吾峠呼世晴のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
小中高一貫のキメツ学園でのドタバタ学園ライフ。
登場するのは『鬼滅の刃』の個性溢れる登場人物たち。
第21話~第25話、巻末におまけマンガ。
『鬼滅の刃』の巻末に登場してた、
「中高一貫!!キメツ学園物語」のスピンオフ作品。
『鬼滅の刃』本編の登場人物たちの性格やセリフを
活かしているのが良い。流れるユル感も楽しいです。
ピザ屋での、時透ツインズの誕生会の裁判(?)沙汰は、
小鉄クンのツッコミで解決。鉄穴森さんの気遣いも良かった。
煉獄パパの門下生ゼロの悩み解決は、動画配信で。
突如登場の熊に対するセリフは・・・竈門パパを思い出す。
自己中妖怪・玉壺と気まぐれ分裂妖怪・半天狗の
騒動に巻き込まれる、宇随先生。というか、
お札で消してもすぐに復活する妖怪って・・・お札の意味は?
巨大魚VS不死川先生。おっかない先生ほど頼りになるねぇ。
禰豆子の涙を心配する炭治郎は、中等部の生徒たちに相談。
愈史郎、錆兎、竹内が探ると・・・先輩って誰?
最後はホームパーティーで〆。読書と食欲の秋だもの。
今回も鬼滅メンバーが平和で緩い学園生活を満喫。
各人の個性がギャグに絡まっていて楽しかったです。
ん?カラーのカバー、改めて見たらネタバレだらけですね~。 -
Posted by ブクログ
小中高一貫のキメツ学園でのドタバタ学園ライフ。
登場するのは『鬼滅の刃』の個性溢れる登場人物たち。
第16話~第20話、巻末におまけマンガ。
『鬼滅の刃』の巻末に登場してた、
「中高一貫!!キメツ学園物語」のスピンオフ作品。
『鬼滅の刃』本編の登場人物たちの性格やセリフを
活かしているのが良い。流れるユル感も楽しいです。
炭治郎ちのパン屋の新商品が食べたい、義勇先生の葛藤。
珠世先生に花瓶を贈りたい愈史郎とその仲間(?)たちの、
産屋敷家&蔵での大冒険。
パジャマで来ちゃった三人組。ジャージもドロドロで
花見に参加出来るのか?弦弥の気遣いが実は細やか。
悲鳴嶼先生のクレーンゲームでのニャンプーは、
ゲット出来るのか?確率機ってマジにあるの?
キメツ文書は機密文書?鬼舞辻のスパイたちが動く!
魘夢の鉄道愛好会のメンバーって無限列車編の・・・。
蔦子姉さんや小鉄クンがちょっぴり登場したのとか、
竹内が愈史郎と友達とか、粂野クンが司書教諭とか、
プチサプライズが何気に嬉しかったです。 -
匿名
購入済みよかった!!
ノベライズの文面から漫画の場面も想像できたし、原作の漫画だけでは分かりづらい行間の様子とかが補えるので、ノベライズはやはり原作とセットで読むとすごくいいかな、と思いました
-
Posted by ブクログ
後にあれほどのヒットになるとは思わなかった頃の吾峠呼世晴さんの新人漫画賞佳作にして「鬼滅の刃」の前駆系「過狩り狩り」を筆頭に、舞台を現代に移してその後の「鬼滅」世界観を彷彿させながら漫画誌連載とはどういうものなのかを学んでいた頃(2014-5年)の、短編4編。「鬼滅の刃」連載は2016年からである。
他の漫画家にはない特徴が、受賞作には幾つか出ていた。
それは彼女の個性でもあり、強みでもあり、弱みである気がした。簡単に書く。
(1)最初の場面は、神社の軒下に住んでいる汚らしい孤児に、おにぎりを差し出す老人の姿。次のページには、吸血鬼の残酷場面が現れる。作者の関心が明治大正期に限っていないのは、その次の短編3遍が全て現代劇であることからも明らか。しかし、格差社会とホラー興味は、他の短編にも現れていて、これが彼女の「色」になっているし、言い換えれば「現代若者の関心ごと」ともリンクされている。
(2)彼女の強みは、根っからの長編作家というところだろう。短編集の後書き(鬼滅の連載がヒットし始めた頃)において「まだ担当さんについていただく前で、第三者からのアドバイス等なく描いているので、何度か読み返さなければ意味がわからなかったりするのが大変申し訳ないです」と書いている。よって編集者のアドバイスとは、「いかにわかりやすくするか」に力点が置かれたのは明らか。それがのちに「親切すぎる心情説明のセリフ」になるのだろう。反対に言えば、藤本タツキのように、アドバイスを無視してまで物語を作ろうという意思を彼女は持たなかったという事にもなるのかもしれない。(←いかん、弱みの記述に走ってしまった)それは兎も角、彼女は短編の時点で、4編とも全部長編シリーズにしてもいいぐらいの構成とキャラ設定をちゃんと作っている。この投稿作にしても、既に「鬼滅」の世界観のほぼ半分ぐらいは予想できるし、他の短編の幾つかの後書きにおいても長編を予定していたと書いている。反対に言えば、彼女はあらかじめ世界観をある程度確立させないと、物語を始められないという根っからの長編作家なのである。
(3)冒頭の孤児は、物語の中盤においてやっと登場して「過狩り狩り」(吸血鬼として狩り過ぎれば狩られる)の剣士として登場する。その登場の仕方は正に歌舞伎のような様式美になっていて、反対に言えば、アクション部分がほとんど描かれていない。最後のセリフ含めて、「カッコよさ」が強調される。それは、彼女の性格含めて、強みでもあり、弱みでもあるだろう。
やっと実質デビュー作の「過狩り狩り」を読めた。この作品と、柳田国男「山の人生」との比較については、これから「山のー」を読んでから考察してみたい。