いとうみくのレビュー一覧
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母親があまりにもひどくて、そこは読むのが辛かった…
母子といえど、相性が悪いというのは実際にもあるのかな…
そうだとしても、あんたのせいで、お兄ちゃんが失明した、というのは絶対に言ってはいけない言葉だよね。親子ではなかったとしても!
そして、そんな母親のことをよく分かってて、それでもちゃんとうまくやっていける兄の朔は、好人物と見えてやっぱり一筋縄では行かない、屈折した部分を持つ人だった。
新はまっすぐで、不器用で…
でも、伴走者として走る喜びをまた感じて、前に進めたのでよかったね。理解者となるともだちの存在も良かった!
最後まで、全てが解決しない感じで終わるところは、余韻があるような、で -
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ネタバレ雨に降られた姉妹が雨宿りしているシーン。お姉ちゃんが紙袋をそれとなく右手から左手に持ち替えている。この紙袋は、じゃが芋が入っていてかなり重いことが、後の方でわかるのだけれど、読み手も後半まで読み進まないとわからない。お姉ちゃんは「重い」なんて一言も言わないからだ。
つくしちゃんが大事にしていた消しゴムを自分が遅刻する可能性もあるのに(つくしちゃんと違ってお姉ちゃんは走れない)見つけるのを付き合ってくれるし、つくしちゃんがお祭りに行きたい!とごねたら、きちんと友達に了承をとって連れて行ってくれる。どんな時も、ちょっと意地悪は言うけど、つくしちゃんを責めたり、恨み言を言ったりしないで、自分がすべき -
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2022年全国読書感想文コンクール低学年の部課題図書
姉妹の物語。足に障害があるお姉ちゃんは、頑張り屋でプライドも高く、自分への厳しさからか、妹にも意地悪なところがあるが、本当は優しい。その辺りの複雑さが、私には美しい表面だけの姉妹の物語ではなく、リアリティを感じさせる気がしました。妹は甘えん坊でお姉ちゃんが大好き。そんな二人の関係が温かく描かれていて良かった。
読書感想文では、どんなに良いお話でもその中に自分が共感できる事を探せるか?が鍵だと思います。課題図書にこだわりすぎず、自分の思いを自分の言葉で表現出来るよう書くのが良いようです。 -
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第68回青少年読書感想文全国コンクールの低学年部の課題図書です。
なんでもできちゃう憧れのかえで姉ちゃんと妹のつくしの短編のお話です。
完璧だと思っていたお姉ちゃんにも、悩みや困りごとがあることを知るつくし。つくしの思いを描きながらもお姉ちゃんの人柄も分かっていきます。
姉妹の読者には共感する箇所があるんじゃないかなと感じました。
お姉ちゃんは足が不自由です。そのことに触れた箇所もいくつかあります。つくしが心配したり、気にかけたりしています。ドッジボールでパスをしてもらえないお姉ちゃんが、家で練習に励んでいる話があります。足が不自由だからこそ、自分にできることを懸命に努力している姿に勇気を