野村美月のレビュー一覧

  • むすぶと本。 『夜長姫と耳男』のあどけない遊戯

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    ネタバレ

    第三話
     『”文学少女”と死にたがりの道化』で登場した懐かしのキャラクターが登場……といいつつ、読んだのがあまりにも昔過ぎてストーリーはあまり覚えていない。それでも、作家読みしたくなるくらい、強烈な何かが自分の中に残っている。

    第四話
     思い切りネタバレになるが……

    ~~~~~~~~~~~~~~
    「ううん、鏡見子は最後まであやかしのままだったよ。そういうふうに生まれた子で、ぼくらの常識の及ばない子だった」
     きっと同情や思い込みで語ってはいけない子なんだ。鏡見子という特別な女の子は。
     悠人さんが溜息をつく。
    「ああ……そうかもな」
    そうして、複雑な感情のこもる声でつぶやいた。 
    「どこまでも”姫倉”だったんだろう……」

    巫女であり、バケモノでもあったという姫倉。
    もしかしたら鏡見子は、気まぐれで残酷な神であったのかもしれない。
    ~~~~~~~~~~~~~pp.328-329

     鏡見子は幼少の頃から心ない大人にいいようにされ、真っ直ぐ成長することができず、彼女にとっての耳男も現れず、実質死んでしまった(脳死は植物状態と異なり意識が戻ることはない。その意味で使っているのか、あとで復活させるのかは知らないが)。挙句主人公格の少年に、自分たちの常識の及ばないバケモノ扱いまでされてしまう。
     坂口安吾『夜長姫と耳男』のラストシーンは、捉え方によっては救済ともとれるのだが、本作は……なんというか、私が読んだ上ではどこまでも救いのない物語だったように思う。死は救済、という意味で言えば救いだが。
     ”文学少女”シリーズでもビターなエピソードはいくらでもあったが、救いがあるように見えた。このシリーズがどこへ行くのか分からないが、どこにも行かないのではないか?という不安が拭えない。

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    2021年11月03日
  • むすぶと本。 『嵐が丘』を継ぐ者

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    第一話
     志賀直哉は、11年前に『和解』を読んだ際、あまり面白さを感じ取れずに終わってしまった思い出。この短篇ではタイトルどおり『小僧の神様』を題材にしている。読んだかどうかすら覚えていないが、当時よりも幅広い小説を読んだからこそ、志賀直哉の良さが分かるのかもしれない。読みたい本が増えて辛いが、これも読みたいリストへ。

    第二話
     挿絵が可愛かった。サブヒロインが幸せになるエンドも見たいけど、超絶不幸な振られ方するエンドも見たい。

    第三話
     『嵐が丘』は小説で読む前にどこかで白黒映画を観てしまったからか、復讐譚としての印象が残っている。それだけに、他の短篇同様、良い使い方してるなと読んでいて爽やかな気持ちになれた。

    第四話
     どっかで見たタイトルとイラストだなと思ったら、バイト時代にレジ横で平積みされていた本だった。当時の私はまだ若く、斜に構えてビジネス書や大衆文学を読もうとせず、ましてやこの手のタイトルの本を手に取るはずがなかった。読んでいたら今頃独身ではなかったのだろうか。
     ラブコメの華は失恋である。主人公に正妻がいる中で、本作の(現状)サブヒロインである妻科さんは無難に他のキャラとくっつけられてしまうのか、逆転ホームランを決めるのか、非業の死を遂げるのか。

    第五話
     恐らく3巻に描かれるであろう、主人公とヒロインをめぐる話の序章。これを読んで早速元ネタである坂口安吾『夜長姫と耳男』を読んできた。『桜の森の満開の下』が好きだったが、『夜長姫~』もヒロインに数牌にも似た感情を抱く主人公の様子にゾクゾクし、非常に良かった。
     鏡見子という少女が原作の夜長姫のオマージュとなるのだろうが、幻想味と非現実さを持つ物語をどのようにストーリーに落とし込むのか、今から楽しみだ。

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    2021年11月03日
  • 世々と海くんの図書館デート(4) クリスマスのきつねは、だんろのまえで どんなゆめをみる?

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    灯理ちゃんと由鷹くん、ほんとに中学生って感じです。ほのぼの。

    世々ちゃんと海くんは…なんかなぁ…ちょっと…不自然。
    海くん、かなりヤバい男の子なのでは…
    絵は可愛いんですよね、絵は。

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    2021年08月22日
  • 記憶書店うたかた堂の淡々

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    記憶の売買というキャッチーな要素につられて読みました。
    短編集です。

    おしい。特に最初の話は、わけがわからず、読み進めるのが少し大変でした。話の後になればだんだん、靄は晴れて、関係性とかわかるのですが、それまでが大変でした。

    鈍い私だけかもしれませんが、せっかく良いネタなので、話の前提を読者に知ってももらうために、話の順番を入れ替えても良かったかなと思いました。最初の話は再び読めば、良かったです。

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    2021年08月06日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    【収録作品】「イカロス」 降田天/「掌のいとしい他人たち」 櫻いいよ/「モモちゃん」 芹沢政信/「神様への扉」 手名町紗帆/「僕と“文学少女”な訪問者と三つの伏線」 野村美月/「神の両目は地べたで溶けてる」 斜線堂有紀/「神様の探索」 相沢沙呼/「『小説の神様』の作り方-あるいは、小説家Aと小説家Bについて」 紅玉いづき

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    2021年05月29日
  • むすぶと本。 七冊の『神曲』が断罪する七人のダンテ

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    中学で神曲に出会うのか…。いまだに出会ってないというのに。本と会話ができるむすぶも謎だけど、もっと謎の人物が出てきてちょっと混乱。

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    2021年05月29日
  • 晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子

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    野村美月作品好きだな〜としみじみする優しいお話でした。
    有海さんは魔法で犬になった人間、と言う方向にずんずん進んで最後の最後にやっぱり犬は犬でした、という展開を希望します。
    続き、出ないのかな。

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    2021年05月26日
  • 晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と

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    ──どんな姿をしていても、有海さんが、わたしの旦那さまです。


    人生このかた20年人妻ばかりを好きになってきた青年春近が冬の日の深夜、公園で出会ったのはもふもふの白い毛並みのサモエド犬、有海さんを連れた、ひまりさんだった。
    有海さんは彼女の夫なのだという。
    晴追町でささやかな謎と優しい人々に触れ合い、大いなる謎を隠した人妻に振り回される春近の明日はどっちだ?的なほのぼの日常、ミステリかな?

    文学少女以来に久しぶりに読みました、野村美月。
    と言って6年も前の本ですが。表紙が志村貴子だったので目に止まりまして。
    思春期を皆殺しにするようなあの頃とは違って優しく淡い物語でした。ずっと読んでいたいような、心を柔らかくしてくれるお話でした。

    ずっと読んでいた作家さんからしばらく離れたりすると、その間に書かれたお話に触れてこなかった人生が、触れ続けていたらの仮定の人生と分岐した気がしてちょっと切なくなってしまいます。本を読むということは選択の連続です。

    次も読もう。

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    2021年05月10日
  • ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話

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    スイーツ店が舞台の1話完結のストーリー。(全7話)
    1話目は、誰が主人公なのかどういう話なのか見えてこなかったが、2話目でそういう話か…と納得。
    いろいろなスイーツが登場し、つい食べたくなるような表現でした。
    全体的には、ほのぼのとした印象の本でした。

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    2021年04月23日
  • 記憶書店うたかた堂の淡々

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    ネタバレ

    1話目が重すぎで辛すぎたので、あけるの初恋で何かズルくない?って思ってしまう

    その他の話は、ほのぼのしてて面白い

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    2021年04月02日
  • ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話

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    腕の良いシェフが作る極上のスイーツと、その魅力をロマンティックに語ってくれるストーリーテラー。素敵ですね・・・(うっとり)。
    人の心に寄り添ってくれる洋菓子店、「月と私」。実在したら行きたい、というか通いたいと思いました。

    語部さんとシェフ(糖花さん)はいい雰囲気なのにくっつかないのかな?と疑問に思っていたら・・・語部さん、ひねくれてる~。
    まぁ、今は仕事のパートナーでも、いずれは・・・ね。その時は、スイーツよりも甘く愛を語ればいいよ(笑)。

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    2021年03月25日
  • むすぶと本。 『外科室』の一途

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    文学少女を初めて読んだ時の懐かしさがあった。
    今度は本と会話できる人。その人それぞれの思い出の一冊があるのはやはり素敵だなぁと思った。

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    2021年02月03日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    「小説の神様」シリーズの作品は1作品のみで、他の7作品はシリーズをネタにした(?)アンソロジー。どの作品も元のシリーズ同様にネガティブベースの話が多く、好きじゃない。と云いながら読み終えたわ。シリーズの続編としては帆舞こま誕生秘話(?)が明かされて、それは良かった

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    2021年01月16日
  • むすぶと本。 『嵐が丘』を継ぐ者

    購入済み

    出来る事なら

    最後の二人のなりそめは、もう少し事の詳細を書いて欲しかったかな。
    再び出会うまでの流れが解らないと、作品自体の面白さも欠けると思うんだが。
    あやふやにし過ぎてしまうと、今の二人の関係をもあやふやにしてしまう。
    他の章の作品は解り易かったのに、肝心な章がこれではねぇ〜

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    2020年12月09日
  • 下読み男子と投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。

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    下読みという仕事を丁寧に書かれているラノベ
    色々な情報が入っていて、斬新

    昔にこれ読んでたら、投稿してみたい欲から、書いて投稿してみる、まで実行してたかも
    本当にこんな下読みしてもらえるなら

    話の中身は、ボーイミーツガール
    あらすじ通りで、特に斬新な展開はなし
    良い意味で児童文学に近い感じの、普通に良いお話


    残念なのは、やたら地の文が、ですます、でした、が多くテンポ悪いこと

    展開的にも、キャラ的にも、記憶に残るほどの何かがなかったこと

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    2020年09月20日
  • 記憶書店うたかた堂の淡々

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    ネタバレ

    人の記憶を買い取り他人に移植することを生業とする記憶書店うたかた堂。その美貌の主人、現野一夜に持ち込まれた依頼を巡る6篇のお話。
    1話目が切ないテイストのストーリーで、一夜も超常的な能力と共に謎めく冷徹な人物として描かれていたので全編そういう感じかと思っていたら2話は結構軽くて、一夜もお茶目な部分もあるキャラになっており(休日の過ごし方、婚活ですか?!)、1話からの2話の雰囲気の変化にちょっと違和感があった。

    全ての記憶を他人に移植してしまうと命の危険も伴うって、脳科学観点から見るとちょっと説明がつかなくない?と突っ込みたくなるところも。(せいぜい記憶喪失的廃人になるくらいじゃないの?しかも結局あけるなんて人間一人分の記憶を明け渡すと言ってる割には平気でピンピンしているし)
    ただ、そんなツッコミは野暮と割り切れば、物語としては割と面白かったので、人の記憶とか思い出をテーマにした小説を読みたい人にはおすすめです

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    2020年09月20日
  • 小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー

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    小説や映画は他の人の感想がどうあれ、自分が面白かったらそれで良い。面白く思えない本があるのは当たり前。と、読み手は気楽に言えますが…。

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    2020年08月25日
  • 記憶書店うたかた堂の淡々

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    あらすじを見る限り、長編なのかなと思っていましたが、全6話の連作短編集でした。
    人の記憶の売買を行う記憶書店「うたかた堂」。そのオーナーは、少年っぽい細身の青年。
    各話ごとに依頼者が代わり、記憶の書換によって忘れたい人、他の人の記憶を買いたい人など様々な人が登場します。
    記憶が書き換えられた先には、感動や希望がまっています。

    野村さんの作品は初めてなのですが、文章がきれいで、丁寧に言葉を扱っている印象がありました。

    記憶によっては、消したい記憶や上書きしたい記憶など色々あるかと思います。操作することで都合の良い人生を送ることは良いかもしれませんが、それに影響される周りの人達のことを考えると・・・。読んでいてなかなか難しいなと思いました。
    話としては、切ない話もあれば、感動した話もあって、色々楽しめました。全体的に心が優しく温かくさせてくれました。

    謎めいた青年の正体は、あまり詳細に描かれていないので、わかりませんが、冷酷さやその中から滲み出る優しさは伝わりました。続編があるような感じがあったので、青年の過去も描いて欲しいなと思いました。

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    2020年07月31日
  • “文学少女”見習いの、卒業。

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    ネタバレ

    見習い③でラスト。

    [寂寞]
    題作は漱石のこころ。
    前巻ラストで菜乃の親友の瞳ちゃんがコノハとキスしてる(ような)場面から。
    ショックを受けて、即座にコミカルにツッコミを入れるのはさすがです。

    別れは寂しいけれど、瞳ちゃんがこの決断をしたのは、好きな人に邪険にされても想い続けてそばに居た親友を見続けてきたからだと思う。
    まあ現実問題として、即決即断としても翌日に犬を連れて海外に行くなんて出来るのかね。

    [ある日のななせ]
    琴吹さんが自分の気持ちにケリを付けつつ、オカ(夕歌)とやり取りする話。

    [卒業。]
    題作はチェーホフの桜の園。
    恋の結末は予想通りではあったけども、スッキリと失恋ができた感じで良かった。
    彼女の文学少女への道は続くのでしょう。

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    2019年11月19日
  • “文学少女”と恋する挿話集3

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    ネタバレ

    挿話集③。
    本編のその後が多いもの。

    [炎を上げる牛魔王]
    遠子先輩に嫌われても想いを忘れられなかった牛園先輩が前に進むための話。
    相変わらずな先輩だけどほろ苦い青春という感じ。

    [おやつ『好色五人女』]
    口では言えない思いを文に載せて。
    英語の宿題を翻訳したノートをつまみ食いしてしまったて、どっかに出てきてたね。

    [恋しはじめの女給]
    遠子先輩が麻紀先輩にさらわれた夏休みの紗代ちゃん視点。
    珍しく遠子先輩の気持ちが語られる話でもありました。

    [おやつ『谷間』]
    哀愁を漂わせる遠子先輩に甘い話を書いてあげたら原因に驚いた話。
    それでよく国立に・・・

    [傷ついた紳士と汚れなき歌姫]
    ななせの親友夕歌とその彼氏になったマリちゃんの出会い。
    この先の展開を知っているだけに、幸せそうな展開が逆に辛い。

    [卵の歌姫と彷徨える天使]
    かつて罪を犯したマリちゃんが、出所して再び歌姫に関わってしまう話。
    確かに許されざる罪を犯したのは事実で、忘れてはいけないものなのだけども切ない。

    [遠子おばタンの秘密]
    麻貴先輩と流人の子供が生まれて、遠子先輩がおばタンになってしまった話。
    確かに大学生でおじさんおばさんは嫌だなあ。
    楽しかったです。

    [迷える子鹿と嘘つき人形]
    人の心が分からないちぃが学校の教師になってて、生徒のために奔走する話。
    思春期生徒は更に多感だろうに、よく先制という職業を選んだと驚いた。

    [頑張る子鹿と臆病な旅行者]
    [道化のつぶやき]
    相変わらずの思春期女子の教師をしているちぃの話。
    30代になったとは随分と時間が立ってることで。
    苦しみながらも進んで、子供を生んだあとも幸せになってほしい。

    そしてできれば、その後の物語も読みたかった!

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    2019年11月09日