古舘春一のレビュー一覧
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白鳥沢戦決着!
最新33巻から遡ってレビュー。この巻はまずツッキー。ほんとツッキー。表情にほとんど出ないのに熱い。目線の描写すごい。ケガ復帰直後の同級生らしい遠慮のない影山とのやりとりちょっと泣けた。アッキー目線?
あとはやっぱり毎度の敗戦後の描写に泣かされる。ウシワカの「頼むぞ」にやられた。でも本人は泣かないんだなぁ。いやあの場面は泣かないからこそ刺さるんだけども。
でも3年最後の春高だよ?全てをかけてきた目標を逃した高校生だよ?目頭押さえるなり鼻つまむなり気づくとスーッと涙が出ててビックリするなり、サラッとどっかでは泣いて欲しかったかな夜1人寝る前に真っ暗な部屋とかで。描かれてないだけで泣いたと信じてる。
あと白鳥沢監督。監督ヤバイ。強さ・高さのシンプルな強さを求める戦術の裏にあった「俺を否定したい」という切ないモノローグが泣けた。
長年の葛藤とか悔しさとか諦めとか、それでもバレーボールから離れられない不器用な生き方とかすごい色々詰まってる言葉で。
オジイのツンデレに激しく萌えた。やべー需要あったんかー。一時とはいえ、監督が主人公どかしてメイン張って成長する漫画って新しい!スポーツ漫画でこんなん見たことないわ。
監督の50年越しの葛藤を世代を超えて主人公が克服する。願いを託すのは何も選手同士だけじゃないんだなぁ。作者のキャラクター愛と掘り下げセンスに脱帽です。
ツッキーと言い、オジイと言い、ひねくれてる人物の描写うまいなぁ作者。考えてみたら監督だって人間なんだよなぁ。鵜飼コーチも万年ベンチ温め組って言ってたし、一流の監督が一流の選手だったとは限らない。
名門校の監督って、選手としては自分より格上の人間相手にビシーっと意見したり指導したりするんだよね。それってスゴイ事だよね。
ハイキューは表現技法は良い意味で漫画的だけど、キャラクター描写は色々リアルだね、さすが作者が元高校バレーボーラーだけある。どんな選手だったのかしら。これだけ控えの気持ちが分かるのだから、スター選手ではなくて色々ままならなかったのではと信じているのだけど。
ハイキュー面白い。王道スポーツ漫画と銘打ってあったけど、実は邪道スポーツ漫画なんじゃないかなぁと、思ったりする。とにかく色々新しい。 -
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熱く素晴らしい名勝負!
28巻から6巻かけて続いた稲荷崎戦がついに決着!私にとってハイキュー史上最も熱く素晴らしい名勝負だった。
ストーリーの流れ的にゴミ捨て場の決戦に向けてある程度勝敗を予想していたのに、じりじりと最後の一コマまで結果が分からなかった。
6巻分という長さを一切感じず、まるで試合に参加しているような臨場感で一気に読んだ。しかも読み返す度に新しい発見と感動がある。あまりの素晴らしさと頭の整理のためハイキュー初レビュー。
試合描写に挟まれる心憎いエピソードで稲荷崎にも勝ってほしいと思わせるキャラクターの掘り下げ。北さんのユニフォーム貰う時の涙。双子はもちろん魅力的なんだけど、スター選手だけでなく地味な選手を大切にする作者の描き方がとても好き。
もちろん烏野メンバーの葛藤と成長は感涙もの。今回は試合前からの合宿や練習描写での伏線もあり、1つ1つの成長がその場の化学反応だけでなく、沢山の積み重ねによるものだという重さが際立った。
一度逃げた2年生メンバーへも光が当たる。なかった事にはならないけど、努力した分はどこかで報われる。ヒーローになれない木下の葛藤。ピンチサーバーの役割は試合だけではなかった。ノヤっさんありがとう。敗者にも弱者にも作者は優しい。
毎回の敗戦後の描写が良い。稲荷崎監督の言う「間違いなく選手躍進の一戦でした」という言葉が刺さる。甲子園でNHKは敗戦監督のインタビュー音声を流さないけれど、負けた側の言葉にこそ価値があると思う。大迫半端ないってもそうだけど、勝者の凄さを一番知っているのは敗者なのだから。
この作品のテーマは負ける事の肯定ではないかと思う。少年の成長を描きつつも強さよりも弱さに重心がある。よほどの天才でない限り、ほとんどの人間にとって、人生は負けの連続だ。折れずに負け続けられる人間が尊いのだと考えさせられる。
スポーツ漫画の金字塔スラムダンクを思い出した。作者はこの物語の決着をどこに持って行くのだろう。スラダンのように今のメンバーで締めるのか、次世代の物語も紡ぐのか。
終わるのは寂しいけれど、終わりどころは大事だと思うので、編集者や周りの意見に流されずに自分の表現したい結末を描いて欲しい。 -
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泣いた!
なんなんでしょうね、この作家さんの、物語の見せ方。表現。すごいです。あのページ、あそこで涙腺ブワーッとくる人(日向並みの語彙力)いったい何人いるだろう。この時を待っていた。素晴らしいの一言です。
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ハーケン?
背後から日向の覚醒を、足音をきくように感じる巻。
いままでも追い付いてきそう、という描写はあったけれども、なんだか背筋に汗を感じる緊迫感になってきました。脅迫という当て字、すごくぴったりでした。
この巻の副題、ハーケン、ですが、ハーケンがわからず調べたところ、途中に出てくる登山道具で、鉤状になっており、岸壁の割れ目に打ち込んで使用するもの、でした。
知らなかった!日向と影山の圧倒的な存在をつよく感じる巻でした -
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前に読んだところからまとめて6冊。ってことは、1年ぶりくらいってことやね。さすがにレギュラーメンバーのことは良く分かるけど、かつて試合った相手校のメンバーとかがたまにコメントで入り込んできたりすると、結構分からなかったりする。これだけの登場人物が絡んでくると仕方ないことだけど、そもそも見分けがいまひとつつかんこともあるし。それはさておき、相変わらずそれぞれの試合が長いけど、そんなこと気にならんくらい、熱く燃え上がってます。全国大会ってことで、えらく強烈な選手が目白押しってのもポイント。そして、試合中にも随時レベルアップしているメンバー達も、それぞれに素敵。
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Posted by ブクログ
ネタバレとにかく西谷がかっこ良かった。宮侑ずっと狙い撃ちされていたのに、最後の最後で壁を越えた瞬間、泣いてしまった。思った結果が出せずに終わった木下に対してのサインもなんかジーンってきた。稲荷崎のキャプテンの北のおばあちゃんの「誰かが見とるよ」っていう言葉もジーンときた。コツコツやることの大切さを改めて教えられた気がする。
2セット目は落としてしまったが、3セット目はどうなるのか楽しみ。
ツッキーvs角名の対決も面白い。やられっぱなしに見えるツッキーは実は違った。やっぱりすごい。
西谷のおじいちゃん「こわいって思う事がもったいねえ」「やらず終いはもったいねえのさ」それでもこわかったらどうするのという幼少期の西谷に対するおじいちゃんの台詞もまた良かった。「そんなの決まってんだろう!」「助けてもらう!!!」っていうのもすごくしみました。
次巻が待ち遠しい。 -
Posted by ブクログ
何故単行本サイズで出してしまったのか。画集は大きく開きやすく出して貰えると嬉しいと思います。
ですが、待ってました画集! このサイズのお陰か、リーズナブルなのできっと学生ファンなどにも優しいですね。
全てではありませんがラフ絵、今回同時発売分のペーパーなどの白黒分もあります。ありがとうございます!
ハイキューやカラーに限らず古舘春一画集とか出す機会がありましたら、次はせめてジャンプと同じ大きさは欲しいですね。Twitter公開分などでは密度の割りには小さすぎるものがあるので、そのサイズ調節と中央部までしっかりと見易い造りが望みです。
元々小さいイラストやちょっとした時に使われたようなのが、それぞれごちゃっとまとめられたページは、時々意図したものかな、と思う部分もあり面白かったです。
古舘さんの描く、日向のスピードが凝縮された一瞬をとらえたイラストなんかはどれもすごくかっこいい……。イメージイラストからPOPのようなかわいいのから烏野の日常系から、ジャンプ連載作品ならではの表紙ちびキャラシリーズ。
堪らない一冊です。