吾峠呼世晴のレビュー一覧
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ネタバレ
これぞ少年マンガ
今より少し昔の時代の日本を舞台に、鬼に家族を殺され妹も鬼にされてしまった少年が「鬼殺隊」に入り技を身につけ戦う・・・よくある設定だと思ってしまうけれど、はたして最近こんな王道少年マンガと言えるようなアツイ作品を読んだだろうかと思ってしまった。
1巻から読み進めるごとに面白さがどんどん増していき、刊行分をあっという間に読んでしまう。主人公の純粋で真面目なところ、仲間のキャラの強い個性、パーツを見ると本当によくありそうな要素が出てくるのだけれど出来上がった物語や空気の独特さは唯一無二です。 -
白熱バトル満載
生真面目で優しい主人公が、強敵や逆境に立ち向かいながら成長していく、王道バトル漫画です。いつも前向きな姿勢で自分の信念を貫く主人公を、思わず応援したくなります。
独特なタッチの画風は漫画の世界観によく合っていて目を奪われます。
主人公が様々な敵と戦い、時には敵でさえも救おうとしながらも勝ち負けを繰り返し、成長していく姿は必見です。
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食わず嫌いは損をする
連載当初はすぐに打ち切りになるだろうと思ってましたが気づけば単行本は7巻(2017年9月現在)すべてそろえてしまっていました。親しみやすい主人公や個性的なキャラクター、主人公の成長と、王道ではありますが引きずり込まれるものがあります。
絵柄で食わず嫌いしている方がいらっしゃいましたらぜひとも読んでいただきたい作品です。 -
ネタバレ
王道少年マンガ
イラストはあまり好みではなく、なんとなく暇つぶし程度の気持ちで読んだのですが、気づいたら一気読みしていました。
内容はとても深く、登場人物・世界観はとても凝っており読めば読むほどこの作品の魅力に引き込まれていきます。
家族が鬼に殺されて生き残った妹も鬼に変わってしまいショックを受けつつも必死に妹を守ろうとする炭治郎、鬼になっても一生懸命兄を守ろうとする禰豆子の姿に涙がとまりませんでした。 -
ネタバレ
ホラー要素とバトル要素が融合
大正時代を舞台とした王道少年漫画。画風は一見地味に見えますが、独特の陰鬱な雰囲気があり、作品のホラー要素を高めてくれます。ストーリーは家族を鬼に殺された少年が、鬼を退治する鬼殺隊に入り、仲間とともに戦っていくという王道バトル漫画ですが、作品冒頭で主人公の妹が鬼に変えられてしまうという展開があります。妹は鬼になっても人を食わず、主人公の味方ですが、そのためか主人公は敵の鬼に対しても同情心をもちあわせていたり、隊の中でも複雑な立場を取らざるを得なくなり、単純なバトル漫画よりも深みのある展開を楽しめます。ラスボス、無惨の妖艶で血なまぐさい描写が大正という時代と相まって非常に生々しいのも魅力。ホラー、
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世界観に触れられる漫画
鬼滅の刃は正統派の雰囲気を香らせる和風ファンタジー漫画だ。
手に取れば、作者は世界観を大切にしていることが伝わる。
目を惹くのは、切り絵のような画風と各所に散らばる「和」を意識した意匠。そして、作中に描かれる時代を感じさせる背景や人物、小物たち。古臭さや忠実さよりも読みやすさを意識しての改変も見えるが、だからこそ物語に没入しやすい。
ジャンプ漫画であるから、活劇ものとしての側面も強いが、登場人物たちの強さは決して世界観の枠からはみ出すことはない。
鬼滅の刃は、その世界観や物語にするりと入り込める。 -
かわいい妹に助かって欲しい
鬼によって家族を皆殺しにされた少年の物語です。人食い鬼になった妹を人間に戻すための修行をして鬼殺隊に入隊し、いろいろな試練を受けて成長していきます。けなげで美人な妹に助かって欲しくてハラハラしながら読みすすめることができます。全体的にシリアスですがときどきププっと笑えるシーンもあり重すぎないので気に入っています。絵がきれいなので女性でも読みやすいと思います。
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炭次郎の精神的な強さに涙
毎週楽しみにしています!この漫画のキャラクターたちは本当に個性豊かでしかし誰もが精神的な強さを持っています。そのなかでも主人公の炭次郎と善逸が好きです。炭次郎は鬼に家族を殺されて、厳しい修行にも耐え、どんなに強い敵が現れても、挫けない精神力があります。「骨が折れても、俺がくじけることは絶対ない」と自分を鼓舞するシーンは泣きました。対照的に善逸は何事にも逃げてしまう性格で、おじいちゃんによく叱られていました。ひとつのことを極めることで厳しい鬼との戦いを生き抜いていきます。どのキャラクターも輝いてみえるのは強さの中に優しさがあるからだと思います。
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味わい深い世界観が魅力
鬼滅の刃は鬼という漫画ではありがちな設定をテーマにしていながら、独特な世界観と味わい深さがあります。鬼は鬼として生まれるのではなく、鬼にされるという設定であり、人を襲うやつらではありながらもその根底にはどこか悲しさが漂っています。人と相容れぬ鬼だからこそ生まれる悲しみをうまく描いていると感じます。
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だんだんクセになる魅力的な漫画
最初はあまり絵が好みではなかったので読み飛ばしていたのですが、友人に「この漫画は面白いから読んでみたら」と勧められたので読んでみると、すっかりハマって単行本を全巻揃えてしまいました。この漫画はシリアスとギャグのバランスがいいし、独特のセリフ回しも読んでいるうちにだんだんクセになってきます。また、主人公側だけでなく悪役にもちゃんと魅力があるのがよいと思います。
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兄弟愛が切なく泣ける漫画です
竈門炭治郎の留守中家族が鬼に襲われ皆殺しにされ、唯一生き残った妹は凶暴な鬼に変異してしまいます。「鬼滅の刃」は炭治郎と妹の兄弟愛がとても切なく描かれていて泣ける漫画です。鬼とのバトルシーンは迫力があって、剣の軌跡で攻撃がハッキリ分かり面白いです。炭治郎の優しい人柄が鬼との戦いのシーンでも現れていて感動的でした。
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鬼と刃と妹の話
父が死んだばかりで5人の弟妹のいる炭次郎は家の手伝いのため、家を空けた。戻ると家族全員血まみれになって死んでいた。妹、ねずこだけ生きていることがわかり医者に行くことにするが、意識を取り戻したねずこが我を忘れた様子で炭次郎に襲い掛かってくる。その姿は鬼のようだった。そこへ刀を持った男が現れた。男はねずこが鬼になったとねずこを切ろうとする。
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切なく熱い和風剣戟
昨年の2月ごろから連載が開始されたマンガですが、他の新連載の漫画とは明らかに異なる雰囲気を持つ漫画です。この漫画の特に良いところは、新人作家とは思えないような深みのある独自の世界観、個性的なキャラクター、文学作品のような高い文章力、心情の伝わってくる繊細な表情の描写です。
舞台は大正時代、主人公は鬼となってしまった妹を救うべく、鬼狩りとなり戦う話で、物語冒頭からその空気感、世界観に浸ることができます。
時には熱い展開、キレのあるギャグなどをはさみながらも物語のテーマからは逸れることなく話が展開されていきます。
主人公の心優しい人物像、切なく儚いストーリーで読むといつも心を揺さぶられてしま -
鬼滅の刃 を読んでみたので感想
時代は江戸あたりかと思われますが、実際の内容はダークファンタジーのような内容になっていたと思います。鬼滅とあるように、彼の大事なものが鬼という存在に奪われますそして鬼というのはどんな存在なのか読んで見るとわかります。ぜひ内容としてはかなり面白いとおもったので、無料で読めるみたいなので、そこから判断されてもいいのかなと思います。
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面白くハマる漫画です。
ネットで面白いハマるような漫画がないもんか探してみたら、鬼滅の刃の内容が面白いとあり読みました。そしたら期待していた以上の面白い内容の漫画でしたし、好みの絵自体だったので良かったです。また、主人公の設定もハマり、所々笑えるところもありで、おすすめと言える漫画となっています。
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ネタバレ
兄の姿がカッコよく見えますね
ギャグ要素はほとんどなく、主役は妹をひとり残して家族がいきなりみんな亡くなってしまいますが、そういう過酷な運命にも負けずに、たった一人だけ家族で生き残った妹を守ろうと必死に生きていきます。雪国の田舎の話ですが、鬼になってしまった妹を必死に守ろうとする兄の姿がカッコよく見えますね。
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読めば読むほどハマります!
最初は、絵も独特な感じなのでとっつきにくさを感じたのですが、読み進めていくうちにどんどん面白くなってきてハマっています。簡単に言ってしまえば、「鬼退治」という内容になるのですが、倒した鬼のバックグラウンドについても触れていて、奥深い作品だと思います。主人公の成長についても、うまく描かれています。
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鬼を倒し、家族を救え!
鬼滅の刃は週刊少年ジャンプに掲載されているバトルファンタジー漫画です。
主人公・竈炭治郎はある日突然家族を鬼に殺され、唯一生き残った妹は鬼にされてしまいます。
鬼を退治し、妹を元に戻すため「鬼殺隊」へ入隊し剣術を身につけ鬼の大将「鬼舞辻 無惨」を倒すため戦い続ける…といった内容です。
大正ロマンを感じる時代背景やデザイン、炭治郎と仲間たちのユニークな掛け合い、そして何より
鬼たちとの熱く激しい戦いが見所です。いま大注目の漫画ですよ! -
暗闇の中の切なさと情熱感
簡単なストーリーは、妹以外の家族を殺された主人公が鬼と化した妹を元に戻すために旅するを冒険物です。少女漫画の様な繊細なタッチの画風で、ストーリー序盤はやや暗めな物語展開ですが、その中のせつなさ・主人公の情熱が伝わってくる作品になっています。努力・友情・勝利の新しいスタンス作品としては秀逸だと感じました。
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主人公に魅力あり
この作品の主人公は少年誌のバトルものによくある要素はしっかりと持っています。その上で、素朴さや柔らかい雰囲気が溢れ出ています。鬼との激しいバトルや悲しい空気がある物語ですが、主人公の優しさが全体を癒しているような独特な雰囲気の作品です。絵柄も独特ですがすぐ慣れます。次へ次へと読み進めたくなる漫画ですのでどうぞお読みください。