いとうみくのレビュー一覧
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ある雪の降る冬の夜、中学3年生の律希、湊、七海の3人が、祠の前でひとりで震えている4歳の少女に出会い、その時は交番に連れて行って、そのことで警察から感謝状まで受け取ったけれど、半年後のある日、高校生になっていた彼らは、児童虐待のニュースに当時のことを思い出し、不安を感じながら、あの時、少女に何が起きていたのか真実を確かめるため、3人であの時の少女を探し始めるという物語です。
3人が少女を探している中で、ある時、彼らに投げかけられた大人からの言葉、
「他人様の家のことに首突っ込むことないの。面倒なことに巻き込まれたくないでしょ。」、「下手に正義感なんて振りかざして、もし間違ってましたなんてこ -
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私と同じ年代なら、この本のタイトルを見れば絶対にCyndi Lauperの名曲“True Colors”を思い出すだろう。いまこの本を手に取る中学生読者にもそのことを伝えたい。
そもそも私が中学生時代に読書に求めたのは、ひたすら“背伸び”だった。友だちが読んでいた三島由紀夫を手に取り、文庫本で薄いからと読み始めた「午後の曳航」で登場する中学生たちの早熟さにしびれた。さらに日常的な中学生活に満足できない私は三島を読み進め、「金閣寺」は難しそうだからと手にした「仮面の告白」を読み、自分の手の届かない世界の存在を感じたものの、それが自分の身近にあるとまでは考えられなかった。
つまり私にとって三島小 -
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一般書のコーナーにいとうみくさんの本がある!と思って読んだら、なんと天使のにもつの続編!風汰くんにまた会えてうれしい〜
夜間保育園のお話。夜間保育園に利用しているのは、夜勤のある人か夜のお仕事の人というイメージでしたが、超多忙な会社員とかも利用しているのだと知りました。子ども側よりは大人の目線がメインのお話です。この園の先生たちは本当に熱心で、子どもにも親にもとことん向き合っていて、頭が下がりますが先生たちの善意で成り立っている状況には危うさも感じます。この保育人数では先生たちの給与もだいぶ低いのでは…と思ったり。
1つの保育園で背負うには重すぎる。もっと広いところでの支援が必要だと感じました -
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「天使のにもつ」で中学生だった主人公が、保育士になって夜間保育園に勤めるようになって再登場。彼自身が成長しているのを見るのも面白いが、今回の彼は脇役に回ることが多い。彼が中心になる話では、男性保育士に女児のオムツ替えをして欲しくないという親が登場する。まだそういう話があるのかと思う。確かに最近も、教育者による事件が起きているけれど、保育の場に男性がいることが当然だし、メリットがあることについて、まだまだ認識が浅いのだと思う。
他に保育園で働く人や、保育園を利用する親子を描いた4つの短編が入っている。これまで夜間保育園という存在について知らなかった。でも、子どもは親だけでなく社会全体で育てるべき -
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トレンディでドラマになりそうな夜間保育園のおはなし。
どんな環境にある子どもでも保育を受ける権利がある…。
(夜間)保育を必要とする環境というのは親の「都合」によって多様であっても良いのだなというのが気づきだった。
例えば母子家庭でお母さんが看護師さん。どうしても夜勤の対応をしなければ働き口がない。
この場合は世間的にも仕方がないと捉えられることも多そう。
だけど、お母さんの職業がホステスだったり、会社員だけど自己実現のために残業や接待も参加したい。これだときっと世間の風当たりはもっと強い。
実際、いま私が死んだら、夫は自己実現と子育てを天秤にかけ、どちらかを選ぶのだろうと思っていた