早見俊のレビュー一覧
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小田切慶次郎という、大名家の次男として生まれたものの、疎まれて、他家へ養子にやられ、その家からも出奔して…………苦労の末、医者として身を立てたと思ったら、長男が死に、父親の命も、風前の灯火で…………妻が殺されたのは、気の毒だったが、やくざ達との立ち回りは、痛快だった。
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往生弁天を中心とした往生堀に集まる悪は、その親玉まで、退治された。単身乗り込んで行った源之助も凄いけれど、無鉄砲な矢作も、なかなか。公儀のお庭番、作次郎の隠密振りも凄い。出来れば、お杉さんの元へ、帰って来てあげて欲しい。
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源之助の影御用と、源太郎の表の御用が、交錯する。その合間に、源之助と、善右衛門との、ヘボ碁が、絡まる。しかし、今回の主役は、京次親分だ!見事な役者振りだった。
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鳥見役の青野の不正は、暴かれた。寺社奉行大杉家は、家宝の雪舟の掛け軸は、本物は、売り払われていて、偽物と取り替えられていた。腹違いの弟は、神経を病み、療養中だったが、焼死していた。今回の源之助は、良い所無しだったが、代わりに、源太郎が、頑張っていたな。
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猛暑の夏は、源之助にも、「流石に、こたえた」と、言わしめるほどで、歳を取った事を、感じる事になったようだった。悪の大物を、退治したものの、亡くなった者達は、もう、戻って来ない。
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工藤助五郎、太田、あまりにも、上から目線で偉そうで、何か(自分の不利益な事象)を、隠そうとする態度が、見え見えで、こいつらが悪玉だろうなというのが、途中から、分かってしまった。その通りだったし、やっつけられて、ざまぁみろって感じだった。
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今回ばかりは、源之助も、形無しだった。極楽坊主の妙蓮の女、お鶴に、良いように、引っ張り回されて、あげくに、二人に自死されて、隠したお宝は、見つからず………
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直参旗本、柳原家の隠居、柳原主水丞は、庶民の暮らしに、興味津々で、自ら棒手振りに扮してみたり、町の湯屋に顔を出したり、乞食の真似までしていた。何とも愉快な殿様で、今回の事件の解決に、多大な貢献をしたのだが、この後も、出て来るのかな?出て来て欲しい。
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源太郎も、とうとう妻帯する事になったが、源之助は、まだまだ、隠居は、しないぞ。好奇心を持ち続ける限り、老いる事は無い。と、自分で自分を、叱咤激励する。いいぞ!いいぞ!まだまだ、頑張らなくては。
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げに恐ろしきものは、女なり。虫も殺さないような純情可憐な(に、見せかけていた?化けていた?)17、8の少女が、大人の男(おっさん)達を、手玉に取り、殺人まで犯していた。旗本のお姫様だった女は、苦労の果て、鉄火な、岡場所の遣り手婆に、なっていた。
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源太郎に、縁談が振って湧いた。その相手の美津の兄が、殺人の罪で、囚われた。源之助は、その兄、矢作の無実を信じ、真犯人を見つけ出し、悪を成敗する。けれど、ちょっと腰痛に、苦しみながら………(笑)
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ちょっと捻りが加えられた市井の事件。解決に導くのは、公家様同心の飛鳥業平。権威を傘に来た役人や、名門の武家に対して、一歩も引かない。自分の信じた道を進む。
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恐るべし守屋貞斎(モリアーティ)、政の対立(将軍家の勢力図の変化)、それに巻き込まれた(巻き込んだ?)尼僧と、お使い、薬屋と大麻。闇は、深い。
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「公家様同心萬相談所」という看板を掲げて、面白そうな事件を解決していく。それを、面白おかしく、かわら版に書き立てて居たかわら版屋が、寅吉を、陥れて、業平や、三次郎も、悪く書き立てたが、結局は、話を面白くする為に、自分が、人殺しをしていた、という、しょうもないオチで、全く、笑い話にも、ならん。
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業平が、「わとそん」(和藤田のわとさんが、こう聞こえる時が有る)「もりあてい」(守屋貞斎を、こう呼ぶ)じゃぁ、業平は、「ほうむず」なのかな?
ワトソン、モリアーティ、何か、それらしく聞こえるんだけど……… -
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事件の裏で、蠢くのは、また、お前か!三河島の御前こと守屋貞斎、それに加担するのは、北町奉行所の辣腕同心と言われている前原。飛鳥業平と、仲間達とは、徹底的に合わないな。
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斉昭を、陥れようとした陰謀が、明らかになった。水戸家の京都留守居役、木梨が、三河島の御前こと守屋貞斎の後ろ盾にして、斉昭を、失脚させようとした……また、お前か!