【感想・ネタバレ】魔王の黒幕 信長と光秀のレビュー

あらすじ

天正10年6月、明智光秀は1万2000の軍勢を率いて丹波亀山城より出陣した。天下人・織田信長の命で、備中高松城を包囲する羽柴秀吉の後詰をするためだ。波瀾に満ちた我が人生と、亡き妻・煕子の献身に思いを馳せる光秀。思えば、信長に仕えてからの14年余――魔王の如き主の所業の陰には、常に自分がいた。「今は戦国乱世、闇に覆われた世だ。乱世の闇を掃うには、より巨大で濃い闇が求められる」。第六天魔王・信長の先達として駆け抜けた光秀の胸に、今、去来するものは……。
福井新聞好評連載、書籍化。

【目次】
第一章 疑惑
第二章 信長
第三章 魔王
第四章 決別
第五章 惟任
第六章 献身
第七章 決意
最終章 謀反

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大河ドラマ麒麟が来ると一緒に読み進めていたので朝倉に仕えていた時のことも比較して読めた。
何故信長を討ったのか今までの説の光秀と違って、でもあり得るのかもと思える内容でとんでもない説ではなかった。

明智光秀の生涯で人々が幸せに暮らす事を第一に、しかし、悪に徹することもできない人間らしさと葛藤を描いている。

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2020年11月11日

Posted by ブクログ

何気に手に取って購入した作品だったが、面白く読めた。信長-光秀、本能寺は作品にオリジナリティを出すのが難しいと思うが、極端に気を衒ったストーリーは避けつつ、本能寺に至る独自の裏背景をうまく組み立てていると思う。

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

暗殺や策謀を巡らせ陰から光秀が信長を魔王へと変貌させる。うつけ世に立つの信長と少しイメージが違い関連してるエピソードが鵜飼いぐらいで残念。

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2022年09月28日

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