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Posted by ブクログ 2014年11月02日
今年はじめて小説読んで泣いたかもしれない。タイトルの意味はラストにわかるがさすがメフィスト賞デビュー作家だし青春編というかイルカを探しにいく辺りが終わった後にもすごいページが残っていてどうなるんだ?と思ったら確かに想像していなかった終わり方になった。そこでタイトルの意味がわかるわけだが。
浦賀さんは...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月30日
利根川でイルカを見たという少女。誰も信じないその事実を確かめるために現地を訪ねた少年少女たちの、4日間の冒険と思い出。
……だけならば少し苦くても爽やかな青春ミステリで終わったはずなのに。それを発端としてその後に起こる悲劇には絶句。まあこのタイトルだけで平和じゃないことは分かっていましたが。
なんだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月10日
"少年少女の切ない青春を描いた傑作恋愛ミステリ"とのことですが…
当然のように、これだけでは表現しきれない壮絶な物語。
主人公兄妹がちょっと感情的過ぎ、なかなか感情移入はできませんでした。
少し長めですが、サクサク読めました。
とにかく、結末の衝撃が大きかったです。
浦賀さんの...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月24日
浦賀和宏作品5冊目。
約600ページの長編だが、不必要なシーンや会話が多かった印象。
読みやすさは抜群だか、前半のイルカ探しが長い…兄弟の口喧嘩にもイライラうんざりしました。
ファンタジー要素の前半とはうってかわって後半は話が重く哀しい展開に一気に引き込ませられました。徐々に1つの疑問が明らかになる...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月03日
綺麗な表紙と糖尿病の妹をもつ高校生という設定に興味をはじめ、分厚さに躊躇いつつも購入。物語の方向性を理解していなかったのか「えっ、そういう話なの!?」という驚きだった。妹が出会ったイルカが何だったのか、その正体が焦点だと思ったら……民宿の娘であるユカが思った以上の意味を持つ。看護師になった主軸がユカ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月27日
キャンプから帰ってきた妹が、キャンプでイルカを見たと言う。行われたのは、群馬。
当然誰も信じないなか、兄の敦士は友人と妹とともに群馬へ向かう。
前半は、ややテンポ遅めのイルカ捜し。だが、少しずつ絡み合ってくる関係性が微笑ましかったり痛いたしかったりで、十分に楽しめる。妹に干渉しまくる主人公の拗らせ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月28日
恋愛ミステリー?いや浦賀節全開ぶっとび!”萩原重化学工業”暗躍話
<あらすじ>
敦士(17歳)は、糖尿病の妹・理奈(12歳)が群馬県に糖尿病の人だけが参加するサマーキャンプに行ったとき、夜中キャンプを抜け出し利根川でトラックに積んだイルカを発見し、そこにいた人と一緒にイルカを川に放流したことを聞く...続きを読む
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