楠谷佑のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
秩父の山奥の村で殺人事件が起こった
奇しくも大雪によりクローズド・サークルに…
偶然旅行で来ていたコンビミステリー作家で従兄弟同士の大学生男子・理久と真舟が丁寧にその謎を1つずつ解明していく
まず理久と真舟のコンビがとても良い
同居する従兄弟同士ということで、会話がスムーズに進み無駄がない
お互いが推理に必要な部分を補い合い、仲間割れをすることもないので読者側の心の疲弊なく読めた
そして描写が丁寧で、自分も一緒に村にいる気分になれる
推理の基本はフーダニットだが、ハウダニットも絡めつつ細かく紐解いていくので、推理の過程を登場人物の1人のように楽しめた
強いて言うなら村の地図があればもっと分かりやすかった気がする
それともあえて載せていないのか…
さて、そこまで細部に拘った文章だったのなら、もちろん読者も犯人が見事分かったのだろう…と思わせといて
まーーーーーったく分からなかった!!(笑)
犯人も、方法も、動機も、まーーーったく当たらず(笑)
つまり、めちゃくちゃ面白かった!!ということ
全部分かっちゃう推理小説なんてつまんないですからね
いやー、見事な作品でした
どうやらシリーズものになりそうなので、第二弾にも期待です!! -
Posted by ブクログ
埼玉県にある進学校、霧森学院高等部。そこに通う兎川雛太と鷹宮絵愛はボランティア部の部長である渡亜蓮に誘われ、夏休みを使って、保護猫団体のNPO法人が運営に関わる『猫に会えるキャンプ場』を訪ねることに。そこで出会った他の学校の生徒たちと楽しく猫と戯れるはずが、参加メンバー間の小競り合い、さらに殺人事件まで起こってしまう。第一発見者となった雛太は、被害者と直前にトラブルがあったこともあって、疑いの目を向けられることに――。
というのが本書の導入。シリーズの二作目ということを知らずに読んでしまったのですが、内容自体は独立していたので問題はなさそうです(ただ随所に前作の情報と思わしき記述があるので、先に読んでおけば良かったなとちょっと後悔)。派手に複数の事件が立て続くのではなく、ひとつの事件を丁寧に理詰めで推理していくのが、すごく心地の良い一冊でした。謎についてひとつひとつ検討していくうちに、登場人物たちの何気ないやり取りに意味がもたらされて、美しい結末へと着地します。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んでて割と最初の方から、登場人物名がやたら音名になっていること、舞台の恩海市や隣の音野市など地名も音楽分野に寄り添っていることに違和感を覚えながら読み進めたらまさかのコーダ!笑
「ラ」だけ、該当人物が誰かわからなかった…。
(そらで書いているので間違ってるかも)
ド 土門
レ 連城
ミ 三上
ファ 不破
ソ 空谷
ラ (わかった人教えていただきたいです)
シ 島崎
『無気力探偵』シリーズで1と2共にとても楽しませていただき、その流れで気になって読みました。今作も夢中で読んでいました。
地図記号も初っ端に同じことを考えて「あ、やっぱり?!(嬉)」と思ったら、まさかのミスリードで楽しかったです。
社会人1年目で、仕事の合間や通勤時間、退勤後のおうち時間を支えていただいています!
ありがとうございます!