西尾維新のレビュー一覧

  • 傾物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    阿良々木暦と忍野忍のツーマンセルと、八九寺真宵の物語。宿題が出来てない阿良々木が、夏休み終わりに、一日だけでも戻れば、と思って忍に連れて来られた先は、十一年前、八九寺の命日の一日前。何のためにこの日にきたのか。考えて取った行動。そしてその結果の十一年後。

    後でネタがわかってしまえば、なーんだ、で終わる話ではあるけど、八九寺一人助けたことでそこまで?! の展開。かなり騙された気分。ラストでは真宵ちゃんの本音も聞けて、やっぱりこの世界に生きて良かったんだなっていうオチ。阿良々木さんに会えて良かった、と言われたのが一番の救いじゃないかな。

    0
    2018年01月05日
  • 偽物語(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    下巻、つきひフェニックス。
    阿良々木暦とちっちゃい方の妹・月火の物語。とはいえ、月火ちゃんはあんまり出てこない。出だしはでっかい方の妹・火憐ちゃんとの掛け合いから始まるし、火憐ちゃんと神原先生との出会いはあるし、新キャラの影縫さんと斧乃木ちゃんも活躍するし、忍さんだって黙っちゃいないし、八九寺真宵ちゃんも羽川翼さんも大忙し。だけどサブタイはつきひフェニックス。月火ちゃんのお話し。上巻と合わせて、ファイヤーシスターズの話。

    0
    2017年12月30日
  • 偽物語(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻、かれんビー。
    阿良々木暦とでっかい方の妹・火憐の物語だが、戦場ヶ原ひたぎの過去話も含めている。また、八九寺真宵の行く末もなんとなく匂わせている。火憐、活発で正義でなかなか男前な女の子だけど、弱ったときのほんのちょっと可愛らしい一面も見逃せない。
    アニメ先に観たけど、かなり忠実に作られていた。今後のちっちゃい方の妹・月火の話も気になる。

    0
    2017年12月29日
  • 美少年椅子

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    沃野禁止郎の思惑、生徒会長選挙の結果、その因縁は引き続いており、今回も通過点といった印象。次で大きな動きがあるか?

    0
    2017年12月28日
  • 傷物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード、つまり忍野忍と、阿良々木暦との出会いと関わりの物語。
    化物語からの忍と阿良々木くんとの関係がずっと謎だったけど、これでやっと理解出来た。でも一番気になったのは、羽川翼。阿良々木くんも大概だけど、何故にそこまで良い人そして物怖じしない人なのだよ。優等生だからで片付けられる話ではない。何事にも興味津々だからでも無理。やはり阿良々木くんへの愛が全てなんだろうなぁ。これだけ酷い目に遭わされて、これで済むとはどうも納得出来ない。断然、羽川推しになってしまいましたよ。

    0
    2017年12月24日
  • 十二大戦 コミック版 1

    購入済み

    このコンビもすっかりお馴染みに

    めだかボックス、症年症女のファンは無条件で買いでしょ。

    とは言え、めだかボックスと症年症女ほど読み心地は近くなく、その差を楽しむ感じかな。

    バトルロイヤルもの。延々と戦い。殺し合い。

    よくあると言えば、よくある設定。
    それでも西尾維新原作である以上、ただそれだけでは終わらない仕掛けが満載で、意味深なセリフがそこかしこに散りばめられている。

    展開を予想しながら読むとエキサイティング!

    ジャンプ+で無料で既に読んだ内容だけど買いました、思ったよりコミックスならではの特典のようなものは乏しかったけど、表紙の庭取のお尻だけでも、買う価値はあったと思います。

    思います。

    0
    2017年11月10日
  • 忍物語

    Posted by ブクログ

     阿良々木暦の大学生時代の話。
     忍を吸血鬼にした、おおもとが絡んでくる。

     どうでもいいけど、直江津高校は読みにくい名前ばっかりだなww
     学校の先生は毎年うんざりであろうと…。
     
     と、斜め上は置いておいて、まぁこれはこれで一種のはぐらかしなんだろう。インパクトのありすぎる名前も、それが多数になると埋もれる。埋もれることでただの記号になる。が、自己主張する記号だ。
     なんといえばいいか。絵文字で使われるビックリマークみたいな。色が赤だったり、モーションで動いたり、ビックリマークであることは間違いないのに、へんに自己主張している。
     うん。そんな感じ。
     
     で、そうい

    0
    2017年11月09日
  • 十二大戦

    購入済み

    おもしろい

    アニメで知って購入。
    余計なものを削ぎ落として焦点を絞った逃げ道のないシチュエーションのストーリーはプレデターやエイリアンに見るハリウッド映画のようでおもしろかった。真価を発揮する前にやられてしまう展開もテンポあるハリウッド映画のようだった。でも申の戦いとかはじっくり見たかった気もする。

    0
    2017年10月30日
  • 十二大戦

    Gou

    購入済み

    無駄が楽しい

    西尾維新が書きたくて書いたことが分かる、散りばめられた凝った設定が楽しい。どうして結末が分かって読むバトルロイヤルが面白いのかが自分でも分からないが、周りにも勧めたくなる。

    0
    2017年10月24日
  • 化物語(上)

    購入済み

    やはり面白い!

    アニメでも面白い話だったが、本で読んでもより楽しめた!

    1
    2017年09月25日
  • 忍物語

    Posted by ブクログ

    久しぶりに新刊を読んだけどやはり面白い。また新しいシーズンが始まるみたいだけど、まだまだ買わずにはいられないだろうなと思った。
    170924

    0
    2017年09月24日
  • 忍物語

    Posted by ブクログ

    曲直瀬(まなせ)大学1年生となった阿良々木暦は、直江津高校バスケットボール部の連続ミイラ化事件に遭遇する。
    臥煙さんから依頼され事件を調査していくが、決死にして必死にして万死の吸血鬼、デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターが容疑者として浮かぶ。
    大学の同級生の命日子に頼んで暗号解読したり、ミイラ化していたDVSを天国のうつくし姫の唾液で元に戻したり、女子高生のパジャマパーティに参加したり大活躍の暦だったが、影縫余弦さんのニー・キックによって解決に至る。

    0
    2017年09月09日
  • 忍物語

    Posted by ブクログ

    第一話(しかないけど)の表紙絵が美しい。安定の物語スタイル。こよみんとの会話劇を楽しみながらばらまかれた謎を最後で回収する。〈物語〉シリーズは巻末の予告を毎回楽しみにしているけれど、モンスターシーズン開始とは! 驚き&期待も高まります。

    0
    2017年08月22日
  • 撫物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学校に行けず、漫画家を目指している撫子の成長物語。
    撫子のために奔走し、バックアップする斧乃木ちゃんがファインプレーだった。
    この物語を読んで、あまり好きではなかった撫子の印象が変わった。
    ちゃんと成長して、暦への失恋を認め、式神化した自分に諭すところが良かった。
    阿良々木家に電話をかけた戦場ヶ原さんは、向こうでもなにか物語がありそう。
    忍野扇は男子となり、相変わらずだが、以前のような不気味さは少し減った気がした。
    撫子には、新しい恋をして欲しい。

    0
    2017年08月17日
  • D坂の美少年

    Posted by ブクログ

    美少年探偵シリーズ

    いよいよ卒業間近となった「先輩くん」の後を継ぐため
    何故か生徒会長選挙に立候補するハメになった眉美

    美少年たちの全力サポートが始まる

    ひき逃げ事件の謎は?
    そして闇の組織からの刺客、沃野の正体は?!

    永遠には続かない「楽しい時間」この先どうなるのか。

    0
    2017年08月08日
  • めだかボックス カラー版 PART5 漆黒の花嫁衣裳編 2

    購入済み

    カラーいいですね

    本誌で読むのとまた違った楽しみを味わえました

    0
    2017年07月01日
  • 症年症女 3

    購入済み

    めだかボックスではないけれど。

    どこかしら安心院さんを連想させ、
    なんとなくめだかちゃんめいた、
    でもやはり赤の他人な少女ちゃんと、

    そこはかとなく球磨川くんに似ていて、
    心なしか人吉くんぽくもある、
    しかし完全に異なるキャラクター、少年くん。

    そんな二人のやりとりを眺めていられる。
    めだかボックスの大ファンな僕にとって、
    それだけで幸せなマンガだった。

    何より活き活きとしていたのは、
    原作者の西尾維新さんと作画の暁月あきらさん。
    めだかボックスでやれなかったことを、
    めだかボックスでやり残したことを、
    自身らが目一杯、楽しみながら披露してくれた。

    広告の「誰だよ!」と言いたくなる

    0
    2017年06月13日
  • D坂の美少年

    Posted by ブクログ

    眉美の毒の吐き方がエスカレートしている。心の中の毒づきと思ったら口に出してるし。生徒会長選挙に出ることになって命を狙われる眉美を守るチームが頼もしい。応援演説が素晴らしくて感動した。褒めてもらうっていいことだ!
    今回のタイトルも秀逸だけど、次作は『美少年椅子』ですって。楽しみ。

    0
    2017年06月09日
  • 業物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    過去から未来へと繋がっている、まさにオフシーズン。
    特に、「あせろらボナペティ」は、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが吸血鬼になる前、勝手に人が死んでいく呪いのようなものを持っていた人間の頃の話で、語り部で吸血鬼のデストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターの生き方や矜持が面白かった。
    ラストにトリックも仕掛けており、文章も読みやすく、これぞ西尾維新の文体だった。
    「つばさスリーピング」も、忍野メメを暦のピンチに助けさせようとした翼の対吸血鬼との冒険譚が面白かった。
    「あせろらボナペティ」を読むと、忍の口調のわけがわかって、スーサイドマスターとちゃんと忍と再会して欲し

    0
    2017年05月29日
  • 猫物語 (白)

    Posted by ブクログ

    2017/5/14

    物語シリーズのなかで一番好きなエピソード。
    「人間らしさ」を取り戻すが故の、炎の物語。
    アニメの出来が素晴らしく忠実なのもあり、すんなりと入ってきました。


    羽川の異常性はほかの人が指摘しているも、自覚して受け入れる
    自分自身と向き合う物語であれど、そのシーンが来るのは
    ほんとうに最後の最後。
    長い間続いた、自身の異常と、"白い"こととの決別
    人間としての成長物語。

    "白さ"を表すこと、理解させることはとても難しいし、そもそもその発想すら容易なものではない。


    聖人であり、賢者の立ち位置にあっても、その正体はただの少女。
    それ

    0
    2017年08月23日