浦賀和宏のレビュー一覧

  • 彼女の血が溶けてゆく

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    犯人と呼べる人の殺害動機がどうしても弱いような気がした。そんな理由で、愛は死んでしまったのかと。

    解決して、また新たな情報が手に入って、一番始めらへんに読んだところが伏線になってるのは、凄く面白かった。

    アルツハイマーや溶血について、自分なりに調べてみたりもして、少しは医学について詳しくなれたかな。

    ただ、純粋無垢に生きてるミカには幸せになってもらいたいと願うばかりです。

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    2015年12月17日
  • 浦賀和宏殺人事件

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    替え玉のミステリー作家・浦賀和宏が編集者・本城久美子と会う.彼女は浦賀妙な言動に違和感を持つ.浦賀の友人の柳沢剛士と浦賀の妙な会話.最後のエピローグで明かされる真相にはゾッとする.読後感はいまいちだ.

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    2015年10月13日
  • 究極の純愛小説を、君に

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    ネタバレ

    .
    <あらすじ>
    7年間行方不明の八木剛。
    当時24歳で、高校時代の友達と樹海に旅行に行くと言って出て行ったっきり。
    八木剛の母・法子は、息子は死んだと失踪宣告を申し立て、保険金を請求した。

    八木剛の生死を調査することになった保険調査員・琴美。
    その中で、八木剛は2年間まで小説家として生きていたことが判明する。

    失踪した7年前から2年前までシリーズ物を出版。
    ペンネームは浦賀和宏。
    最後の作品名は『生まれ来る子供たちのために』
    ※作者本人が過去作・松浦純菜シリーズ(主人公の名は八木剛士)

    さらに調査していく中で、八木の高校の同級生・矢沢も八木について調査していることが判明し、琴美は矢沢と接触する。
    すると矢沢からとんでもないことを聞く。

    八木は2年前に樹海に行って死ぬと言ったきり音信不通である。
    八木について聞き込みをしていたのは、八木を探していたのではなく、八木のパーソナルを知るためだった。
    小説家・浦賀和宏の性格というか、
    文章を書く能力をアルゴリズムにして、
    本人がいなくてもいくつかの設定を入力するだけで自動的に小説が出来上がる、、、
    『ウラガシステム』を開発するためだった!

    八木は2年前まで生きていたことが判明し、死体も発見されてないので、琴美は母の法子に保険金は払えないと報告する。
    そしたら逆ギレした法子が琴美を包丁で殺そうとするが、そばにいた矢沢のお陰で助かり、法子は警察に逮捕される。

    後日、ウラガシステムのことが気になっていた琴美は矢沢のもとを訪れる。

    ウラガシステムはうまく動作していなかった。
    小説作成を何回試しても、松浦純菜シリーズのようなバッドエンドにしかならず、ハッピーエンドの作品が作れない。
    そこで琴美は設定を変える助言をした。


    <オチ>
    ウラガシステムは成功し、出版したらベストセラー!
    マスコミのおかげで八木が潜伏先から姿を現す!
    琴美は矢沢とイイ感じの仲に。。。


    と作品が終了し、最終ページで、
    この本自体がウラガシステムが完成し書いたハッピーエンドの決定稿でした!ってオチ

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    2015年08月21日
  • 彼女のため生まれた

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    ネタバレ

    タイトルを目に入った時点で、もこの話はきっとどうしようもない痛いストーリと悟った。
    まさに痛々しい大サービスだ!
    そして、多分安楽椅子探偵じゃないせい、真相が徐々に浮上しにつれ、自分の中に暗い部分も近ついていくような錯覚が身に纏った…

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    2015年07月08日
  • 究極の純愛小説を、君に

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    ネタバレ

    まずは、恋愛小説だと思って、手に取らないこと!
    著者は"浦賀和宏"さんですよ!

    ジャンルとしてはSF/ミステリー/ホラー。
    個人的イメージは、著者の『時の鳥籠』と『記号を喰う魔女』と、野崎まど『小説家の作り方』を足した感じ。
    松浦純菜シリーズを読んでいると、細かいところでちょっと楽しめるかも。逆に知らないと評価は星3.5くらい。
    この本のおかげで松浦純菜シリーズ文庫化とか……ないか。

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    2015年06月12日
  • 彼女の血が溶けてゆく

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    ネタバレ

    安藤シリーズの余韻がまだ冷えてないせいか、どうもどっかとんでも無い展開が出て来るかなって思いながら読んだんた。案外割りとれっきとした本格ミステリー、猟奇や怪奇抜きの清々しいVer.が本作なんだ!

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    2015年05月25日
  • 堕ちた天使と金色の悪魔

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    松浦純菜シリーズ7作目。
    前作『世界でいちばん醜い子供』は、この作品の"前奏"と対になるみたい。
    八木くんがちょっと変わっただけで随分読みやすい。
    物語としても大きく動き始めている印象。
    面白くなってきた!

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    2015年04月20日
  • 透明人間

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    ネタバレ

    とっくに錆びついた心にまさかのまさかラストに動かされたなんて。。
    全巻あんな巫山戯満載な結末の余韻はまだ抜けなかったのに、今回きちんと続きの答えを探したいのに、なのにこんな癒し系な番外篇にやられた。。。
    本当に本シリーズの最期とは思わないね。。謎もまだいっぱい残ってるのに。。。

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    2015年04月17日
  • 透明人間

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    安藤直樹シリーズ7冊目。シリーズ最終作?
    著者らしくSF、ミステリー、青春とジャンルミックス。
    著者らしくない(わりと)平和な解決。
    シリーズでは一番ミステリー要素強め。
    こんな結末も個人的には大好き。
    物語は非常に面白いが、シリーズ最終作としては不満が残る。
    『萩原重化学工業連続殺人事件』etc、今後の展開に期待!!
    「私がここにいることも、あなたと出会ったことにも、すべて意味がある」

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    2015年03月03日
  • とらわれびと

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    安藤:すべてが俺のせいだ。 金田:僕と僕が大丈夫だ。 飯島:おやじいが殺された,俺に残したのは兄弟だけ!

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    2015年02月22日
  • 姫君よ、殺戮の海を渡れ

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    これの前に読んだ『彼女の倖せを祈れない』はコンパクトな中にオチがバシッと決まって面白かったが、こちらは長くて、だからこそ「おいおい、そういう方向に転がるんかい」というハラハラがいつまでも続き、カタストロフを迎えたとき魂を抜かれる。

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    2015年02月18日
  • 彼女のため生まれた

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    銀次郎シリーズ第二段。

    自分の母親が同級生に殺され、
    同級生が自殺し、その遺書により、
    自分に汚名を着せられるところから始まる。

    二転三転する展開にはグイグイ引き込まれました。
    しかし、最後の結末には少し悲しいものが残りました。

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    2015年01月23日
  • 記憶の果て(上)

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    "記憶の果て"(上)(下) 浦賀和宏著 講談社文庫(2014/03発売)
    (1998/02発売 講談社ノベルス、2001/08発売 講談社文庫)

    ・・・第5回メフィスト賞受賞作。自殺した父親の部屋のパソコンを立ち上げた高校生安藤直樹は、
    そこに”裕子”と名乗る人工知能を発見する。
    人間の物らしき記憶を持つ裕子を調査するうちに直樹は自分の過去とも直面する。
    ”裕子”の正体とは?

    ・・・”裕子”の正体はともかく、安藤直樹の過去については実際にありそうな話なんで痛々しい。

    ・・・あと、この作品には”キーボードのないライディーン”という珍妙な曲も登場します。
    (実際に登場人物が演奏していた)
    想像を絶するとはまさにこのことやねぇ・・・。

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    2015年01月03日
  • 彼女の血が溶けてゆく

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    話のもって行き方や処々の設定が強引すぎたり、
    主人公の思い込みや仮説でいろいろ捕らわれる内容でしたが、
    最後の展開は十分に楽しめました。

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    2015年01月02日
  • 姫君よ、殺戮の海を渡れ

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    利根川でイルカを見たという少女。誰も信じないその事実を確かめるために現地を訪ねた少年少女たちの、4日間の冒険と思い出。
    ……だけならば少し苦くても爽やかな青春ミステリで終わったはずなのに。それを発端としてその後に起こる悲劇には絶句。まあこのタイトルだけで平和じゃないことは分かっていましたが。
    なんだかどこかで見た覚えがある企業が登場したりもしますが。まさかそんな凄まじい真相が待ち受けているとは想像もできませんでした。うわああ、何これ。何この酷すぎる展開は(誉めてます)。でも読後感はなんとなく穏やかという気がしないでもなく。ある意味、純粋な愛の物語、なのかも。

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    2014年11月30日
  • 頭蓋骨の中の楽園(下)

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    脳内でグルグルまわる安藤シリーズ、しかし螺旋階段のような、メビウスの輪ともまた違う世界軸。
    『記憶の果て』『時の鳥籠』『頭蓋骨の中の楽園』を読むと最新作でありノン・シリーズ作『姫君よ、殺戮の海を渡れ』に通じるものが確かに感じられる。
    安藤が最後にこの事件を解く時に明かされるこの小説世界の構造は、著者である浦賀さんが時折自著で出してくるメタ構造と小説家が出てきて小説を書いているということに直結しているようにやはり感じられる。
    故に今だからこそ文庫化され読むことで伝わるものがあるのだろうとは思う。これが1999年ではやはりは速すぎたのではないか。あとこの安藤シリーズ三部作を読んでいると世界観は『リング』『らせん』『ループ』シリーズを思い出す。

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    2014年11月13日
  • 姫君よ、殺戮の海を渡れ

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    "少年少女の切ない青春を描いた傑作恋愛ミステリ"とのことですが…
    当然のように、これだけでは表現しきれない壮絶な物語。

    主人公兄妹がちょっと感情的過ぎ、なかなか感情移入はできませんでした。
    少し長めですが、サクサク読めました。
    とにかく、結末の衝撃が大きかったです。
    浦賀さんの作品は、他の作家の作品とは次元が違うように感じます。

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    2014年10月10日
  • 彼女の倖せを祈れない

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    ネタバレ

    フリーライター・銀次郎シリーズ

    <あらすじ>
    銀次郎の同業者・青葉が殺された。
    青葉が特ダネを追っていたことを知った銀次郎はそのネタを追う。
    手がかりは青葉のカメラに写っていたボンテージの女性。
    写真の場所が秋葉原近辺だと突き詰め、銀次郎は友人の
    阿部に会い協力を仰ぐ。

    阿部は秋葉原に詳しくアニメ好き。写真の女性が着てたのは
    ボンテージではなく映画アベンジャーズのブラックウィドウの
    コスプレだったと判明し、コスプレショップで聞き込みし、
    銀次郎は女性の手がかりをつかむ。

    調査を終了し銀次郎は阿部の家で昼食をとることに。
    そこで突如、銀次郎は阿部に刺され、倒れる。。。
    青葉を殺したのは阿部だった!
    一体なぜ?(ここまでで全体の1/3)


    <オチ>
    残り2/3は銀次郎登場せず。
    保守派の政治家の息子・兼人に恋をした薫の物語。

    ある日、薫は青葉から兼人について聞き込みを受けた。
    そのことを兼人に報告し、兼人は周辺を調査して、
    青葉に情報を売ったのは兼人の友人・阿部だとわかる。
    兼人は薫を連れて阿部と会い、阿部を問い詰めた。
    その後、兼人は薫を誘い秋葉原でデートした。
    そして2人は付き合うことに。
    でも度重なるデートで薫は兼人に弄ばれるようになり、
    しまいには成人映画館内で犯されたりもした。
    それでも薫は幸せだった。

    そんな中、遂に青葉は兼人と対峙し、兼人に写真を突きつけた。
    その写真は映画館内で兼人と薫がSEXしてる隠し撮りの写真で、
    『兼人が同性愛者である』
    というスクープだった。

    薫は実は男だったという叙述トリックで、
    兼人の前の恋人が阿部で、阿部は嫉妬で青葉に兼人の情報を売った。
    兼人は阿部に会うとき、阿部に自分のことを忘れさせるため、
    恋人同伴のフリをするため薫を連れてきたのだった。
    保守派の政治家の息子が同性愛者だという真実をマスコミに知られたくないため、そして兼人のために、阿部は青葉を殺し、銀次郎を刺したのだった。

    銀次郎が刺された現場に兼人と薫がやって来て、薫が通報し、銀次郎は何とか一命を取り留めた。

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    2014年09月26日
  • 頭蓋骨の中の楽園(下)

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    ネタバレ

    過去二作『記憶の果て』『時の鳥籠』は必読。
    登場人物の誰もが狂っています。
    特に、こんなに狂った探偵さんは初めて見ました。
    数多くの自殺、殺人の関係性が見どころ。
    どこまでも広がっていくシリーズの世界観にハマリまくっています。

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    2014年09月17日
  • 時の鳥籠(上)

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    ネタバレ

    感想は下巻にまとめて。
    それにしても長い前奏でした。
    帯に森博嗣さんの推薦文が載っていて、テンション上がりました。

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    2014年08月14日