いとうみくのレビュー一覧
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一般書のコーナーにいとうみくさんの本がある!と思って読んだら、なんと天使のにもつの続編!風汰くんにまた会えてうれしい〜
夜間保育園のお話。夜間保育園に利用しているのは、夜勤のある人か夜のお仕事の人というイメージでしたが、超多忙な会社員とかも利用しているのだと知りました。子ども側よりは大人の目線がメインのお話です。この園の先生たちは本当に熱心で、子どもにも親にもとことん向き合っていて、頭が下がりますが先生たちの善意で成り立っている状況には危うさも感じます。この保育人数では先生たちの給与もだいぶ低いのでは…と思ったり。
1つの保育園で背負うには重すぎる。もっと広いところでの支援が必要だと感じました -
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「天使のにもつ」で中学生だった主人公が、保育士になって夜間保育園に勤めるようになって再登場。彼自身が成長しているのを見るのも面白いが、今回の彼は脇役に回ることが多い。彼が中心になる話では、男性保育士に女児のオムツ替えをして欲しくないという親が登場する。まだそういう話があるのかと思う。確かに最近も、教育者による事件が起きているけれど、保育の場に男性がいることが当然だし、メリットがあることについて、まだまだ認識が浅いのだと思う。
他に保育園で働く人や、保育園を利用する親子を描いた4つの短編が入っている。これまで夜間保育園という存在について知らなかった。でも、子どもは親だけでなく社会全体で育てるべき -
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ある雪の降る冬の夜、中学3年生の律希、湊、七海は、祠の前で震えている4歳の少女を見つけます。少女はなかなか口を開こうとしませんが、ようやく「ありす」と名乗ります。少女の様子から迷子と思い、三人は彼女を交番に連れて行きます。少女の母親が迎えに来て少女は無事に家に帰されます。
1ヶ月後、三人は事件事故の未然防止に大きく貢献したとして警察署から感謝状を受け取り、その表彰されている映像やインタビューの様子が「お手柄中学生 仲良し三人組!」として報道されるのですが、少女が警察に行くのを拒み、さらに遅い時間に一人でいたことに、彼らは疑問を抱き続けます。
半年後、別々の高校に進学した三人は、あの少女では -
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トレンディでドラマになりそうな夜間保育園のおはなし。
どんな環境にある子どもでも保育を受ける権利がある…。
(夜間)保育を必要とする環境というのは親の「都合」によって多様であっても良いのだなというのが気づきだった。
例えば母子家庭でお母さんが看護師さん。どうしても夜勤の対応をしなければ働き口がない。
この場合は世間的にも仕方がないと捉えられることも多そう。
だけど、お母さんの職業がホステスだったり、会社員だけど自己実現のために残業や接待も参加したい。これだときっと世間の風当たりはもっと強い。
実際、いま私が死んだら、夫は自己実現と子育てを天秤にかけ、どちらかを選ぶのだろうと思っていた