劇場版「無限列車編」は鑑賞済み。そのときは煉獄さんに感情移入するから、相対的に猗窩座の評価は低かった。「試合に勝って勝負に負けた」みたいな。もちろん煉獄さんの壮絶な戦いには感動を覚えるし、煉獄父の後ろ姿には掛ける言葉もない。ただ、先日観た「第一章 猗窩座再来」を踏まえると猗窩座の評価は大きく変わる。煉獄さんといい戦いをしたいと思い、また、強者だと認めた相手だからこそ、執拗に鬼になるように勧める。狛治さん時代を踏まえてこの間の猗窩座の発言を読んでみるとグッとくる。猗窩座戦の前、煉獄さんがみんなが無事だと言ったその糸目顔は良い笑顔です。