いとうみくのレビュー一覧

  • 蒼天のほし

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    夜に働く親のための夜間保育園のお話。子どもを幸せにするには親も幸せにならないと。誰にも頼れず親子揃って溺れそうな親子、追い詰められる母親、親を求めて泣く子ども…つくづく子どもは親だけでは支えきれないと思う。周りを頼って、周りが支えて、親が幸せになるときっと子どもも幸せになるんだなって。お互い迷惑をかけ合える社会になればもうちょっと生きやすいかもしれない。どうか子どもが健やかに生きることができますように。この本が続編だなんて知らなかったので前作も読みたい。良い本でした。

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    2025年07月04日
  • 天使のにもつ

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    昨年息子が職業体験で保育園に行ったこと、そして私の仕事が保育士なことで感情移入。しおんくんみたいな子、いる。お母さんが大好きで、怒られないように、機嫌を損ねないようにいい子でいる。切ない。

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    2025年06月20日
  • 蒼天のほし

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    『天使のにもつ』続編だが、前作未読でも問題ない。

    四歳の娘を一人家に残し、夜の仕事に出る母親。
    育児に疲れネグレクトをする母親。
    家庭の数だけそれぞれに事情があることは理解出来る。
    それでも読みながら怒りで胸が苦しくなる。

    酷い目に遭いながらも真っ直ぐな愛情を母親に向ける子供達。

    その純真な心に何度も涙が込み上げ、親と子の両方が幸せになれる道はないのか考え続けた。

    本作では救世主となる夜間保育園が登場し救われる。

    だが現実に育児に行き詰まり助けを求めている人は数多く存在するだろう。
    安心出来る居場所の必要性を痛切に感じた。

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    2025年06月19日
  • 真実の口

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    こどもって無力だよな、と改めて感じる。お金も持ってないし、自由になる時間もあまり無いし。
    そんな中で精一杯出来ることを考えた3人の姿は、現実と乖離していなくて、良かった。

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    2025年05月27日
  • チキン!

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    真中さんみたいな子、時々いる。やっぱりたいてい浮いている。
    物語の中の真中さんには拓(たく)がいて良かった。
    時々いる真中さんみたいな子にも、拓みたいな子との出会いがあるといいなあと思う。

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    2025年03月10日
  • あおぞらこども食堂はじまります!

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    ハルさんは、みんなでご飯が食べられる食堂のような居場所を作ることを思いつきました。周りの人たちも食材を寄付してくれたり、調理を手伝ってくれたりと協力してくれます。大人も子どもも、みんなで集まってご飯を食べたりおしゃべりしたりするこども食堂。ワクワクするお話です。

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    2025年01月21日
  • 真実の口

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    やや「不幸てんこ盛り」感はあるものの、中高生が社会問題を考えたり、他人の気持ち(は自分とは違うということ)を理解したりするきっかけになるのではと思う。

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    2024年12月25日
  • あおぞらこども食堂はじまります!

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    1.2年。春見つけに美味しいものをもって公園に行ったハルさん。そこで小さなお友達と出会い、一緒に食べるご飯の良さを感じる。1人でご飯食べている子供達が集まり、さらには周りも協力的に。
    ラジオのある生活や綺麗な季節の味わい方がとても穏やかで、みんなの優しさに嬉しくなれるお話。

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    2024年07月03日
  • 真実の口

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    ネタバレ

    作中の高校生3人は、責任感をもって行動を起こした。素晴らしい勇気と正義感。

    でも、この本を読む子どもたちには、君たちがここまで背負わなくてもいいんだよ、と伝えたい。
    ちょっとでも「あれ?」って思ったことを、投げかけられる大人、近くにいるかな?親じゃなくても、先生じゃなくても、誰でもいいから。大人がすごいわけじゃないけど、大人にしかできないことも、実際にはある。困った時は頼ってほしい。

    そして私も、頼ってもらえるような大人でありたいと思う。傲慢厳禁。

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    2024年06月03日
  • 真実の口

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    なかなかに重たくて、難しい本だな。中高生がこれをやるってダメだと思うし、そこまで責任を負ってはいけないような気もする。自分が彼らの親だったらという目線で読んでしまったから。最後の相談できる大人が信用できないってのがいちばんの問題なんだよね。ありすちゃん、幸せに暮らしてね

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    2024年06月01日
  • 真実の口

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    4歳の女の子を保護した中学生の3人組、警察から感謝状もあり、誇らしくもあった。
    高校生になった頃、あの子が気になり始め、違和感と責任感から少女を探す事に。

    見て見ぬ振りする大人、「責任」は重く、動けない足枷。いろいろな家庭がある事、自分が恵まれてるいる事を知る。

    え?16歳にその話をするのかな?という疑問と
    人の感情、環境を理解するのは経験した者。勉強した者、知識だけあっても理解するのは簡単ではない。16歳で擁護できる程の心を持ち合わせるのか…?

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    2024年05月30日
  • あっちもこっちもこの世はもれなく

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    背が低いと嘆く不公平を、視力が悪い子が感じる不公平を知ることで、自分には当たり前で気づかない持っているものがあり、それを不公平を感じている子もいることが知れる。
    価値観が違うから不公平に感じることも違うし、不公平を感じる部分は誰でも持っている。
    悩んでいることが解決になるわけではないけど、不公平が存在するのは当たり前なんだと思えることで少し気持ちが楽になるかも。
    「不公平は公平にある」は記憶に残りやすい名言でした。
    競馬場、という時点で話の展開がわかるのだけど、背が低い男子の励みになる事例、もっとバラエティほしい(泣)

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    2024年05月02日
  • トリガー

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    最後の最後までほぼ暗い系の話だけど、
    最後は感動…。泣
    親友だから一緒に生きていける。
    「生きているから、生きていくんだよ。」
    のセリフや場面が個人的に好き。また、娘をずっと信じてくれていた母親にも感動。

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    2024年03月07日
  • 朔と新

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    ネタバレ

    事故により視力を失った兄と、兄が視力を失ったのは自分のせいだと感じている弟の話。
    兄がブラインドマラソンをする為、伴走者に陸上経験者の弟を誘った。
    それらの練習をする中での2人の心境の変化やお互いの関係性が描かれている。

    お母さんの様子にちょっと共感できなかったが、お汁粉の場面で少し安堵した。

    最後はその後どうなったのかと余韻を残し終わる。

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    2023年09月16日
  • 朔と新

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    ネタバレ

    誠実な筆致で、一日で一気に読んだ。
    事故で視力を失った兄、そのことに負い目を感じる弟、兄の障害を弟に原因があると感じてしまう母…。
    事故であるからには、個人の誰かのせいではないのだけれど、それはわかっているのだけれど、それでも、そう思わずにはいられない。それぞれが、そのどうしようもない気持ちを抱え、押し殺しつつ苦しんでいる。どこかで開放したいと願いながら。
    これは、その刺さったトゲを、それぞれに抜いていこうとする物語だ。

    走るということは、やはり哲学的なことに通じるのだな、と思う。
    『走ることは、孤独だ。どんなに苦しくても、つらくても、誰かに助けてもらえるものではない。走れなくなったら、その

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    2023年08月14日
  • おしごとのおはなし 看護師 すてきな3K

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    2.3年。親の悪口にもやもや、その後に仕事の姿と患者の声を聞いて誇りに思う、よくある展開ではある。ただ仕事の解説に患者にも医師にも従事することや、いろちろななりかたが丁寧に書かれていて、看護師の働き方をよく理解できるようになっている。

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    2023年06月28日
  • つくしちゃんとおねえちゃん

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    ネタバレ

    けんかとなかよしなときがあるよ
    私も姉妹だから、つくしちゃんみたいにけんかするなー
    気持ちわかります

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    2023年07月24日
  • 朔と新

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    事故により視力を失った兄・朔、負い目を感じている弟・新。朔に対して過干渉、新と折り合いの悪い母。兄弟、家族の話。
    朔の提案により兄弟でブラインドマラソンを始めることになる。

    それぞれが抱いている自分の気持ちと相手への思いを、伝えようとしないから伝わらないし、空回っている感じ。

    家族だからわかりあえるっていうのは幻想
    お互いわかったつもりになる
    家族って、案外一番遠いのかもしれない

    この言葉がチクっと響いた。その通りだと思った。

    児童書は久々だったけれど、読み応えのある作品だった。

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    2023年04月22日
  • キッズ文学館 1ねん1くみの女王さま えんそくラララ

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    1年から。毎回ひめかちゃんにイラッとするけど、今回も!なのに、子どもらしさにもー仕方ないかと思わされる。子どももあるある、わかる〜と大人気のシリーズ。

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    2023年04月03日
  • 朔と新

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    いとうみくさんの作品はいつもヒリヒリする痛みを伴う。

    仙台に向かう高速バスに乗っていた朔と新。
    バスが横転する事故に巻き込まれ兄の朔は視力を失ってしまう。

    本来なら前日に両親と共に帰省していたはずが、弟の新が母親と衝突した事で運命が変わってしまったのだ。

    失明の原因は事故なのに、自分を責めて大好きだった陸上を止めてしまった新の思い、そして母親の容赦ない言葉に胸が苦しくなる。

    ブラインドマラソンに挑戦する事で朔と新、それぞれに光が見えて来た事に救われる。

    一本のロープを握り共に走る朔と新の姿を想像して涙が溢れた。

    良作。

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    2023年02月15日