楠谷佑のレビュー一覧
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ネタバレ全寮制の男子校を舞台にした「青春ミステリ」。
ヒナの設定からして「いろいろ察し」だったんですが、
いけ好かない生徒会長が殺害された三章を過ぎたことから
俄然面白くなってきました。
まさしく「クラスメイトと謎解き」を。
ヒナがワトソンで、同室のエチカがホームズ。
何気ない学園生活の描写の中にアリバイや
犯人特定できるガジェットが仕込まれていて、
読者もエチカと同様に犯人の特定ができたんだなと
気づいたのは、エチカによる犯人告発シーンでした。
鈍すぎる。
ただ、犯人の殺害動機はかなり強引だと思いましたが。
最初は自分自身も容疑者で、
犯人特定にあまり乗り気じゃなかったエチカが、
「友人が傷つけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ
途中、『犯人はこの人で動機はこうかな?でもそれだったらあきりたりすぎんか(笑)』
って思っていたら見事に違いました!笑
殺された生徒会長がなかなか悪役っぽくなってて(帯に書かれてるのでネタバレではないとみなす)犯人に同情しちゃうけど、でもまあ殺すのはよくないよね…
全寮制男子校モノ、で時々ブロマンスみ?を感じたけれど、無駄なく展開がスピーディーで、淡々としたギャグ要素もあり疲れず読めた。こういう密室って面白い。各々のキャラクターの背景ももっと気になる。
以下ネタバレ
女刑事が出てきた時点で「なんでここに来て刑事追加?」と思ったけど、そこで疑うべきだったか(メタ)
部下を -
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Posted by ブクログ
全寮制男子校・霧森学院高等部2年の雛太(ヒナタ)と絵愛(エチカ)の2人が事件を解決するシリーズ第二弾。
動物好きで人間嫌いのエチカと、真っ直ぐで単純な性格のヒナタの凸凹コンビが活躍します。
前作の事件ではエチカが犯人だと疑われましたが、今作はヒナタが容疑者にされてしまい、エチカが積極的に謎を解こうと頑張ります。
ヒナタがエチカに自分たちは「一心同体だ」と言う場面には、なんだかんだ良いコンビだよなぁとニヤニヤしてしまいます。
警察に協力しながらいっしょに犯人を探すという現実には有り得ない設定は、青崎有吾さんの裏染天馬シリーズを思い出しました。
謎解きに派手さはないのですが、変に奇をてらっていな -
Posted by ブクログ
ネタバレ無気力な高校生の霧島智鶴は友人の別府揚羽と下校中に男性の刺殺体を発見。被害者は血でダイイングメッセージを残していた。若手刑事の熱海に協力し、持ち前の推理力で犯人を言い当てる。それからも智鶴は協力するはめに…。壺のすり替え、誘拐、脱出ゲーム中の火災、そして智鶴の過去へ繋がる殺人まで…無気力な探偵が解決する5つの事件。
以前読んだ『ルームメイトと謎解きを』の著者のデビュー作の改稿版。文庫本で出たものが単行本になるって珍しい。作者は当時高校生で、「小説家になろう」で連載していたWEB小説だったそう。「なろう」っていうとファンタジーのイメージが強いのでミステリーって珍しい気がする。
無気力探偵ってど -
Posted by ブクログ
楠谷佑さんの学園コージーミステリーですね。
私立霧森学院は、中高一貫の男子校でしかも全寮制。学院の周囲は森ばかり。去年、新しい寮が出来て、古い寮はお金がない貧乏高校生が住んでいる。
そのなかの一人、高校二年生で空手部の雛太が主人公。
古い寮は「あすなろ館」と呼ばれている。そこに転校生が二人やって来る。
二年生の鷹宮絵愛と一年生の五月女唯哉だが、雛太(ニックネーム、ヒナ)と同室になる鷹宮(ニックネーム、エチカ)と初対面にして、エチカの推理力に驚く!
ヒナとエチカの学園生活が始まると、エチカのまわりで問題が生じてくる。生徒会長の湖城龍一郎といざこざがあったのだが、この湖城は性格が悪く、