早見俊のレビュー一覧

  • 相棒は副将軍 雨中の黒船

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    剣客が活躍し、バッタバッタと敵を薙ぎ倒したり、頭脳明晰な者が、難事件を、スラスラと解決したりするでも無く、わがままな、爺さんが、周りを巻き込んで、ドタバタ劇を演じるだけ。たまには、こういう話も、良いかも。

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    2026年07月18日
  • 相棒は副将軍 呪われた聖女

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    助さん、格さん、八兵衛、お信…………出るわ。出るわ。しかし、天下の副将軍、水戸光圀が、こんなに、能天気な、お馬鹿のじぃさんで、良いのか?

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    2026年07月18日
  • 公家さま同心飛鳥業平 魔性の女

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    業平さんまで虜にした、里久という女。本人が望まないのに、男が、勝手に寄ってきて、自ら破滅の道へ進んでいく。どんな美貌なんだ。見てみたい様な、見たくない様な。

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    2026年06月18日
  • 朝顔の姫 居眠り同心影御用2

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    事件としては、解決したのだが、死人が多すぎた。旗本の双子の姫様は、紆余曲折は、有ったものの、それぞれに好いた人と結ばれるも、その夫を殺されてしまう。殺さなくても、良かったのでは、無いか。

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    2026年06月14日
  • 抜け荷の海 剣客旗本と半玉同心捕物暦6

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    海賊、抜け荷という悪行は、罰せられたものの、何となく、しっくり来ない。何の罪も無いのに、殺された者達が、不憫だ。

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    2026年06月12日
  • ふたりの本多―家康を支えた忠勝と正信―(新潮文庫)

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    武働きの忠勝と、知略で支えた正信。2人とも敵に回すと非常に厄介。家康の陽と陰となり、彼に天下を取らせた。

    帰参後の正信のずる賢さが最高!家康に過ぎたるものは、「2人の本多」といっても過言ではない気がする。
    数ある家臣の中でも圧倒的な知名度を誇る忠勝と、知名度は低いながらも創生期の幕府を支えることになる正信。
    正信に対して「腰抜け」と揶揄する忠勝は武勇一辺倒のらしさが目にとれる。

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    2026年03月20日
  • 田沼と蔦重(新潮文庫)

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    進行中のドラマつながりで読んでみたが、想像したより面白かった。知ってたこと、そうだったんだと感心させられたこと、ともかく流れがよくてあっという間に完読。

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    2025年06月02日
  • 高虎と天海(新潮文庫)

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    所詮、人智には限りがある。決断とは迷いを捨てることだ。正しいのか、間違っているのかは神のみぞ知る。また、愚か者は決断した後に迷う物だ。間違いを修正するのは良いが、迷っては失敗する。

    人の世はなかなか悟れぬ。極められぬ。悟ったと思うても、翌日はまた迷いの中。極めたと思うてもまた、高みはまだ先にある。その繰り返しが人の世。それでよいではないかと思う。

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    2025年01月21日
  • 高虎と天海(新潮文庫)

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    藤堂高虎がどういう立ち位置で徳川家康に対応して出世したのかを知るのには理解しやすい小説。天海が実は明智光秀ではないかという諸説が巷で出ているが、なぜその様な話しになったのか新たな視点で盛り込まれていたのが興味深いところでした。

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    2024年10月30日
  • 高虎と天海(新潮文庫)

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    先日、小堀遠州の歴史小説を読み、千利休等の茶人の政治的な影響について関心が湧く。
    天海は天台宗宗教家であるが、はやりその政治的なの存在が気になり、銀座蔦屋書店で目につき本著購入。
    歴史小説なので脚色はあるのだろうが、読み易いように工夫されていると思う。
    本著は、どちらかというと高虎が中心に描かれていることもあり、上記意図から、自分にとっては残念。
    歴史を学ぶ、というよりも娯楽小説に近いのかもしれない。

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    2024年09月08日
  • 魔王の黒幕 信長と光秀

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    何気に手に取って購入した作品だったが、面白く読めた。信長-光秀、本能寺は作品にオリジナリティを出すのが難しいと思うが、極端に気を衒ったストーリーは避けつつ、本能寺に至る独自の裏背景をうまく組み立てていると思う。

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    2024年03月20日
  • ふたりの本多―家康を支えた忠勝と正信―(新潮文庫)

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    「ふたりの本多」と言いながら、大分、正信に寄っている感じ。もっとバランス良く書いてあったら、もっと面白かったかも。

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    2023年08月25日
  • 放浪大名 水野勝成―信長、秀吉、家康に仕えた男―(新潮文庫)

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    順風満帆で歌舞伎者のイメージだったが、人生をなぞってみると、20代、30代はほぼ放浪者だったという事実に驚き。

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    2023年01月24日
  • 魔王の黒幕 信長と光秀

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    暗殺や策謀を巡らせ陰から光秀が信長を魔王へと変貌させる。うつけ世に立つの信長と少しイメージが違い関連してるエピソードが鵜飼いぐらいで残念。

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    2022年09月28日
  • 幕末 暗殺!

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    短編集。幕末の数々の暗殺について書かれている。
    谷津矢車氏の竹とんぼの群青(黒澤忠三郎による桜田門外ノ変)。早見俊氏の刺客 伊藤博文。誉田龍一氏の天が遣わせし男(桂早之助、坂本龍馬暗殺)。
    など読み応えあるものばかり。

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    2022年03月09日
  • 足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー

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     著名作家のアンソロジー『足利の血脈』ですが、副題で、さくら一族の聖戦と付け加えたい。鎌倉公方〜古河公方・堀川公方の興亡と支える忍者の物語。読後としては足利の歴史よりさくら一族の伝奇。面白い企画かと思いますが、個人的には各作品の波が合わず、一人の作家の連作の方が読みやすかったのでは思います。しかし第七話は最終話にふさわしく感動しました。本作は二度目の方が良いかもしれません。

     足利義輝弑逆から織田信長謀殺はもっと盛り上げて欲しいところです。しかし敵城に大胆に忍びこめる信長の忍びは、どうして光秀の京洛進入を安々と許したのか?疑問のままです。某歴史の専門家は本能寺の変に即応した秀吉は忍びを信長の周辺においていた(史料なし)と匂わせていますが、光秀も本能寺進入の前に忍びを使っていたのではと(実際に変に参加した本城惣右衛門の覚書によると、最初に門は抵抗なく開いています)この辺の暗闘があるかと期待していました。

    ※以下、本作とは関係の無いものですのでスルーして下さい。

    義輝の弑逆についてはフロイスの日本史が詳細で面白い(三好の兵、約1万の中には数百人のキリンシタンがおり、情報元かと)
    『この目的(義輝殺害)をもって、三好殿(義継)は飯盛(城)から一方弾正殿(松永久秀)の息子右衛門佐(久通)は奈良から出発し、両者は約1万2千名のきらびやかで装備をよく整えた兵士たちを伴って都に向かい、市民を悩まさないようにと彼らは郊外半里のところに居を定めた』 
    『三好殿(義継)と右衛門佐(松永久通)は、自らの意図をより巧みに隠そうとして、約70名の騎馬の者とともに出かけ、慰安のために市街から半里距たった清水(寺)という名の僧院に赴くよう見せかけた。彼らはしばらく道をたどったが、突然向きを転じ、急遽公方様の宮殿に騎行した』
    『(義輝は)長刀を手にし、まずそれで戦い始めたが、数名を傷つけ、他の者たちを殺戮した…敵に接近しようとして長刀を投げ捨て刀を抜き…彼の胸に一槍、頭に一矢、顔面に東傷二つを加え、彼が傷を負って地面に倒れると、敵はその上に襲いかかり手当たり次第に斬りつけ殺害』 

     そして最近注目されている『乙夜之書物』では本能寺の変で光秀は鳥羽にいたとのこと。確かに信長や寺近くに宿所をとる家臣に見つからずに1万超の兵士が侵入するのは不自然。斎藤利三が精鋭数百でまず奇襲したか。光秀は先例として永禄の変で成功した義輝殺害を当然頭においていたはず。永禄の変も、本能寺の変も通説では1万を超える兵が京の街を奇襲したことになっているが、あの街路を大軍で気づかれず奇襲とは作戦として矛盾している。

    ■目次
    第一話 早見 俊◎嘉吉(かきつ)の狐--古河(こが)公方家誕生
    第二話 川越宗一◎清き流れの源へ--堀越(ほりごえ)公方滅亡
    第三話 鈴木英治◎天の定め--国府台(こうのだい)合戦
    第四話 荒山 徹◎宿縁--河越夜合
    第五話 木下昌輝◎螺旋(らせん)の龍--足利義輝弑逆(しいぎゃく)
    第六話 秋山香乃◎大禍時(おおまがとき)--織田信長謀殺
    第七話 谷津矢車◎凪(なぎ)の世--喜連川(きつれがわ)藩誕生
    コラム 喜連川足利氏を訪ねて--栃木県さくら市歴史散歩


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    2021年10月16日
  • お蔭騒動~闇御庭番(八)~

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     早見俊「お蔭騒動」、闇御庭番№8、2021.6発行。菅沼外記の「気送術」vs中納言飛鳥小路政智の「不動金縛りの術」。ストーリーの構成がやや複雑な感がします。もう少しワクワク・ドキドキ感が欲しいところ。

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    2021年08月16日
  • 偽(にせ)の仇討(あだうち)~闇御庭番(六)~

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     早見俊「偽の仇討」、闇御庭番シリーズ№6、2020.5発行。闇御庭番、菅沼外記と白波一刀流、矢崎兵部の一騎打ち。菅沼外記も今回は危機一髪。

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    2021年08月13日
  • 見習い同心如月右京 予言殺人

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    2作目を先に読んでいますが通常運行なんです
    長崎帰りの知識とフェンシングの技を持ち、亡
    くなった兄に尊敬を持つが自分の本当にやるべ
    きことを探す作品

    だと思う(´・ω・`)

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    2021年07月22日
  • 踊る小判~闇御庭番(七)~

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     早見俊「踊る小判」、闇御庭蕃シリーズ№7、2020.11発行。南町奉行・鳥居耀蔵の誘拐、贋金作り、盗賊・黄金党・・・、これらはかりごとの黒幕は老中水野忠邦。闇御庭番は老中にまで迫ることができるのか! 

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    2021年07月16日