佐竹美保のレビュー一覧

  • 帰命寺横丁の夏

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    ふたつの物語が併走して全体が進んでいく。
    ひとつは、突然幽霊がクラスメートになって戸惑う主人公の視点、
    もうひとつは、その幽霊が何十年も前に大好きだったという幻の連載小説そのもの。
    前者は、いわゆる普通の小学校5年生の日常が描かれていて、
    後者は、魔女の呪いにとらわれた哀しい少女たちが、
    どうにかしてそこから自分たちと世界とを救おうとする話が描かれている。
    全くテイストが違う両者なのだが、根底では、
    「死んだものがよみがえるということ」という同一のテーマで繋がっている。

    淡々としたタッチの魔法の国での話も予想外に惹きつけられて、
    一気に全部読んでしまった。
    面白い。
    のだが、柏葉ファンとして

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    2012年08月04日
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女

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    ネタバレ

    居心地の良い自分の場所を奪われるかも…
    というこの微妙な気持ち、
    大人になった今でも感じる事があるので
    私も色々恥ずかしく思ったり。
    どんどん「心」に触れる内容が重さを増しているように思うので
    次はどのような話になっているのか楽しみです。

    出来ればもうひとりの魔女についてもっと
    深く掘り下げた話も読んでみたかったと思いました。
    魔女の血を引いていても
    その歳になる前に母を失ってしまったら、
    その場合、どうなってしまうのか…

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    2012年07月28日
  • 大魔法使いクレストマンシー キャットと魔法の卵

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    クレストマンシーシリーズ

    今のところ読んだクレストマンシーの中では一番好き
    おばあちゃんが強烈過ぎて
    おじいちゃんが霞のような人で
    キャラクターがとても生き生きとしてる。

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    2012年07月08日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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    キキ19歳のお話ですが、ストーリーとしてはジブリの映画に一番近いかと思います。ジジと話せなくなったり、魔法がなくなったり。
    ただこれまでの様な人生を揺さぶるような悩み方はしていないので、読者としてはキキが大人になっちゃってツマンナイ、と思ってしまいました。
    一番残ったのは「まだこの世に不思議なことがあるんですよって…魔女にはわかってもらう役目があったはずでした」魔法は見せびらかしてもいけないし、バランスが難しい。結局キキはこの問題は解決したのか気になります。

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    2012年06月27日
  • 大魔法使いクレストマンシー キャットと魔法の卵

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    ネタバレ

    この人の作品、非常識な大人に苦労させられている子供が多いな。特に今回のマリアンの災難は・・・グレててもおかしくない。

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    2012年06月27日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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    ネタバレ

    五巻目は、キキが19歳のときのお話です。本の後半へ向けてキキ、ジジ、そして町長さんも含めて登場人物たちの結婚ラッシュです。

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    2012年06月24日
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋

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    ネタバレ

    4巻目になるとキキは17歳になっています。今まで読んだ中でこの4巻目が一番好きです。収められている話の中でもトンネルのように続く夕暮れ路の先にあるヨモギさんの家の話は心温まり哀愁があります。

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    2012年06月18日
  • 大魔法使いクレストマンシー 外伝 魔法がいっぱい

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    クレストマンシーシリーズ外伝の短編集。キャットとトニーノのお話が好き。トニーノにやきもちやいてるキャットが可愛い。

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    2012年08月13日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    結婚して母親になったその後、といえば、当然子供達の話。
    主人公は誰? という状態にはなっていましたが
    今までの人達が、そこかしこに登場していました。

    当然女の子が産まれると思っていた所に、男女の双子。
    しかも性格は正反対で、魔女になりたいと思うのは男の子。
    なろうかどうしようかと思うのは女の子。
    母親はやきもきするし、娘は特別な自分になろうかどうかとうろうろしてるし
    息子はなれないかと悪あがき中。

    どうみても(?)娘のやりたい放題に目が行きます。
    どこが弟の事を思っているのか、という感じがしますが
    そういう文章が出てくる、という事は、思っている…んですよね?
    とはいえ、背中を蹴られた状態と

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    2012年03月06日
  • 魔女の宅急便 その4 キキの恋

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    離れ離れの日々が続いて、ついに戻ってくるだろう夏休み。
    なのに肩すかしをくらって、がっくり状態。
    何を意地になって会いに行かないのか…。
    とはいえ、何だか微笑ましいものがあります。

    子供達も大きくなって、昔撃ち落としてくれた男の子が泊りにきたりで
    いつまでも子供は『子供』ではない状態に。
    それを横目に、大人はやっと『大人』になった、という感じです。

    柔らかくしてあるとはいえ、去って行ってしまった人がいます。
    かと思えば、一緒に未来を紡ぐ事になった人もいます。
    そして、未来が細くなってしまった…と思った人もいます。

    何だか今回は、別れと出会いと出会うべきもの、が
    たくさん詰まっていたような

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    2012年02月08日
  • 魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女

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    そうして3年目には、何やら怪しい気配。
    いじけてみたり、嫉妬してみたり…くるくるとやってくる感情。
    そしてそれらと折り合いをつけた時、大人になれる…のかな?w

    空も飛ばない、何が出来るか分からない、年下の魔女。
    一体なぜここにいるのか、何が目的なのか。
    自分ができない事を出来る人を、人はとてもうらやましく思うもの。
    とはいえ…子供だからこそ、なのか。
    近づき方が色々間違ってるかと。

    出会いがあり、別れがあります…が
    来年は一体、どうなるのでしょう??
    目的その1(?)がいなくなっちゃいました?!

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    2012年02月02日
  • 魔女の宅急便 その6 それぞれの旅立ち

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    シリーズ6冊目で、ついに完結。第一巻から15年だそう。キキは、とんほさんと結婚し、双子の母になった。そして、子ども達が13歳になり、旅立って行く。シリーズ全て読んだのだけれど、忘れているので、もう一度よみかえそうと思った。

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    2012年01月21日
  • 土笛

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    ストーリーはあんまりよくないんですけども設定がなかなかおもしろくわかりやすいです。佐竹さんの絵はやっぱり素敵です。

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    2012年01月20日
  • 大魔法使いクレストマンシー トニーノの歌う魔法

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    ネタバレ

    魔法呪文作りで名高い二つの家が反目しあう、イタリアの小国カプローナでのトニーノの冒険。

    大魔法使いクレストマンシーシリーズの一作。トニーノはあまり魔法が上手に使えないが猫と話ができる魔法の名家の子供。失われた歌を取り戻すことにより、国の危機を乗り越えることができるらしいが、その歌の在処がみんな分からない。途中でトニーノの姉とアンジェリカの兄が結婚していたというロミオとジュリエット的な展開も読める。パオロとレナータも仲良く行方不明になった弟・妹を探すし、両家はおそらく仲良くあっただろう。
    人形に姿を変えられ、魔女に見つからないように館を脱出する下りはどきどきしながら読めた。

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    2011年12月11日
  • 大魔法使いクレストマンシー 外伝 魔法がいっぱい

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    ネタバレ

    大魔法使いクレストマンシーシリーズの短編集。

    キャットとトニーノが九つの命の魔法使いになろうと企む悪い魔法使いに記憶をなくしつつも挑む。キャットはトニーノが仲良くなる過程がみられる。
    夢物語を語る少女の話も面白かった。劇団ストライキとは夢がないw現実と夢が交錯する点が楽しく読めた。

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    2011年12月11日
  • 大魔法使いクレストマンシー キャットと魔法の卵

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    ネタバレ

    大魔法使いクレストマンシーシリーズ。主人公は次期クレストマンシー候補のキャット。

    もう一人の主人公といえるのがマリアン。彼女はこっそりと魔法を悪用している町に住む少女で、痴呆気味のおばあさんと暮らしている。機械技師になりたい兄はクレストマンシー城に密偵として送り込まれるがクリストファーの息子ロジャーと意気投合して飛行機を作ったり、ジュリアとジャネットがほしがった馬のシラクーザがキャットと心が通うようになったり。わくわくするような日常、古きものを解放する冒険だ。マリアンはきっとキャットにとってのいい伴侶になりそうだし、今後の展開にも期待が持てそう。

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    2011年12月03日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔法の館にやとわれて

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    ネタバレ

    大魔法使いクレストマンシーの一作。主人公はコンラッド。

    このシリーズはクリストファーといい、大人に振り回される子供がかわいそうすぎる。子供を利用して悪事を企む大人の多さに絶望しそうだ。
    今作のコンラッドも金に汚い叔父や無関心な母に振り回される。業が悪いなどだまされて進学する道を閉ざされ、変な屋敷で働くことにされるなんてむちゃくちゃだ。クリストファーとミリーの件は双方のコミュニケーション不足、屋敷でこき使われるのはそれが仕事なのだからそれほど酷いとは思えないが、コンラッドの進路の件はかわいそうすぎる。
    可能性の世界を操って悪巧みをする一家は最終的に罰せられるのですっとはする。後、今更ながらキャ

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    2011年12月03日
  • 大魔法使いクレストマンシー 魔女と暮らせば

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    大魔法使いクレストマンシーシリーズの第3作。才能のある気の強い姉と才能がない気弱な弟の物語。

    もうこの話は姉のグウェンドリンに腹が立ちっぱなしだ。こんなどうしようもない姉はいらないとしか思えないのだが、弟のエリック通称キャットには大切な存在らしい。姉が弟の魔力を引き出して使った上に、弟の命を犠牲に世界を渡る。しかも並行世界のジャネットが身代わりに自分たちの世界に引き込まれる。ジャネット以外の並行世界のグウェンドリンは皆身代わりになった場所により救われているというのもまた救いようがない。それでもその優しさがキャットがキャットである所以、らしさだとは思うのだがスッキリしない展開だった。

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    2011年11月23日
  • 大魔法使いクレストマンシー クリストファーの魔法の旅

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    大魔法使いクレストマンシーシリーズの第2作。前作でクレストマンシーとして違う世界に呼び出された青年の少年時代の物語。

    不思議な夢を渡る能力があったクリストファーだが、その世界は自分のいる世界の並行世界だった。クリストファーはその並行世界のどこにも自分を持たない。そのため、9つの命を持っているとのこと。心を許した伯父は盗賊だし、母親はかまってくれないし、父親はわけがわからないし、引き取られた城は楽しくないし、人生詰んだ感があった彼。しかし、別の世界であった女神になっていた少女と、伯父の使いタクロイを助ける為に城の住人と協力し、成長していく。
    タクロイを開放するために自分の命を差し出し、それが捉

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    2011年11月23日
  • 魔女の宅急便 その5 魔法のとまり木

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     キキも19歳。この回で20歳の誕生日も迎えます。
     年齢の割りにエピソードが幼いかな?と思われるところもありますが、本来児童書なのだから仕方のないことなのかも。児童書の主人公としては難しい年頃なのかもしれません。
     「魔女の宅急便」は4冊セットで売られたりしているようですが、4巻まででやめといた方がよい、ということでしょうか?

     でも、ずっとつきあってきた主人公のその後は気になるもの。不安定な乙女心の動きにやきもきしながら読み進みます。
     先に読んだ小4の娘の「うぎゃ〜〜」との声に、なんかあったか!!と思ったりします。小学中学年向けですが、本当にそうなのか。もっともっと長いスパンでつきあい

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    2017年08月16日