ルームメイトと謎解きを

楠谷佑 / 中村ユミ

全寮制男子校である霧森学院の旧寮「あすなろ館」は、昨年起きた“ある事件”のせいでほとんどの生徒が新寮に移ってしまい、今はたった６人の生徒しか入居していない。 そのうちの一人・兎川雛太の部屋に新たな入居者がやってきた。転校生の鷹宮絵愛。頭脳明晰だが動物にしか心を開かない変人だ。 ある日、校内で生徒会長の湖城龍一郎が何者かに殺害される。現場の状況から犯行が可能なのはあすなろ館の住人だけだった――。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: ポプラ社
• 掲載誌・レーベル: ポプラ文庫 日本文学
• ページ数: 382ページ
• 電子版発売日: 2024年10月02日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★★]

シリーズ化してほしい。
切実にシリーズ化してほしい。
とってもとってもキャラが立ってて、物語が読みやすくて、情景が浮かびやすくて面白かったです。
「犯人はこの子だ！」って思う度違くて、自分の単純さに笑いました。

最後に改めて一言。
シリーズ化してほしい。

[ブクログ · ★★★★★]

学園もののため、謎解き程度の事件かと思っていたら大きな事件が起こってびっくりしました。
読みながら犯人を考えていましたが、色々な人の話を聞くたびに予想が変わり面白かったです。
最初に見取り図があったため、イメージもしやすくとても読みやすかったです。

[ブクログ · ★★★★★]

面白い〜！最後まで楽しく読めました。とある作家さんの影響で、男子校が舞台の推理小説が好きになったので購入して良かったと思います。人気になった理由がわかる。こういう男子校を舞台にした推理小説、もっと増えてほしいな〜！

[ブクログ · ★★★★☆]

全寮制男子校霜森学園のあすなろ寮では去年、いじめによる自殺があった。その影響もあって今は6人しか入居していない。一年生とニ年生転入生が加わって8人になったところで、殺人事件がおきた。あすなろ寮に住む誰かが犯人だと思われたが…

[ブクログ · ★★★★☆]

男子校が舞台の、青春ミステリー。
ちょっとブロマンスな感じ。ですが不穏な事件は起こります。タイトルからは、コージーミステリっぽさを感じるのだけどね。
全体的に読みやすく、キャラも立っているのでぜひシリーズ化してほしいところなのですが、そうそう同じ環境の中、ぽんぽん事件が起こるのもなぁ。
探偵役とサポート役の役割分担も定番だけれど、それが良い。

[ブクログ · ★★★★☆]

犯人が予想と違った。それ以前にマジの惨劇起きると思ってなかったからビックリしてしまった。学園ものなのにな。
でも悲壮感が薄いのは主人公が真っ直ぐて元気のよい人物だからなのか。探偵は静かだが、キャラが分かりやすくてよい。なかなか読み応えあった。

[ブクログ · ★★★★☆]

全寮制男子校が舞台の青春ミステリ。主人公の男の子が情に厚くまっすぐな性格で、やたらと騒がしい（しかも空手部）。イマドキでない感じが逆に新鮮だった。最近の子たちは、とかく内向的で繊細、鬱々としている事が多いから。というのはこちらの偏見だとは思うけれど、奇をてらわない直球勝負のストーリーは読んでいて楽しく面白かった。男の子たちがキラキラとしていて、なんかアニメになりそうな話だな、と思っていたら、すでに漫画や舞台になっているそうだ。納得。あ、犯人は判ったと思っていたら、全く違う人でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

シンプルだが論理のしっかりした作品だった。想像しなかったかと訊かれればそんなことはなかったけど、犯人は多少意外ではあった。

[ブクログ · ★★★★☆]

読みやすかったし、面白かった！
登場人物も個性があっていい。
男子寮の青春って感じも良かった。
結末もわたしは好き。
続編が出たら読みたい

[ブクログ · ★★★★☆]

読みやすくサクサクすすみました
消去法の推理が面白い！
だからか犯人の自白がアッサリすぎた感じです

兎川✖️鷹宮コンビでまた事件解決してほしいな
(別ルームメイトコンビもありかなー？）