美樹本晴彦のレビュー一覧

  • 機動戦士Vガンダム5 エンジェル・ハィロゥ

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    Vガンダム最終巻。「あなたを殺すことなんてしたくなかった!抱かれたかったのに!」という言葉を、ウッソくんが吐いているあたりが小説的。クロノクルとの関係でエロいカテジナさんが見られるのも良き。出番が少なく、ウッソくんに相対するといきなり怖い女になっているのがなんともだが……。エピローグは小説版ならではの詳細さが欲しかったところ。全体の感想として、色々とブッとんでいるのはアニメ同様、自分はそこが好きなので楽しめた。

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    2021年09月03日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)

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    正義とは何なのか、ガンダムはいつも両方の側面から鋭い指摘がある。 映画見逃したので、原作を楽しんでからビデオ観ます^_^

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    2021年08月08日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)

    ネタバレ 購入済み

    映画見てきました。

    中学時代に近所の図書館に稀にしか借りられず、読み漁っていたガンダム小説。この閃光のハサウェイだけはなかなか見つからず、読まずにいました。その後、悲しい結末であることを知り、キャラやモビルスーツを知りながらも読むのを避けてきていました。映画化されると聞き、先週見に行って、読んでみました。やはり、小説を読んで映画のあの場面の言動の意味はこういうことなのかとわかる楽しみを思い出した。例えばハサウェイのホテルを後にした後の「夕方の便にしようかな」の言葉、映画では何気ない一言、ただ意味のある一言だあることなど、奥深さは小説読んで初めてわかるところ。また来週2回目見に行こうかな。久しぶりに楽しめたガンダム

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    2021年06月22日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)

    購入済み

    劇場版第1作試聴後に

    読み直しました。


    改めて思う。
    30年前にこの作品を世に出せるということが
    どれだけすごいことなのか、恐ろしく感じました。

    同時の、劇場版の結末がより一層楽しみになりました。

    #泣ける #ダーク #感動する

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    2021年06月13日
  • 機動戦士ガンダム III

    購入済み

    読めてよかった。

    小説版を読むことが出来嬉しい限りです。
    昭和の終わり頃、少ない給料の中
    ビデオ(死語?)を全巻買ってしまう程
    でした。

    #ハッピー

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    2021年06月11日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)

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    本書を読んだことがなくとも、ガンダムファンであれば知っているであろう衝撃の結末。
    下巻は全編を通してエキサイトメントに溢れているが、やはり結末が脳裏にこびりついてしまう。
    これをそのまま映画にするのかよ!?という問の答えを知るにはまだ幾ばくかの時間が必要となるが、映画がどうあれこの小説版を忘れることはないだろう。

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    2021年06月09日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)

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    ネタバレ

    最終巻のテーマは友情。上巻のテロリズムと移民、中巻の恋愛と比べれば随分地味な気がしないでもないが、本書で描かれたハサウェイとケネスの素晴らしい読後感だった。

    “「いや、マフティーがはっきりとした戦いの目標をかかげても、そんなに人を殺していれば、いつかはマフティーが生贄になるなって、そう思って……」”
    (富野由悠季『機動戦士ガンダム――閃光のハサウェイ(上)』角川書店〈角川スニーカー文庫〉、1989年2月28日初版発行、206頁より引用。)

    と上巻でケネスに対して正直に語ったハサウェイは、早くもその運命を辿ることになる。しかし、その死には卑屈さも惨めさもない。多くの人々に敬意を抱かれながら、

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    2020年06月26日
  • 新ロードス島戦記6 終末の邪教(下)

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    壮大な物語の三部。一応の完結かな。
    様々な試練、苦難に陶冶されるスパークとニース、またいろんな二人が出てくる。
    大切に思える人、大切にしたいなと思ったお話だった。

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    2018年06月07日
  • 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン

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    ネタバレ

    劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」とは同じ舞台をテーマにした、別の作品。

    作者である富野由悠季氏は、「あとがき」の冒頭で「映画を本編とすれば、本書は、モチーフ小説と位置づけられるもので、本来、発表されるべき性質のものではないでしょう。」と言い切っている。

    最初に「あとがき」から読んだので、作者の意図することや彼の伝えたかったこと、試したかったこと、映画ではできないことをしたいこと、が何だったのかわかった上で読むことができた。

    劇場版を観た上でお読みになる方には、是非「あとがき」から読んでいただきたい。

    この作品でアムロとシャアの織りなす、宇宙世紀の物語は終わる。
    そのことを改めて

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    2013年01月28日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)

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    10代で読んで、30代で読み返し、改めて心に残った。

    友情、愛情、理想、現実。

    報われない話だが、ハサウェイ、ケネス、ギギ、ブライト、思い思いの立場、理想、の交差に改めて胸に来るものがあった。

    「これまで、僕に関係してくれて、僕に豊かな人生を提供してくれた人びとすべてに、心から感謝する。」

    久しぶりに読み返して、本当によかった。

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    2013年01月09日
  • 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン

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    Life「動員と革命〜10万人で何をしようか」に投稿した「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の参考資料は、映画・劇場版ではなく、この小説版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア - ベルトーチカチ・ルドレン」です。

    初見の際あまり感じませんでしたが、「革命」への糾弾、そして「近代の徹底・近代の超越」論的に対する思いを、Lifeへの投稿です。


    あとがきに作者(富野由悠季)かいてる「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の【原作】ではなく【モチーフ】と書いておりており、サブタイトル(?)あるベルトーチカは映画では出てません、
    無論、映画も見ましたが、引用の台詞の書き起しも小説版です。(小説と映画に台詞の比

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    2012年08月28日
  • 新ロードス島戦記1 闇の森の魔獣 新装版

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    ネタバレ

    マーモ公国の公王となったスパーク。風の部族と炎の部族との対立に頭を悩ませるスパーク。風の部族の騎士アファッド、ウッディンの反乱。単身乗り込み説得するスパーク。妖魔の銀の鉱脈を求めての捜索。ダークエルフの兄弟との出会い。闇の森から現れる魔獣たちに対抗するためアラニアの森に住む魔獣使いエレーナの説得にあたるスパーク。セシルの同行。マーモの人間と自分の笑顔のために同行を承諾するエレーナ。エレーナの活躍により徐々に成果を上げる魔獣狩り。ヒュドラとの戦い。マーモ皇帝ベルドの遺児レイエスを皇帝としてマーモ帝国を復活させようとするヴェイル。

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    2012年07月18日
  • 新ロードス島戦記 序章 炎を継ぐ者 新装版

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    ネタバレ

    『炎を継ぐ者』
    炎の部族ダレスの死後、族長となったナルディア。邪教と手を組んだことで窮地に陥っていた炎の部族。邪教の神官戦士団を追放することを決めたナルディア。ナルディアの従兄弟スパークを誘拐した神官エズード。砂走りの巣に馬に乗せられ放たれたスパークの救出。

    『魔獣の森』
    ナダールの村へ説得に向かった帰り道に森に迷い込んだセシル。森で出会った魔獣を支配する謎の少女エレーナとの出会い。魔獣を操る術を会得した導師グージェルミンの娘エレーナ。グージェルミンの弟子ランディス。マーモのために魔獣を支配しようとするランディス。解放された魔獣。

    『暗黒の島の領主』
    太守シャダムが留守中に発見されたウィン

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    2012年07月13日
  • 機動戦士Zガンダム 第五部 戻るべき処

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    ネタバレ

    アニメは小学校の頃に見たし、劇場版も見ていたから知っていたけど、ラストシーンに近づくにすれてバッタバッタと登場人物が死んでいく。
    でも、ラストはアニメ版とも劇場版とも異なっていた。

    富野由悠季がガンダムで伝えたいことって何なのだろう?
    根底としてあるのは、いつでも人種差別問題。アースノイドとスペースノイド。母なる星に住むアースノイドは、宇宙へ暮らすスペースノイドを見下す傾向にあり、その反発が戦争に変わる。戦争を起こす両者に正義があり、そして協調がない大人たちは両者が互いに敵となる。
    それと、その戦争に巻き込まれる少年。その少年は少年であるがために、純粋な子供気持ちがあり、また大人たちに現実を

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    2012年03月21日
  • 機動戦士ガンダムZZ 第二部 ニュータイプ

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    アニメ、機動戦士ガンダムZZ のノベライズ作品。

    アニメ版との一番の違いは何と言ってのアムロ・レイとの絡みだろうと思う。
    しかし一番私が嬉しかったのは、本作のほうがジュドーがプルがなくなったことを悲しんでいるように感じられたことだった。

    今作を読んだ後に『サイレント・ヴォイス』を聴き直してみて欲しい。
    心に来るものがあると思う。

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    2011年08月29日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)

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    普通の小説の感覚で読もうとしたら、軍事的な言葉やガンダム用語に戸惑いました。
    「ベースジャバーって何?」とか「エプロンって?」とか。
    難しい単語も多く、何度も辞書で調べたことか・・・。

    ただ、この作品を読んだことで、他の作品でのシャアやブライトさんの考えにすんなり納得できました。
    たとえやり方が極端だとしても筋が通っているというか、そんな感じがします。

    実はまだ映画版、小説版ともに『逆襲のシャア』は未見なので、どちらとも観たり読んだりしたあとで再読したいです。

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    2011年07月21日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)

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    ネタバレ

    このレビューに辿り着くということは、貴方はよほど熱心なガンダムファンか、あるいは熱心な富野信者でしょうか。
    であるなら、本作のストーリー・面白さ・悲劇性・あるいは富野成分の濃さ(笑)については、今更解説する必要はありませんね。

    本当に、誰も救われない話です。登場人物がその無慈悲な運命に翻弄され蹂躙されるような話は、私の好みですが、この「閃光のハサウェイ」はかなりキツい。下巻にてハサウェイが捕縛されてから処刑執行までの展開には、辛くなって何度も本を閉じてしまいました(結局また開いてしまいますが)。

    ハサウェイが辿る人生の軌跡は、かつてのシャア・アズナブルを彷彿とさせます。恵まれたニュータイプ

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    2011年05月23日
  • 機動戦士Zガンダム 第五部 戻るべき処

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    文学的に傑作
    ・Zガンダムの全五巻はアニメファンにとって違和感なく受け入れられる作品に仕上がっています。

    ・ガンダムの小説作品の中で最も、思想的背景を深く描いていながら、すんなりと読めてしまう
     文学的にも思想哲学的にも高度な作品であると思います。

    ・人の可能性と人の今までの限界、戦争と平和。人と組織。人と宇宙。
     示唆に富みながら、楽しめる傑作です。

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    2010年07月03日
  • 機動戦士ガンダムF91 クロスボーン・バンガード(下)

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    宇宙世紀の正当なる続編
    ・宇宙世紀を描いた初代ガンダムや、それに続くZやZZなど
    宇宙世紀の他作との矛盾もなく自然に読むことができます。

    ・ガンダム小説の中で、もっとも組織と人のあり方を上手く描けている大きな作品。

    ・躍動する命や人と組織のあり方、人と地球、宇宙のつながりなど思慮に富んだ作品だと思われます。

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    2010年07月03日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)

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    個人的にはかなり好きな部類の本なんですが、一般受けはしないだろうなという感じの内容です。
    ちょっと話が重いので、好き嫌いが分かれてしまうと思います。

    特にラストがかなりきついので、誰も救われずに終わるという話は読んでいても辛いものがあります。
    こんな腐った組織はつぶれてしまえばいいという考え方もわからなくはないです。

    でも、紆余曲折があったとはいえハサウェイがシャアと同じ結論に至るというのは皮肉なものがありますね。

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    2010年06月16日