楠谷佑のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「鷹宮絵愛は『エッチ先輩』になってまうんやないか」
「それでいいですよ」
「ええんかい」
p29より引用
本作『ルームメイトと謎解きを』の概要と感想です。
埼玉の高地に建つ霧森学院は全寮制の男子校で、生徒の大半が新館の寮に入居する中、北側にポツンと残された古風な寮『あすなろ館』に住む8人の男子高校生は、とある殺人事件の容疑者として警察に睨まれる。
転入してきた高身長の絵愛(えちか)と相部屋になった高校2年の雛太(ひなた)は後輩から『ヒナ先輩』と可愛がられ、絵愛との距離感を縮めようにも掴みきれずにいたが、事件を通して互いの友情は育まれ…。
いやぁ〜、ちょっとしたBL感を漂わせる本作、意外 -
Posted by ブクログ
本格探偵推理小説ですね。
『家政夫くんは名探偵』シリーズ四巻目です。
連城怜は恩海署から県警本部に勤務先が変わった。
三上光弥は大学生の傍らの家政夫のアルバイトも忙しい。
とある事情から、光弥は怜の自宅に同居することに。
三話の短編集。もちろん二人の成長物語でもあるので、時事系列に物語も展開していく。
同居する事によって、光弥はさらに怜の事件に首を突っ込む事になる。いつものように、光弥の大学関係とバイト先の家庭の事件にも関わることに!
シリーズも物語がスムーズさを加えて、マンネリを防ぐ作者の意気込みも感じられる。
怜と光弥の、人間性の温かみが物語の根底にあるので、安心して作品を楽しむことが出来 -
購入済み
先の展開に期待
ミステリーを1話だけ読んでもさすがにわからないことだらけでしたが、序盤から貼られている伏線などこれからどうなるか楽しみです。人物描写が上手く、文字だけでもキャラクターの造詣が目に浮かぶようでした。
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Posted by ブクログ
放火魔、出現した死体、知人の妻を殺した犯人の殺害。
放火魔は、話の運び方が上手いというか…。
読んでいるこっちも、まさか!? という思いで
いっぱいになってしまってました。
柵がないのも問題ですが、勝手に入って…なので
逆恨み以外の何物でもないです。
可愛ければ、きちんとしつけなければなりません。
そりゃ死体が出現すれば驚き以外の何物でもないです。
しかも落ちが、それはあり?! というもの。
陰湿と言えばそうですが、これは…どうなのでしょう。
もっとも怪しいのは、確かに、です。
ここからこうなっていった展開に、驚きを通り越して
そうなんだ~だけが。
確かに、そちらに気が付きにくいです。 -
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Posted by ブクログ
掃除中でてきたチラシ先の家事代行サービス。
やってきたのは男の子?!
3つの事件なのですが、最初の事件は
確かに親としてはやるせない。
こちらとしては情報と内容に流されて
確実にそうだと思っていたので
言われて驚き、でした。
二つ目は、内部犯行なのは子供の証言で分かりました。
出会っているにも関わらず無傷なのは
分かられていたから、というのがあったので。
とはいえ、匂いに関してはまったく気が付かず。
そして三つ目。
家政夫にものすごく関り深いものが。
親としてはやるせないものがあると思いますが
うっかりでも言ってはいけない台詞。
犯人にとっては、もう彼の言う通り
特別だったのかと。
結局 -