いとうみくのレビュー一覧

  • チキン!

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    子どもや若者だけでなく、全ての人に生き方を問いかけている素晴らしい作品である。自分の人生を見直して、素直に反省して、今から少しでも正直に生きていきたい。

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    2021年06月08日
  • 朔と新

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    自分が、感じたことを大切にして行動することが、考える力を育ててくれる。迷ったら、行動すべきだと思った。

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    2021年05月22日
  • つくしちゃんとおねえちゃん

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    のんびりマイペースな妹つくしと優等生でがんばり屋のお姉ちゃんかえで。お姉ちゃんは右足が悪くてひきずって歩く。ケンカもするけど、助け合う姉妹のお話。優しさを感じました。いとうみくさんのお話に丹地陽子さんの絵がとても合っていて良かったです

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    2021年05月11日
  • 朔と新

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    事故で失明した兄と、原因は自分にあると後悔し続けている弟がブラインドマラソンを始めることになる。兄の思いと弟の思い。うまくいかない母と弟の関係。家族の難しさが温かな視点で描かれています。

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    2021年04月14日
  • 朔と新

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    事故で失明した朔。事故を自分のせいだと思い込む新。兄弟だからわかること、わからないこと。わかったつもりになってること。
    ブラインドマラソンが2人をつなぐ。

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    2021年02月09日
  • 車夫2 幸せのかっぱ

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    家庭の事情で高校を中退した吉瀬走。浅草で人力車の引き手、車夫となる。
    前作から続く第2段。
    走の働く「力車屋」の先輩やお客さん、高校在学中時代の友人等、走を取り巻く人達の人間模様を描いた短編集。

    それぞれにみんな抱えてる気持ちがあって、消化しきれないまま生きてるんだなぁと。

    高校を辞めたことを後悔しているか?と聞かれて応えた走の言葉が印象的。
    「どうにもならなかったから。後悔できるのは、案外幸せなことなのかなって」(p210)

    悩める幸せ、選べる幸せ、感じて生きていかなきゃと思えた。

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    2021年02月06日
  • 車夫

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    家庭の事情で高校を中退した吉瀬走。
    打ち込んでいた陸上も断念。
    先輩から誘われ、人力車の引き手=車夫の仕事に就くことに。

    走自身の話だったり、職場の先輩の話だったり、お客さんの話だったり。
    どれも幸せなエピソードではないのに、読後感は悪くない。続きが読みたくなる。

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    2021年02月03日
  • チキン!

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    2017年課題図書(高学年)
    争い事を避けて過ごしてきたぼく(日色)と、まっすぐ前にしか進めない、不器用だけど潔い、将棋の駒の香車みたいな真中さんの物語。
    どっちの性格もそれぞれいい。どっちのタイプも必要、と思えるお話。

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    2021年01月17日
  • チキン!

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    真中さんのようになりたいと、思った❣️
    皆が、見て身振りをしていることに、立ち向かっていきたい。_(' ー')_

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    2019年12月22日
  • チキン!

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    うわあああ…めっちゃ凄くなったな主人公…(´・ω・`;)
    最後の教会まで連れてくとこめっちゃかっこよかった☆彡.。
    あとわいは好きだよ?仙道さん
    とにかく面白かった✩✩

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    2019年06月06日
  • 蒼天のほし

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    新宿にある夜間保育園が舞台。
    いとうみくさんといえば児童書が中心だが、これは一般書。児童書と同じく読み応えがあった。
    夜間保育園をどうしても利用しなければならない親子がいる、それを支える「すずめ夜間保育園」、家庭的で暖かそうだ。
    それぞれ事情を抱えた親子、保育士も色々悩みを抱えている。そんな人達が集まって成り立っている「すずめ夜間保育園」。色々経験してきているから問題を抱えた親子を優しく見守りながら支えていく園長をはじめとした保育士の面々に見習うことが山盛りだ。
    多様化する現在、もっとこんな保育園があってもいいと思う。しかし公営などになったら、自由裁量がなくなって上手くいかないのかもしれない。

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    2025年12月03日
  • 蒼天のほし

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    本書に出てくるような、人に相談しにくい事情を抱えた人が安心して子どもと暮らせる社会になってほしい。地元の夜間保育園を調べると数が少なく病院に隣接する園ばかり。夜間保育園はもっと一般的になる必要があると思った。

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    2025年11月16日
  • 蒼天のほし

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    読み始めてすぐにギョッとする。これはもしかすると育児放棄とかネグレクトとかの物語だろうか。重いストーリーは読みたくない時であり、放置していた。

    数日後、本を開き始めるとページをめくる手は止まらない。

    舞台は夜間保育園。一見チャラそうな若い男性保育士や訳ありのベテラン保育士や自分自身が育児放棄されつつあった子供時代、夜間保育園にお世話になった園長先生が働いている。

    園に我が子をあずける大人たちが日々の生活で葛藤する中、子供たちのストレートな言葉が心に染みる。

    いとうみくさんの本はいつも優しい、ことを思い出した。

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    2025年11月12日
  • 蒼天のほし

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    夜間保育園。
    みんなに温かい手が差しのべられて、その手は本の外にいる自分にも差し出されているようで心地よかった。

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    2025年11月04日
  • 朔と新

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    事故をきっかけに失明した兄、悔いる弟、そして弟を責めてしまう母。
    家族って近くて遠いものだし、近づき過ぎても色々あるから厄介で愛おしい。

    誰が悪いとかないけど、誰かのせいにしなきゃ心を保てないこともある。切ない。

    朔と新(あき)ってセカチューだなと思った。
    あっちは白亜紀の亜紀だけど。

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    2025年10月30日
  • 天使のにもつ

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    良かった……。清々しくて真っ直ぐで思いやりに満ちている作品でした。

    中二男子が、楽そうなイメージで選んだ保育園での職場体験が描かれています。
    言葉使いに関してはいかがなものかと思いましたが、彼が自然に他者に寄りそえること、そしてその人の気持ちを慮って咄嗟に動けるのがすごいと思いました。

    幼い子どもは幼いなりに大人が思っているよりずっとたくさんのことを考えているし、敏感にいろいろなことを感じている。

    心が痛むような現実がある一方で、手を差し伸べてくれる人や“差し伸べたい”と思っている人は想像しているよりももっといる。
    読みながら、保育園の在り方や意義についても考えさせられました。

    『小さ

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    2025年10月29日
  • 蒼天のほし

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    天使のにもつの続編です。前回の主人公であった中学生の風汰くんが、主人公ではありませんが登場して、大人になった姿も楽しめます。中学生の時から変わらず、いい意味でのゆるさと良くも悪くも素直なところがあり、こんな保育士さん子どもたちに人気だろうなと思いました。
    今回は、夜間保育がテーマです。子どもだけでの留守番が厳しく取り締まられるようになった昨今では、それに関連するニュースもよく目にします。ただ、ニュースになったり問題として扱われるケースはごく一部で、夜間にひとりで過ごす子どもは少なくないのだと思います。この問題は、親が悪いと片付けてしまうのはあまりに乱暴で、なにも解決しない気がします。綺麗事では

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    2025年10月13日
  • 天使のにもつ

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    風汰の素直な気持ちで、当たり前と思っていた事が当たり前じゃないなぁと気付かされました。

    出来ないことは周りに頼るのも大切

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    2025年10月08日
  • 蒼天のほし

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    虐待や育児放棄をする親を責めるだけでは何も解決はしない。ならば、困っている人にいろんな助けの手があれば不幸な事態は回避できるのではないか。それを実践する夜間保育園でのお話は、どれも身近にありそうで辛い。しかし、この園の園長先生や他の保育士の、子どもの幸せと共に保護者の幸せを考えるスタンスは素晴らしい。そんな人たちと関われた子どもにとってそこは、ずっと支えになる心のふるさととなるのだろう。どの親子にも笑顔でいてほしいと思う。

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    2025年09月30日
  • チキン!

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    真中さんは問題児だと思っていたけど事情があってみんなから変に思われていただけで本当は優しい人なんだなと思った。

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    2025年09月25日