょーっと無理はある気がしますがw

    ライター・銀次郎は、元妻・聡美が引き起こした医療ミス事件の真相を探ることに。
    患者の女性は、自然と血が溶ける溶血を発症、治療の甲斐なく原因不明のまま死亡する。
    死因を探るうちに次々と明かされる、驚きの真実と張り巡らされた罠。
    はたして銀次郎は人々の深層心理に隠された真相にたどり着けるのか。

    いやー、もう終盤はどんでん返しの連続で、どんだけ~!?ってな気分にもありましたが、
    いやいや、おもしろかったです。タイトル、大事!ww

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    2019年03月26日
  • Mの女

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    最後は話が二転三転……

    主人公、小説家の冴子の元に学生時代の友達、亜美から連絡が入り久しぶりに会う事になった、正直亜美はそんなに仲が良いとは言えない。顔もぼんやりとしか覚えていない、でも、わざわざ実家に連絡して自分の連絡先を聞いたと言っていた。
    ある日亜美から彼氏タケルを紹介される。
    タケルは見た目がカルい。あまりいい印象は持たなかった。
    何か不穏な雰囲気に冴子はタケルを調べる事に。
    色々調べていくとタケルの周りでは死人が多数出ている。
    亜美にも伝えるが信用しない。冴子は独自で調べていくとタケルは自分と接触する為にわざと亜美と知り合ったというところまでたどり着く。
    昔あった鈴木家殺人事件にも関わっているようだ。
    「鈴木家殺人事件の真実」というノンフィクションを書いた作家の泉堂莉菜に会って真相を聞こうとするが本音を教えてくれない。
    ある日、亜美と連絡が取れなくなった。
    そのあとタケルの死体が……

    「Mの女」
    誰の事を言っているのだろうと最初から探しながら読み始めたんだけれど該当者が出てこない。
    最初は普通の感じの冴子が独自の推理でタケルの正体を暴いていくにつれ段々とおかしな感じになっていく。もしかして冴子は妄想癖がひどくて勝手に自分の中でタケルの人物像を作り出してるんじゃないだろうか?
    その通りに話は進んでいきますが亜美との連絡が途絶え、タケルが死んだあたりから話が二転三転していきます。「Mの女」も最後の方でわかります。全体的には短めですがなかなか読み応えがありました「まる」

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    2019年01月04日
  • ifの悲劇

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    「もしあの時こうしていたらどうなっていたのだろうか」
    ――意味のないことだとはわかっていても、人は取らなかった選択の結末に想いを馳せてしまう。

    そこから着想を得て、本書はなんと「Aの場合」「Bの場合」の2つの物語を交互に書こうというのだ。それも「犯人が事件後に目撃者を殺していた場合」と「殺さなかった場合」だというのだから、物騒な話である。
    主人公は私怨から人を殺してしまう。用意周到に偽装工作を考え、計画的に殺人を実行したにもかかわらず、帰路の道中で目撃者を「ひき殺してしまう or ひき殺しそうになる」。物語はここからスタートする。
    犯人視点で物語が進み、最初の辺りは2つの世界で共通する部分も多いが、段々と違いが目立つようになり、気が付けばまさに「どうしてこんなことに」状態。しかも、そこに行くまでの流れが非常に自然。

    何を書いても基本的にネタバレになりそうで怖いが、かなり手の込んだ仕掛けが用意されていることもあり、解答を見てもなかなかに頭が混乱してくる。最後に筆者の手によって時系列順にまとめられているのが唯一の救い。
    ただ、描写や表現に若干「ずるいな」と感じるところはあった。

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    2018年11月17日
  • ifの悲劇

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    ん?実際にあった事件の話?

    作家、花田欽也は実妹を愛し体の関係を続ける。
    しかし妹は勤めている会社の屋上から落ちて死んだ。警察の検証は自殺との事だったが花田は自殺という事に疑問を持ち妹の婚約者奥津に疑いをかけ独自に調べる。
    奥津に妹との関係がバレ花田は奥津を殺害する。
    奥津の死体を車に乗せてどこかに隠しに行こうとする途中、目撃者に出くわした。
    その後話がAとBに別れる
    A目撃者を轢き殺した場合
    B目撃者を轢き殺さなかった場合
    AとBが順番に続いていく。

    初めて読む作家さんでした。
    タイトル「if」の通り、もしもこうだったらというAとB別々の話が続いて行きちょっと頭がこんがらがったけどなんとか人物関係を把握できながら読み進める事ができました。
    しかし……
    最後は……

    えっ? 誰?……
    とちんぷんかんぷんで終わってしまった。
    うーんと唸りながらあとがき?なるものを読んでいくと人物関係、時間錯誤があらわになり、なーるほどー!と頭のクエスチョンマークも解消され、なんや実際にあった事件の話だったんやと皆さんが書いたレビューを読むと
    ん? 銀次郎? 誰? 週刊標榜? 何? なんか浦賀さんの小説の中に出てくる人物、週刊誌らしくて、実際にあった話じゃないの?えっ?どっち?とさらにわけがわからなくなりました。おわり「まる」

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    2018年08月30日
  • Mの女

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    ミステリー作家が謎を追うが…。作家は女ですが謎なのは男。途中、そうなのかと思ったけれど、まあ、怖いなー。どうなんだどうなんだとたたみかけてくる。真実はいかに。

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    2017年10月08日
  • 彼女が灰になる日まで

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ライターの銀次郎が昏睡状態から目覚めると、謎の男が現れた。男は「この病院で目覚めた人は自殺する」と告げる。過去に四人の患者が自殺したことを知り、調査を始めた銀次郎は、関係者の証言を辿る中で、彼らの企みに飲み込まれて行く。オカルトか、医療ミスか、それとも。次々と明らかになる衝撃の事実に目が離せないノンストップミステリー。銀次郎シリーズ、待望の第四弾!

    【感想】

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    2017年07月27日
  • ifの悲劇

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    ネタバレ

    AB2つのIF話が交互に描かれる物語。
    『彼女の倖せを祈れない』『彼女の血が溶けてゆく』で主役だったフリーライター・銀次郎が中盤以降登場する。

    <あらすじ>
    小説家の加納は、愛する妹・彩の自殺に疑惑を感じていた。
    そして調査により、妹の婚約者で会社の同僚の奥津が、会社の同僚たちに加納と妹は肉体関係があると風潮したことが判明。
    妹はそれを苦に自殺したと判断した加納は奥津を殺害。
    その偽装工作を終えて家へ帰ろうとした時、加納の運転する車の目の前に突如男性が現れて、、、、、。

    ここから物語は2つに分岐する。
    A・・・男性をひき殺してしまった場合
    B・・・男性を轢かずに済んだ場合

    AB2つの話が交互に進む
    Aの場合
    加納はひき殺した男性・猪澤の死体を隠し、奥津殺害事件を捜査する警察からも逃げ切ることに成功。
    しかも猪澤は奥津を恐喝していたらしく、行方不明扱いとなった猪澤は奥津殺害の容疑者として指名手配される。
    Bの場合
    奥津殺害現場近くで猪澤に目撃されてしまった加納は、そのことをネタに猪澤から脅迫される日々が続く中、
    フリーライター・銀次郎も現れ、彩の事件の真実が見えてくる。


    <オチ>
    エピローグは銀次郎の記事として真相が語られる。

    IFの世界のように語られたABの話。
    実はAの話の30年後の話がBだった。

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    2017年07月07日
  • ifの悲劇

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    ネタバレ

    殺人を犯した直後の行動の違いで、二つの異なるストーリーが同時に描かれる。それぞれのストーリーで切羽詰まった展開が繰り広げられ、やがてそれぞれの終わりを向かえるが…。
    些細な違和感も上手く回収してくれているが、構造がややこしいが故に、エピローグの説明してる感が強いのは少しいただけない。

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    2017年05月18日
  • 彼女が灰になる日まで

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    フリーライターの桑原銀次郎が入江太一から,昏睡状態から目覚めた人に知里アシの霊が乗り移って自殺した人が連続しているとの話を聞き,話が始まる.アシの兄精治も絡んで複雑な関係を銀次郎が解き明かそうとするが,彼自身も昏睡状態が目覚めており,自殺候補者と目されている.これまでの人脈を頼りに調査を進めるが,離婚した妻の聡美も医師として様々なアドバイスをくれる.入江の紹介で自殺した家族を持つ小松と芦屋に会い,銀次郎は考えを巡らすがなかなか真相がつかめない.最後に仕掛け人が判明するが,その過程で銀次郎の考えが展開していくステップが楽しめる.

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    2017年04月21日
  • 究極の純愛小説を、君に

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    肌に合わないなーと思いながらも松浦純菜シリーズ全部読んでて良かった!
    相変わらずこの人の発想は面白いなー。

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    2016年07月20日
  • 彼女の血が溶けてゆく

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    医療事故を報じる裁判提訴の記事から始まる本書、文庫430ページを一気読み。二転三転するストーリーは読む者を引きずり込む。

    元妻による医療ミスで死亡した患者の周辺を探る主人公・銀次郎。次々と明らかにされる患者の怪しい行動。患者の周りの胡散臭い人々・・・。いやぁ、謎が謎を呼び、飽きない。この手のミステリーにしては、人物の内面もよく描けてる方だと思う、

    銀次郎が調査する過程で自殺者が一人だけ出るが、その他は医療ミスで死亡した患者しか死者が出てこないところも、なかなか新鮮。五人も六人も、次々と殺されるミステリーと違って、かなりリアリティのある描写だ。

    中盤で、「あ~、そういう事だったのか!」と思わせといて、すぐに「ええええっ!」と唸る急展開。まさか〇〇が△△△だとは・・・。作中、不可解な言動をする女性が現れるのだが、△△△だったという事で納得。こういう急展開が中盤以降、次から次に・・・。まさに波状攻撃。

    序盤、医学用語の説明が多用されてるのが、ややとっつきにくいなぁと感じさせるが、会話文に織り込むことで極力、難解さを排除してる。
    このあたりの、医学に関する描写も、ストーリー上、重要なキーになるのでしっかり読んでおきたい部分。
    ここを乗り越えれば、あとは物語が読者を引っ張り込んでくれる。

    最後まで二転三転するストーリーは、目が離せない。
    ラストで180度世界が変わるという言葉があるけど、真相は、世界どころか異次元に飛んでくような・・・。
    この真相、強引すぎるって声もあるようだけど、自分は許容範囲。というか、全然、OKな部類だな。

    ☆4個

    背表紙~

    ライター・銀次郎は、元妻・聡美が引き起こした医療ミス事件の真相を探ることに。患者の女性は、自然と血が溶ける溶血を発症、治療の甲斐なく原因不明のまま死亡する。死因を探るうちに次々と明かされる、驚きの真実と張り巡らされた罠。はたして銀次郎は人々の深層心理に隠された真相にたどり着けるのか。ノンストップ・ミステリーの新境地。

    まさに、ノンストップだし、新境地だな。
    本書は、「桑原銀次郎シリーズ」の第1作だが、続けて第2作「彼女のため生まれた」を読みたくなった。

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    2016年06月09日
  • 彼女の血が溶けてゆく

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    やりすぎとも言える二転三転ありだが、それでも、楽しめた。
    医療ミステリーって言っていいのかな?
    面白い

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    2016年06月05日
  • 彼女が灰になる日まで

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    ネタバレ

    <あらすじ>
    ライターの銀次郎が昏睡状態から目覚めると男が現れ、
    「この病院で昏睡状態から目覚めた人は自殺する」と言われる。

    その男の奥さんは同じ病院で昏睡状態から目覚め、半年後に自殺したという。
    しかもその奥さんの前にも3人、昏睡状態から目覚め自殺したという。

    そこで銀次郎が過去自殺した人の親族に会って話を聞くと、
    「知里アシ」という霊能者の女性の魂が乗り移っていると言い出す。

    知里アシ自殺→1人目が目覚めた後すぐ自殺→2人目が目覚めた後すぐ自殺→3人目が目覚めた後すぐ自殺→銀次郎が目覚める
    という流れになっていて、それぞれ時間的に自殺した直後に次の人が昏睡状態から目覚めていることから、知里アシの魂がそれぞれ乗り移って自殺を図っていて、銀次郎にも知里アシの魂が乗り移っているはずだから、もうじき自殺するはずだ。という。

    仕事始めに知里アシを調査することにした銀次郎。
    そこで浮かび上がってきたのは自殺した人の親族達が、実は知里アシの信者なのでは?いうこと。
    銀次郎に記事を書かせることで知里アシを有名にすることが目的なのか?
    調査を進め至った結末とは?


    <オチ>
    銀次郎の元妻・聡美が犯人だった。
    銀次郎に嫌がらせをするために患者やその親族を操って仕組んだ計画だった。
    「女は灰になるまで女。私はあなたを灰になるまで忘れない。そしてあなたを殺したい」

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    2016年04月04日
  • 彼女のため生まれた

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    息詰まる展開だ。意表をつくラストだった。
    ライターである自分自身が追い詰められていく。それも何年も前の事件に端を発して。タイトルが意味深である。

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    2016年03月06日
  • ファントムの夜明け

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    元カレにまだ未練のある主人公が、元カレが行方不明になったことをきっかけに、元カレの現彼女と共にその行方を追っていく……話かと思ったら違った(笑)
    主人公があるきっかけからサイコメトラーに目覚めてしまい、戸惑い怖い思いもしながらその能力を受け入れていくにつれて遭遇する事件……最後はそこか! とちょっと悲しくなる。

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    2016年02月13日
  • 眠りの牢獄

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    浦賀、亜矢子、吉野、北澤の4人は友達だった。浦賀と亜矢子が階段から落ち、亜矢子が眠りの牢獄に入るまでは。

    という内容で良いのかな。

    些細な違和感を感じたところで、この小説の最大のネタバレがわかってしまった。だが、この小説内でも言われている通り、ネタがわかってしまっても内容さえ良ければ、良い作品となる。

    浦賀も亜矢子も、ちゃんと幸せになれたらいいなと思う。化け物だと。それなら、吉野の方がよっぽど化け物だよ。

    一番可哀想なのは亜矢子と兄か。

    叙述トリック素晴らしかった!

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    2025年09月18日