案山子の村の殺人

案山子の村の殺人

1,980円 (税込)

9pt

案山子だらけの宵待村で、案山子に毒の矢が射込まれ、別の案山子が消失し、ついに殺人事件が勃発する。現場はいわゆる“雪の密室”の様相を呈していた──。俊英が二度に亙る〈読者への挑戦〉を掲げて謎解きの愉しみを満喫させる、正統的本格推理。合作推理作家の大学生コンビが謎に挑むシリーズ第1弾!

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案山子の村の殺人 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年01月20日

    この方の前作も探偵が美形だったような…容姿のいい探偵はこんなもんなんぼあってもいいですからね!!
    奇想天外などんでん返しはないが、読者にもフェアに証拠を提示してくれる。それでも私は犯人分からなかったけど。ちょっと長過ぎるきらいはあるが、久々の読者への挑戦は胸熱。

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    Posted by ブクログ 2024年04月01日

    2度の読者への挑戦。わくわくしてしまう。
    もっと丹念に読んでいればもう少し想像がついたのかもしれないけど、すっかり騙されました。お約束かもしれないが、最後の二人の初々しいやり取りが後味の悪さを消している。

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    Posted by ブクログ 2024年03月11日

    むしろ最近では珍しく感じるオーソドックスな本格もの。主人公2人のキャラクターも良く、読んでいて惹き込まれる作品だった。
    やはりエラリー・クイーンを強く意識していて、理詰めの推理で犯人にたどり着く。
    ある意味王道中の王道といった感じで個人的にはいい読書時間に浸れたが、インパクトや意外性には欠ける割りに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月05日

    エラリー・クイーンが好きだという主人公は作者自身の名前だし、自身をモデルにしているのかもしれない。同じくクイーン好きの有栖川有栖氏の作風に似ているところもある。(謎解きでいろんな可能性を潰していくのが会話形式のところとか。)細かい描写にもちゃんと意味があり伏線となっていて、流して読むのはもったいない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月02日

    直球の本格物。
    案山子が多い村で起きた殺人事件を、旅行に来ていた共同作家でもある従兄が謎解きをする。

    限界集落が舞台で、ゆる~いクローズドサークル設定で、多彩な村の人物描写も丁寧だし、語り口もスムーズ。
    何よりうれしいのは”読者への挑戦”(しかも2回!)もあり、論理的な謎解きが楽しめる。
    意外性に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月01日

    初めての作家さん。
    なろう出身で98年生まれなのですね。
    個人的に、主人公コンビがいとこ同士で共同執筆している推理小説家(エラリークイーンと同じ)という設定は面白かったです。
    案山子の村という設定も面白かったですが、読後あまり案山子の印象は残りませんでした。
    面白くないことはないのですが、トリックに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月25日

    念入りに組み立てられたザ・本格ミステリー! 案山子だらけの村でおきた不可能犯罪 #案山子の村の殺人

    ■あらすじ
    大学生の二人組ミステリー作家である宇月と篠倉は、学友の誘いで埼玉の山中にあり案山子村に訪れた。そこは案山子が至る所に存在する村で、ここ最近ボウガンで案山子が破損されるなど、悪戯が問題にな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月11日

    お隣富山県出身の若い作者さん!
    さすが雪の描写も良くって。
    シリーズ1作目とのことなので、これからも応援します!
    そうほんと、こういうのがいい。王道!

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    Posted by ブクログ 2024年01月24日

    そうそう、こういうの、こういうのでいいのよ〜と思わず言いたくなるような、いい意味で王道の作品。
    世界観も素晴らしく、時系列で人物の動きを書き出したのも久しぶり。

    忙しくて細切れで読まざるを得なかったけど、すぐに没入できる。
    さらに、宵待村、旅路、理人、真舟、とひねってないのに地名も人名もなんかおし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月06日

    2024年3冊目。
    フロンティア20周年記念書き下ろし。
    伏線とかすごく綺麗に回収されていたし、一見クローズドサークルを思わせる設定も過疎地あるあるの集団心理もなかなか秀逸。とても好みなのだが、犯人の動機が少し弱いかなと感じてしまった。

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