野村美月のレビュー一覧

  • “文学少女”と恋する挿話集2

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    “そう言いながら、夕日の色をした大粒の涙をあふれさせる。
    ああっ、本当にっ!なんて、早とちりなんだっ!森!
    オレは呆れるやら、腹が立つやら、胸が切なくなるやらで、気がつくと、言えなかった言葉を口にしていた。
    「オレが好きなのは、琴吹じゃねーよ」
    「えっ」
    「オレが好きなのは、おまえだ、森」
    鼻水をすすりながら、手で顔をごしごしこすっていた森が、目をまんまるに見開く。
    「なに……言ってんの?反町くん?」
    「だから、オレが好きなのは、最初からおまえなんだっ」
    ああ、言っちまった。やべ、顔が熱くなってきた。”

    ななせがすごく可愛い。
    あと、森ちゃんと亮太君のカップルは本当楽しそう。

    “「けどさ!

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    2011年01月12日
  • “文学少女”と恋する挿話集1

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    “「心葉くんはわたしのものよ!あなたなんかには、絶対に渡さないわ!」
    水風船みたいに頬をふくらませて叫ぶ“文学少女”の背中で、ぼくは顔を真っ赤に染めて、口をぱくぱく動かしたのだった。

    その、二十分後―――。

    「いいかげんにしてくださいっ!いつ、ぼくが、あなたのモノになったんですか!」
    牛園さんが男泣きに泣きながら走り去ったあと、ぼくは文芸部の部室で、遠子先輩に文句を言っていた。
    この人はよりによって、牛園さんに向かって、心葉くんと両想いなのはわたしのほうよとか、心葉くんをとっちゃダメぇとか、叫んだのだ。
    「だって―――だって、心葉くんは、大事な文芸部の後輩なんですもの」
    ぼくが本気で怒って

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    2011年01月12日
  • “文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】

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    遠子の友達の麻貴が主役。お嬢様ゆえの苦労話。
    泉鏡花はずっと気になっているけれど読めていない作家の一人。
    これを機会に再チャレンジしてみようか。

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    2011年01月04日
  • “文学少女”見習いの、傷心。

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    菜乃の本の読み方が変わる所が見所‼
    今まで自分がこうなって欲しいという「願望」を「想像」し読んでいた菜乃が文学少女としてまた一歩成長します。

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    2010年12月11日
  • “文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】

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    “家族に梅味の煎餅を、舞花にうさぎのぬいぐるみを選んで、さっさとレジへ行こうとすると、遠子先輩がぼくの手元を見て言った。
    「心葉くん、それだけ?お友達の分はいいの?」
    「旅行土産を渡すような知り合いは、いませんから」
    ありのまま淡々と告げると、身を乗り出してきた。
    「ななせちゃんは?最近よく一緒にいる芥川くんは?それに千愛ちゃんだって」
    「竹田さんには遠子先輩から渡すでしょう。芥川くんとはそういう仲じゃないし、琴吹さんには、嫌われてるみたいです」
    遠子先輩が、驚いたように目を見張る。
    「ええっ、心葉くん。ななせちゃんから暑中見舞いをもらったでしょう?」
    「いいえ」
    何故、暑中見舞い?
    遠子先輩

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    2010年12月08日
  • “文学少女”見習いの、卒業。

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    ライトノベルに大人が出てこないのは基本だけど、それにしてもなという感じ。引っ掛かるのはこれくらいと言えばこれくらいなんだけど。

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    2011年01月08日
  • “文学少女”と恋する挿話集3

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    短編集です
    今回は遠子も心葉もあまり関係ないシーンが多かったです
    脇役キャラのその後、みたいな…
    でも、やっぱり2人が出てくる「“文学少女”と炎を上げる牛魔王」がお気に入りになっていたり…
    牛園先輩、泣ける!!

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    2010年08月31日
  • “文学少女”と恋する挿話集1

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    私は文学少女シリーズ、全て読んでると思うんですけど…
    これは裏話とかちょっとしたことも書いてあって、
    「あー!だからこうなるんだぁ…」

    とか一人で納得してます。笑

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    2010年07月25日
  • “文学少女”と恋する挿話集3

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    千愛のその後が読めて良かった。偽物だっていつかは本物になれるかもしれないと、偽物だってそれ自体が本物だと、そう言われることで彼女は救われるのかも。

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    2010年05月13日
  • “文学少女”と死にたがりの道化2巻

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    映画に備えて読書。「道化」編はまだ続くのか! それにしてもさっぱり内容を覚えてない自分はどうなんだ? いや、新鮮な気持ちで読めていいけど。

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    2010年05月04日
  • “文学少女”と死にたがりの道化1巻

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    原作のライトノベルを読み易くマンガ化した作品。

    ちょっと不思議な少女との出会いをきっかけに、「ある過去」を持つ主人公が不可解な事件に巻き込まれていくお話。





    実は題材として挙げられているものが、太宰治の「人間失格」なので、読むのには気合いが必要。

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    2010年04月21日
  • “文学少女”と死にたがりの道化2巻

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     今、友人に貸しています。
     友人曰く「絵がきれいだから好きー」だそうですが……あのね、琴吹さんの登場シーンが少ないんだって!!
     いや、原作読んだから知ってるんだけど、知ってるんだけど、知ってるんだけど……
     琴吹さんの登場シーンがもっと増えるまで買わないと!

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    2010年03月31日
  • “文学少女”と死にたがりの道化2巻

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    愁二センパイの謎は解決・・・したのかなぁ、これは・・。
    なかなか後を引きづる様な終わり方だったので続きがありそうだけど。
    最後の呼び出しシーンも含めて3巻は要注目。

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    2010年03月28日
  • “文学少女”と死にたがりの道化2巻

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    2010/03/16:本屋の平台でみかけて面白そうだったので。
    棚においてあった「“文学少女”と美味しい噺(レシピ) 第1巻」も一緒に購入しましたが、読み終わってから話(描いている人と出版社も)がつながっていないことに気づきましたw(遅っ)
    「死にたがりの道化」の1巻は別にあるんですね~

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    2010年03月17日
  • “文学少女”と死にたがりの道化1巻

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    若くして売れっ子作家になってしまったために苦悩に悩まされ一度沈んでしまった主人公とその先輩の文学少女を中心としたちょっとダークな部分を含む学園漫画。
    基本的には日常漫画で微笑ましい描写もあるんだけど、節々が重いですね・・。
    心葉の心の闇を遠子との日常によって取り払う、という感じなストーリーになるんだろうか・・。
    そして、なんとなくは想像できるラストシーンだけど、想像できるならできるなりにこれは次巻の展開が気になる所。
    あと、本を食べるっていいですねw漫画とか食べて味が分かるようになったら面白いのになあ、とふと思ってしまったw

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    2010年03月15日
  • “文学少女”と恋する挿話集2

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    ななせ派としては、愛らしい描写にぐっとくる一方、結末を知っているだけに、読んでいて辛い。彼女をなんとか救って欲しい。

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    2010年03月10日
  • “文学少女”と恋する挿話集2

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    森ちゃんと反町君とななせのお話。ななせは大好きなので、ななせメインの話とかは良かったけど、森ちゃんと反町君は興味がないので評価は低めです。

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    2011年03月27日
  • “文学少女”と死にたがりの道化1巻

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    1月20日

    原作は冊数が多すぎだとかいう理由で漫画にはしりました。←

    っていうか、文学少女って文学を食べる少女だったんですね…

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    2010年04月08日
  • “文学少女”見習いの、傷心。

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    まあさすがに全巻読んでれば誰が何をするのか
    どんな感じなのかわかっちゃいますね。
    犯人とかw

    このははなんであんなモテんだろう。
    男にも女にも。

    文学少女シリーズは稚拙すぎる表現と巧緻すぎる表現が多いイメージです。

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    2010年01月21日
  • “文学少女”見習いの、傷心。

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    健気で一生懸命でかわいいけど、やっぱりちょっとまっすぐすぎて近くにいたら痛いんだろうなぁ。心葉くんの気持ちはよくわかるけど、高校生であんな人の拒絶の仕方を身につけちゃだめだ。

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    2010年01月06日